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【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジ第6弾はあの名店!

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【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジ第6弾はあの名店!

函館のご当地ラーメンである塩ラーメン。
そんな函館ラーメンを代表する名店の味を東京駅で気軽に楽しむことができる。

ご当地ラーメンチャレンジ第6弾は人気・知名度ともに函館ラーメンを代表する老舗「函館麺厨房あじさい」。

 

今回は「【実食レポ】ご当地ラーメンチャレンジ第6弾はあの名店!」と題し、東京ラーメンストリートで開催中のご当地ラーメンチャレンジ第6弾のラーメンについてまとめていこうと思う。

「ご当地ラーメンチャレンジ」第6弾は東京初出店となる「函館麺厨房あじさい」

2021年7月15日(木)~ 2023年8月31日(木)(予定)という過去最長期間で開催中の「ご当地ラーメンチャレンジ」。

第6弾は、創業90年以上の歴史を誇る老舗有名店「函館麺厨房あじさい」

函館麺厨房あじさい

出店の期間は2023年1月24日(火)~2023年4月19日(水)(予定)となっている。

北海道と言えば札幌の味噌ラーメン、旭川の醤油ラーメンなど、有名なご当地ラーメンが数多く存在する。

そして函館のご当地ラーメンは塩ラーメン。
個人的には北海道と言うと味噌ラーメンのイメージがあるが、実は函館にラーメンが伝わったのは日本でも1、2を争う速度だったそうで。

 

そんな函館ラーメンの歴史と伝統を守り続けながらも、さらなる味の進化に挑戦し続ける創業90年以上の老舗「函館麺厨房あじさい」。

ご当地ラーメンチャレンジへの出店にあたって『函館麺厨房あじさい』店主 東 秀一氏は、まさしく伝統を守りながらの味の進化についてお話しされていた。

『函館麺厨房あじさい』店主 東 秀一氏

『函館麺厨房あじさい』店主 東 秀一氏

先日64歳の誕生日を迎えたばかりという3代目店主の東氏は誕生日を契機に世代交代を決意されたそうで、今回の東京出店には自ら陣頭指揮をとりながらも後進の育成に注力するとのこと。

東氏自身が先代、先々代から言われ続けてきた最高の「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」を提供するというマインド、そして「すべてのお客様に同じクオリティの一杯を」の想いを自ら表現し、歴史と伝統を次世代にも継承していく。

 

進化への挑戦については、東氏が店主になってストレート麵からウェーブのかかった麵に進化させたとのこと。

ただできる限り伸ばしながら茹でており、見た目はストレート麵に近いがウェーブがあることでよりスープが絡むようになっている。

そんな進化がいつか次世代でも生まれるのかもしれない。

あっさり特製塩ラーメンを食べた感想

そんな函館麺厨房あじさいを代表する一杯、あっさり特製塩ラーメンをいただいた。

あっさり特製塩ラーメン

まずは北海道南産の昆布やホタテ、氷下魚などの各種海産物に豚骨、鶏ガラなどをじっくり煮込んだというスープを。

とにもかくにも透明感に驚いたが、飲んでみるとあっさりとしながらもコク深さを感じる味わいになっている。

そして個人的に新鮮だったのは味玉。

パッと見味玉に見えないが、味玉である。
というのも一般的な味玉は醬油ベースだが、こちらは塩で味付けをしてあえて色を付けていないとのこと。

ほんのりと塩を感じ、スープ全体にもよくなじんでいるように思う。

 

そして前述した麺は確かにストレートに見えながらも少しウェーブがかっており、程よくスープが絡んであっさりいただける。

しかしあじさいには別の名物として蝦夷ラー油蝦夷油胡椒がある。

蝦夷ラー油と蝦夷油胡椒

どんな調味料なのかも詳しく書かれている。

せっかくなので味変のためにもまずはラー油を。

最初口にした時は程よい辛みと思ったが、後から後からじわじわ辛くなってくる。
しかし塩がやさしく受け止めてくれるので、よりラーメンが進んでいく。

そして油胡椒も試してみた。

こちらも刺激的な胡椒の味わいだが、個人的にはラー油よりもこちらが好みである。

やはりラーメンと言えば、胡椒じゃないだろうか。

東京駅限定メニュー ぶり節みその燻製チャーシュー麺を食べた感想

そしてこの日はお店のご厚意で、東京駅限定メニューであるぶり節みその燻製チャーシュー麺もいただいた。

ぶり節みその燻製チャーシュー麺

正直あまり意識していなかったが、ボリュームに衝撃を受けた。
「チャーシュー麺」なので当たり前かもしれないが、大ぶりのチャーシューが4枚も載っている。

このメニューは近年函館で水揚げが増加しているぶりを消費するため、有志の方々と試行錯誤の末に開発されたブリパウダーが使われている。

味噌ベースのスープにブリの旨味が重なり濃厚な味わいである。

そしてチャーシューは燻製されており、スモーキーな感じが濃厚な味噌と実にマッチしている。

麺への絡みも上々で、塩ラーメンとはまったく違った濃厚さが楽しめる。

さらに味噌とチャーシューに隠れがちだが実はその下にはたっぷりの野菜が潜んでおり、ボリューム満点の一杯になっている。

 

そしてこれまたご厚意で、「道産いくら丼」として提供されるメニューのいくらとご飯だけを特別に贅沢にいただいた。

いくらは生のものを仕入れており、前日にお店で味付けをしているとのこと。

道産いくら丼

鮮度の良さをふんだんに感じるプチプチ感と、個人的には醤油の味付けがドンピシャでご飯が止まらなかった。

実際の製品はきっともっと美味しいと思う。

まとめ

いかがだっただろうか。

ご当地ラーメンチャレンジ第6弾のラーメンについて下記のことをまとめてきた。

 

・ご当地ラーメンチャレンジは2023年8月31日まで開催予定
・函館ラーメンを代表する老舗「函館麺厨房あじさい」
・あっさりスープとビックリ味玉の塩ラーメンは必食
・ボリューム派ならぶり節みその燻製チャーシュー麺がオススメ

 

改めてお伝えするが、函館麺厨房あじさいの出店期間の予定は~2023年4月19日(水)まで。

100年近く愛され続ける函館ラーメンをぜひ堪能してみてほしい。

 

■過去の店舗

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