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恵比寿麦酒祭り2019潜入レポートとフードやドリンクの感想まとめ

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恵比寿麦酒祭り2019潜入レポートとフードやドリンクの感想まとめ

ビールはヱビス派と言い続けてしばらく。
ようやく念願とも言える取材が舞い込んできた。

それは、ヱビスビールを存分に堪能できる「恵比寿麦酒祭り」。

 

開催初日に会場の雰囲気やヱビスビールを堪能しただけでなく、今回はサッポロの方から色々お話を伺うこともできた。

今回は「恵比寿麦酒祭り2019潜入レポートとフードやドリンクの感想まとめ」と題し、恵比寿麦酒祭りについてまとめていこうと思う。

11回目を迎える「恵比寿麦酒祭り」とは?

恵比寿麦酒祭りは、サッポログループが恵比寿ガーデンプレイスで開催する毎年恒例のお祭り。
2019年は11回目とのこと。

 

2019年は宵祭りと本祭りに分かれており、開催期間は下記の通り。

宵祭り=9月13日(金)~19日(木)
本祭り=9月20日(金)~23日(月)

 

宵祭りはいわばプレオープンの期間なので、メイン会場である恵比寿ビヤホールのみのオープンとなっている。

会場のマップは下記の通り。

会場は下記6つのエリアに分かれている。

・恵比寿ビヤホール (センター広場)
・ヱビスビール記念館 (ヱビスビール記念館)
・フードコート (時計広場)
・HOPPIN’ GARAGE (サッポロ広場)
・あそびとまなびのレモンパーク (サッポログループ本社棟 1F)
・YEBISU マルシェ (シャトー広場)

 

HOPPIN’ GARAGEの会場であるサッポロ広場の芝生エリアは普段は開放されていないらしいので、なかなかレアな体験ができるかもしれない。

ヱビスビール記念館は通常通りの営業だが、期間中は通常のヱビスツアーの内容と少し異なり、館長・学芸員が恵比寿ガーデンプレイス内を案内する「館長・学芸員と巡るヱビスヒストリーツアー」も開催される。

合わせてテイスティングサロンでは、限定樽生「ヱビス with ジョエル・ロブション フレンチピルス」も販売されるそうだ。

 

日本初のビヤホール開業から2019年で120周年

ちなみに、もはや日本の文化として定着している感のあるビヤホールだが、日本で初めてビヤホールをオープンしたのはサッポロビールの前身、日本麦酒醸造会社である。
さかのぼること120年。

1899年8月4日に、現在は天ぷらの天國(てんくに)というお店がある場所に、日本初の恵比寿ビヤホールがオープンした。
恵比寿麦酒祭りの会場に、そんな歴史を振り返ることができるパネルもあるので、事前に見ておくとより美味しく感じられるかもしれない。

ちなみに当時のビールは、1瓶約3,000円だったそうだ。
現代に生まれて本当に良かったと思う。

そして、私は知らなかったがビヤホールというのは和製英語らしい。
ビヤルームやビヤバーなどのアイディアが出た後、一度ビヤサルーンという名称に落ち着きかけたが、最終的にビヤホールになったとか。

 

サッポロにとってはここ数年メモリアル続きだそうで、昨年は恵比寿麦酒祭りが記念すべき10回目の開催。
2019年は恵比寿ビヤホール誕生から120年。

そして2020年は、ヱビスビール誕生から130年とのこと。
改めて、歴史の深さを感じてしまう。

 

「恵比寿麦酒祭り」の宵祭り初日を取材

そんな恵比寿麦酒祭りの宵祭り初日に取材をさせていただいた。
今回の取材にあたり、ご案内をしてくださったのはサッポロホールディングス株式会社の福嶋さんと齋藤さん。

16時から17時の間で取材をさせていただいたが、会場はこの賑わい。

恵比寿ビヤホールのシステムは、基本セルフ。
まず最初はチケット販売カウンターでチケットを購入して、チケットと商品を引き換える。

お店の中に入った後には、オクトーバーフェスト的なコスチュームの「ラウンドスタッフ」がいるのでそのスタッフに注文し、チケットを受け取った後に商品を自分で取りに行くシステムになっている。

あとは、お子さん連れやお体が不自由な方向けの優先席も用意されているらしく、非常にホスピタリティ豊かな印象を受けた。

 

「恵比寿麦酒祭り」で飲める各種ヱビスビールやドリンク

恵比寿麦酒祭りで飲めるヱビスビールは下記の通り。

・ヱビスビール 550円
・ヱビス プレミアムブラック 550円
・ヱビス&ヱビス(ハーフ&ハーフ) 550円
・琥珀ヱビス 600円
・ヱビスマイスター 650円
・ヱビス プレミアムエール 600円
・ヱビス with ジョエル・ロブション フレンチピルス 650円

 

画像で全種類かと思ったが、ハーフ&ハーフが無かった。
しかしこういうのを用意していただけるのも取材ならでは。

なんとも、壮観である。

 

ビール好きにとってはたまらないが、キミがビールを飲めなくても安心してほしい。
ワインやサワーなどが別に用意されており、もちろんアルコールを飲めない人のためにソフトドリンクも用意されている。

アルコールの合間の和らぎ水としても良いかもしれない。

 

またこれ以外に、本祭りの期間にはビール好きの空想から生まれたという「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」の3種類のビール等を堪能できる。

・もぐもぐして探検するハニー
・婚姻のグレジュビール
・佐世保スイングエール

HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)のサイトより引用

イベントでは会場限定の樽生が飲めるので、こちらも要注目である。

 

「恵比寿麦酒祭り」で食べられるフード

次はフードについて。
メイン会場の恵比寿ビヤホールで食べられるフードは下記の通り。

何ともバリエーション豊かながら、「ビヤホール」という感じのフードである。
しかし、フードはこれだけではない。

 

本祭りの期間には「俺のBakery&Café 恵比寿」や「味の牛たん喜助」など、恵比寿ガーデンプレイスの飲食店5店がキッチンカーで出店する。
それぞれ人気のお店だし、ヱビスビールにも合うこと請け合いなので試してみてほしい。

それ以外にもシャトー広場で開催されるYEBISU マルシェでは、新鮮な野菜や果物のほか、ビールに合うおつまみも販売される。
通常は日曜開催だが、恵比寿麦酒祭り期間中は21日、22日、23日と3日間開催される。

 

恵比寿ビヤホールなど、お店の中への持ち込みはNGだが、途中にあるベンチなどでキッチンカーやマルシェで購入したフードの飲食はOKなので、様々な楽しみ方もできるはず。

 

恵比寿麦酒祭りでいただいたヱビスビールとフードの感想

この日はオススメのフードを5点ご用意いただき、7種類のヱビスビールから3種類をいただいた。

 

恵比寿麦酒祭りのフード1:塩えんどう豆 300円

こちらはなつかしの復刻メニュー。
明治時代にビヤホールがオープンした当時の人気メニューだったそうだ。

枝豆ではなく、えんどう豆。

 

しかしほんのり塩味が効いていて、ビールには合う。
安くて量も多いので、意外と重宝するかもしれない。

 

恵比寿麦酒祭りのフード2:冷やしおでん 600円

こちらも同じく復刻メニュー。
画像では全然わからないだろうが、本当に冷えている。

冷房も無かった当時、せめて食べ物や飲み物で涼を得ようとしたのかもしれない。

 

確かに冷たいが、普通に美味しいおでんだった。
この日はあいにくの天気だったが、暑かったらより美味しいかもしれない。

 

恵比寿麦酒祭りのフード3:からし蓮根 600円

こちらは復興支援メニュー。
熊本名物のからし蓮根である。

名前は知っていながらも、実は初めて食べた。

 

からしはこんもり入っているが、見た目ほど辛さはキツくない。
からしがよりビールを美味しくしてくれる。

 

恵比寿麦酒祭りのフード4:金華サバの〆サバ 600円

こちらも復興支援メニュー。
宮城名産の金華サバを使った〆サバである。

生臭さも少なく、ビールにもちゃんと合う。

サバは健康食品として非常に注目を集めているので、ビヤホールにいながらも多少は健康に気を遣うことができる。

 

恵比寿麦酒祭りのフード5:恵比寿プレート 1,900円

色々あったが、やっぱり男子ならこれじゃないかと。
この色味の乏しい感じ、大好物である。

唐揚げ、ガーリックトースト、ウインナー、白身のフライ、フライドポテト。
これぞビヤホールという感じもする。

 

味や、ヱビスビールとの相性は言うまでもない。

 

恵比寿麦酒祭りのヱビスビール1:ヱビス with ジョエル・ロブション フレンチピルス

お次はビールを。
この日は3杯いただいたが、1杯目はヱビス with ジョエル・ロブション フレンチピルスという、限定の樽生ビール。

ちなみにこちらは2019年11月26日から、全国で缶ビールが販売される。

ジョエル・ロブションと言えばフレンチの巨匠として有名だが、残念ながら2018年8月6日に亡くなった。
そんなジョエル・ロブションが生前最後に監修したビールとのこと。

飲んでみると、香りの豊かさ、華やかさに驚いた。

 

こちらの麦芽はシャンパンで有名なフランスはシャンパーニュ地方の単色麦芽を使っており、また白葡萄のような香りのホップ「ネルソン・ソーヴィン」と柑橘のような香りのホップ「シトラ」を使用しているそうで、非常にフルーティーに仕上がっている。

女子ウケが良さそうなので、キミも女子と一緒に行くなら勧めてあげると良いかもしれない。

 

恵比寿麦酒祭りのヱビスビール2:琥珀ヱビス

琥珀を飲むと、秋が来たなーと思う。
スタンダードなヱビスも好きだが、個人的にはヱビスの中で琥珀ヱビスが一番好きだ。

お店によっては通年飲めるが、基本的には秋~冬ぐらいでしか飲めないスペシャル感もたまらない。
普通のヱビスとは違った香ばしさのようなものが、私をとらえて離さない。

 

恵比寿麦酒祭りのヱビスビール3:ヱビス プレミアムエール

こちらも限定樽生。
プレミアムエール自体は、すでに缶で通年は販売されている。

サッポロ ヱビス プレミアムエール

 

ただでさえ他のビールに比べると濃いヱビスだが、プレミアムエールはより一層濃厚。

余韻も強く残り、味わいを深く感じることができる。

 

まとめ

いかがだっただろうか。
恵比寿麦酒祭りについて、下記のことをまとめてきた。

 

・11回目を迎える「恵比寿麦酒祭り」とは?
・日本初のビヤホール開業から2019年で120周年
・「恵比寿麦酒祭り」の宵祭り初日を取材
・「恵比寿麦酒祭り」で飲める各種ヱビスビールやドリンク
・「恵比寿麦酒祭り」で食べられるフード
・恵比寿麦酒祭りでいただいたヱビスビールとフードの感想
 恵比寿麦酒祭りのフード1:塩えんどう豆 300円
 恵比寿麦酒祭りのフード2:冷やしおでん 600円
 恵比寿麦酒祭りのフード3:からし蓮根 600円
 恵比寿麦酒祭りのフード4:金華サバの〆サバ 600円
 恵比寿麦酒祭りのフード5:恵比寿プレート 1,900円
 恵比寿麦酒祭りのヱビスビール1:ヱビス with ジョエル・ロブション フレンチピルス
 恵比寿麦酒祭りのヱビスビール2:琥珀ヱビス
 恵比寿麦酒祭りのヱビスビール3:ヱビス プレミアムエール

 

ちなみに同じく9月13日から、【第5回】恵比寿の料理人が考える!ヱビスビールに合う逸品グランプリというものも開催されている。
なんとヱビスビールとお店が考えたヱビスに合う逸品が、1,000円(税別)で食べられるのでかなりのお値打ちである。

恵比寿麦酒祭りと合わせてはしごするのも良いかもしれない。
こちらのグランプリは10月31日(木)まで開催されており、全店舗制覇すると素晴らしいご褒美も。

 

ともあれキミにも存分にヱビスビールを堪能してほしい。

恵比寿麦酒祭り2019

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