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2022年の東アジア文化都市は大分県だけどそもそも東アジア文化都市って?

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2022年の東アジア文化都市は大分県だけどそもそも東アジア文化都市って?

キミは東アジア文化都市を知っているだろうか?
大分県は行ったことがあるだろうか?

2022年の東アジア文化都市に選出された大分県。
広報アンバサダーに就任したハローキティとも、実は深い縁があったりする。

 

今回は「2022年の東アジア文化都市は大分県だけどそもそも東アジア文化都市って?」と題し、東アジア文化都市についてまとめていこうと思う。

日本・中国・韓国において文化芸術による発展を目指す都市を選定する「東アジア文化都市」

そもそも東アジア文化都市とはなんなのかという話だが、まずは日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国で文化芸術による発展を目指す都市が選定される。

そして選定されたその都市では現代の芸術文化、伝統文化、多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベントなどが実施される。

このイベントなどを通じて東アジアの相互理解・連帯感、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指しているそうだ。

 

それと一緒に文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することで、選ばれた都市そのものの発展も目的としている。

東アジア文化都市は日本、中国、韓国からそれぞれ選ばれるが、日本では2021年と20年は北九州市、2019年は豊島区、2018年は金沢市が選ばれた。そして2022年は大分県が選ばれたというわけである。

ちなみに中国は温州市と済南市、韓国は慶州市が選ばれている。

『東アジア文化都市事業 2022 大分県』広報アンバサダーは世界のハローキティ

東アジア文化都市事業について大分県では『県民総参加で「おおいた」の文化を発信し、東アジアとの交流によって新たな文化を切り拓く』という開催テーマを設定。

世界的ピアニストであるマルタ・アルゲリッチ氏による音楽祭や、迫力ある和太鼓パフォーマンスが見どころの”DRUM TAO”による公演、混浴温泉世界実行委員会による塩田千春の個展開催など、5月22日(日)の開幕式典から12月の閉幕式典まで県内各地で様々な文化的イベントが催される。

 

そしてこの事業の広報アンバサダーには、サンリオのキャラクターでありもはや世界的な人気を誇ると言っても過言ではないハローキティが就任。

Ⓒ 2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP630118

ハローキティの就任について、大分県企画振興部 芸術文化スポーツ振興課 課長 足立博さんは、「年代も業種も様々な”文化”を広めるにあたり、老若男女問わず世界的な人気を持つキティちゃんにぜひ協力をお願いしたいと考えた」という旨を話されていた。

大分県企画振興部芸術文化スポーツ振興課課長足立博氏

これだけ聞くとキティちゃんはあまり大分県にゆかりが無いのでは?と思うかもしれないが、実は大分県には「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」というテーマパークがある。

しかもにわかな感じではなく、開園はなんと1991年。
サンリオピューロランドが1990年の開園なので同じくらいの歴史があり、深い関係があった。

Ⓒ 2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP630118

 

大分に行けなくても「坐来大分(ざらいおおいた)」で大分県の食文化を堪能できる!

『東アジア文化都市事業 2022 大分県』はその名の通り大分県がメインの事業のため、イベントの開催も基本的には大分県内で実施される。

日本全体で盛り上がりたいし、できるなら大分県を実際に訪れて盛り上がりたいところだが、様々な事情で来訪が難しいケースもあると思う。

そんな場合でも、東京は有楽町にある大分県のアンテナショップ「坐来大分(ざらいおおいた)」でも盛り上げることができる。
今回はお店で堪能できるメニューを試食させていただいた。

 

竹あかり 坐来大分のバーニャカウダ 潤香味噌と野菜

竹あかり 坐来大分のバーニャカウダ 潤香味噌と野菜

こちらは茄子味噌と、アンチョビの代わり日田のうるかを加えたコクのあるソースで野菜をいただく、和製バーニャカウダ。
5月限定でディナータイムのコース「豊山」(10,230)アラカルトメニュー(1,600)でいただくことができる

バーニャカウダ自体日本のものではないが、うるかと茄子味噌ということで妙になじみ深い味になっているように感じた。
ソースだけでもつまみになるし、野菜に付けてももちろんおいしい。

 

だんご汁

だんご汁

個人的にソウルフードだったりする。
こちらは土曜日限定コース「豊の郷」(5,500)のメニューに含まれている。

人参、こんにゃく、大根などなど野菜たくさん具だくさん。
メインとも言えるだんごのもちもち食感も格別だった。

 

まとめ

いかがだっただろうか。
東アジア文化都市について下記のことをまとめてきた。

 

・日中韓で文化芸術による発展を目指す都市を選定する「東アジア文化都市」
・2022年は大分県
・広報アンバサダーはキティちゃん
・キティちゃんと大分は実は1991年以前からのお付き合い
・大分に行けないなら座来大分へ

 

ようやく色々と落ち着いてきた昨今。
日本だけでなく、アジアが活気を取り戻すためにも非常に大事なイベントじゃないだろうか。

この記事が微力ながらも一助になれば幸いである。

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