キミはほろよいを飲んだことがあるだろうか?
どのくらいの種類があるのか知っているだろうか?
私自身そこそこ歴史も種類もあるとは思っていたが、まさか発売から15年目、しかも新しいフレーバーで100番目とは思っていなかった。
そんなほろよいの100番目となるフレーバーは、その名もジャスミンライチ。
今回は「【先行試飲】100番目のほろよいジャスミンライチはどんなの?」と題し、15年目を迎えるほろよいの歴史と100番目のフレーバーであるジャスミンライチについてまとめていこうと思う。
15年目に突入するほろよいの歴史。人気・不人気フレーバーは?
ほろよいの歴史が始まったのは2009年3月7日。
「やさしい甘みで心地よくなごめる、Alc.3%のくつろぎチューハイ」として、レモンとうめの2種類のフレーバーが発売された。
今でこそ100フレーバー目に突入するが、やはり最初は無難というかなんというか、飲み慣れた味わいのフレーバーだった。
ほろよいが登場した背景にはサントリーの「若者たちに”お酒への入り口を開きたい”」という想いがあり、その上で時代に合わせた新価値提案のために開発がスタートした。
当初はアルコールの入門用として安心して飲めるお酒を目指していたが、認知が拡大するにつれてお酒が飲める人のひとやすみ需要も高まっていったとか。
今で言うところの「低アルコール飲料」の走りと言えるのかもしれない。
人気が高まるにつれてフレーバーの展開はどんどん多彩になり、果実系はもちろん季節感のあるもの、飲料モチーフなど、顧客にとって嬉しい味を探求するために自由な発想で様々なほろよいフレーバーが登場。
2023年2月時点でなんと通年販売フレーバーは16種類、それ以外にも限定販売品や季節デザイン缶など、見ているだけで楽しくなってくる。
それもそのはず、ほろよいの開発で大事にしているのはワクワク感、そして安心感。
多くの人にとって、親しみやすく安心できながらもワクワクする提案を心掛けているとのこと。
とはいえ当然うまくいくことばかりではなく、人気を博したフレーバーがある一方で、人気が出ずに伸び悩んだフレーバーもやはり存在する。
人気フレーバーの代表格は「白いサワー」「冷やしパイン」。
懐かしさや楽しさがあり、誰もが飲みたくなる味わいが人気になった。
一方伸び悩んだのは「麦とレモネード」「冬のジンジャー」。
個人的にはこれはこれで美味しそうだと思ったが、「味の想像がしにくい」「ワクワクしない」などの理由で伸び悩んだらしい。
100番目のフレーバージャスミンライチを実際に飲んだ感想
そんなほろよいも、発売15年目で100種類目のフレーバーに到達する。
記念すべき100番目のフレーバーはジャスミンライチ。
2023年2月7日発売予定の実際の商品はこちら。
なんというか「100番目!」感は特に無い。
もう少しアピールしても良かった気がするが、そういう方向でデザインが凝ってると構えてしまう人もいるのかもしれない。
味わいもそこまでお祭り感は無いような。まあ、お祭り感があるフレーバーが何なのかと言われると困るが…
ジャスミンライチでキーワードになっているのは「甘さひかえめ」と「くつろぎ感」。
チューハイと言うと甘いものも多いイメージだが、ジャスミンライチは甘すぎなくて飲みやすい低フレーバーとして新たな選択肢を提供するべく誕生した。
デザインは凝りながらもひかえめで、落ち着いた雰囲気も良いと思う。
そんなジャスミンライチを実際に飲んでみた。
グラスに注ぐとこんな感じ。
ほのかな炭酸の感じとジャスミンティーを思わせる黄金色。
何ともやさしい色合いである。
実際飲んでみてもやさしい。
炭酸は抑えめでジャスミンの味わいと香りが口の中に広がり、後味にほんのりライチの甘みが広がる。
確かに甘さひかえめで、くつろげるようなほろよいになっているように感じた。
これならランチタイムとかに飲んでも酔い過ぎることなく、気持ちの良い時間を過ごせるのかもしれない。
そんなことを思わせるフレーバーである。
まとめ
いかがだっただろうか。
100番目のほろよいとなるジャスミンライチについてまとめてきた。
派手さは無いものの甘さひかえめでくつろげる味わいは100番目という区切りにふさわしく、ある意味新しい時代や価値観を映しているのかもしれない。
…というのは言い過ぎかもしれないが。
とはいえほろよいだけでなく、チューハイなどがイコール甘いものというイメージがキミにあるならば、一度ジャスミンライチを飲んでみることをオススメする。