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【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジは最後の第7弾

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【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジは最後の第7弾

始まりがあれば終わりがある。
それは自然の摂理であり、避けられない運命でもある。

永遠に続くと思われたこともいつかは終わりを迎える。
個人的にご当地ラーメンチャレンジはそんな存在である。

 

2年以上続いた企画の最後を飾るのは、名作映画「北の国から」の監督やキャストも愛するは北海道の名店『富良野とみ川』。

今回は「【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジは最後の第7弾」と題し、東京ラーメンストリートで開催中のご当地ラーメンチャレンジ第7弾のラーメンについてまとめていこうと思う。

「ご当地ラーメンチャレンジ」フィナーレの第7弾は北海道「富良野とみ川」

2021年7月15日(木)~ 2023年8月31日(木)(予定)という過去最長期間で開催中の「ご当地ラーメンチャレンジ」。

第7弾がファイナルということで、お店の紹介の前に少し振り返らせていただきたい。

実は当サイトは開催時点決定からこの企画を追いかけており、すべてのお店の試食もさせていただいた。

 

過去の店舗は別途記事にまとめているので、良かったら見てみてほしい。

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フィナーレの第7弾のスタートにあたり、東京ステーション開発株式会社の常務取締役である佐々木義衛氏は、コロナ禍真っただ中の2021年からの開催に不安を感じていたとのこと。

しかしなかなか旅行にも行けない状況にあって東京駅で全国の名店を気軽に楽しめることに意義があると信じ、「今に至るまで多くのお客様にお楽しみいただくことができた企画だと思っております。」とコメント。

立ち上げ時点から追いかけていた私も、なんだか勝手に感慨深い思いに浸っていた。

 

そして第7弾は知る人ぞ知る名店、北海道の「富良野とみ川」

出店期間は2023年4月27日(木)~2023年8月31日(木)の予定となっている。

なんと店舗までの交通手段は、車の他に、最寄り駅の前から出ているバスを利用するのみ。

にも関わらず常にお店は満員という、知る人ぞ知る名店である。
そして富良野と言えば私を含め、一定以上の年齢の人にはピンと来るのが「北の国から」。

 

1997年創業の富良野とみ川は地元の人々はもちろん、倉本聰監督や田中邦衛さんなど、北の国からの関係者にも長く愛され続ける地産地消のラーメン店である。

「富良野とみ川」店主の富川さんは、中でも非常に珍しいという石臼で挽いた原麦から小麦の麺が一番のポイントとおっしゃっていた。

「富良野とみ川」店主の富川氏

石臼挽き中華そばを実際に食べた感想

そんなわけで「富良野とみ川」のメインとも言える石臼挽き中華そばをいただいた。

麺に使われる小麦は100%北海道産で、今までに輸入小麦を使ったことは一度も無いそうで。

小麦はあえて粗目に挽いており、ツルツルというよりはシコシコした食感になっている。

実際いただいてみると、本当に麺だけで旨味がしっかりしていて美味しい。
褒め言葉になるかわからないが、石臼挽きのためか上質な日本蕎麦のような印象を受けた。

そして衝撃だったのはスープ。

驚くほどに透明で澄んだスープは、鶏ベースと煮干し出汁の2本立てを使うこだわりっぷり。

化学調味料を使わず、北海道産の素材を中心に作られたスープは非常に優しいながらも奥行きのある味わいで、どこかさわやかさを感じる。

店主の富川さんが「食べながら水を飲む必要が無い」旨の話をされていたが、確かにラーメンを食べながらあんなに水を飲まなかったのは初めてだった。

 

そしてチャーシューにもこだわっており、豚の腕肉を使った煮豚仕立てと三枚肉を使った桜燻製、そして鶏むね肉を低温調理した肉のコンフィという3種類が用意されている。

それぞれに個性があり、みんな違ってみんな良い。

まとめ

いかがだっただろうか。

ご当地ラーメンチャレンジ最後となる第7弾のラーメンについてまとめてきた。

最後を飾るにふさわしい、麺そのものも素晴らしさを感じられるラーメンだったように思う。

 

ちなみにご当地ラーメンチャレンジ終了後については現時点で確定はしていないが、新しい施策を検討中とのことだった。

2年以上続いた企画のフィナーレを飾る「富良野とみ川」。

キミもぜひ一度お試しあれ。

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