先日味の素のリニューアル商品体験会に参加していくつか商品を試させていただいたが、どうにもこうにもとんでもないインパクトが残っているものがある。
それは、餃子。
味の素の餃子愛はマジ半端ない。そんなんできひんやん普通。
今回は「【永久改良宣言】味の素の冷凍餃子へのこだわりが強すぎて心配になるレベル」と題し、3,520個のフライパンを分析した結果いきついた改良版の冷凍餃子についてまとめていこうと思う。
無残に張りついたギョーザの画像をきっかけに集まった3,520個のフライパン
味の素の社員さんが餃子に対して述べた、シンプルながらもパワーワード過ぎる単語はこちら。
永久改良。
しかもこれは数年前から取り組んでいるそうで、具体的にどんな改良が実施されたのかという表も見せていただいた。
ここ数年はともかく、2000年代付近は1、2年に1回ペースで何らかの改良に取り組んでいることがわかる。
使う素材や産地へのこだわりはもちろん、消費者の調理しやすさや分かりやすさに対しては非常に細やかな仕事が伺える。
約10年で16もの改良。ギョーザ愛が強すぎる。
そして2024年の永久改良は「使い込まれたフライパンでも焼ける」。
これはX(ツイッター)の投稿がきっかけだったそうで、無残にフライパンに張りついたギョーザの画像が投稿されて拡散。
「冷凍餃子を焼くのが難しい」と感じている人が多いことを再認識した味の素は、フライパンに張りつく原因を徹底究明するためにうまく焼けないフライパンを送ってもらうように呼び掛けたところ、なんと合計で3,520個ものフライパンが集まった。
そしてフライパンの張りつきに関する研究経過を報告する「冷凍餃子フライパンチャレンジプロジェクトを2023年10月13日に指導し、専用サイトでそれらの情報を公開。
そして分析の結果からフライパンに張りつかずキレイに焼ける改良のヒントを見つけ出し、それを適用した改良版では一定の成果を得るにいたった。
【フライパンチャレンジ】「ギョーザ」がくっつかないか実際焼いてガチレビュー
そんな改良版の冷凍餃子が実際どのくらいくっつかなくなったのか。
当日は各テーブルに数人のメディア関係者が集まり、実際にギョーザを焼くというデモンストレーションがあった。
各テーブルに用意されているフライパンは、一般の方から募集した1/3,520個。
使い込まれている感じが存分に伝わる。
そしてしっかり写真を撮るのを忘れていたが、現行版ギョーザを焼いた場合のフライパンへの張りつき写真が貼ってあった。
なかなかの衝撃画像じゃないかと。ほぼくっついている。
そんなフライパンで改訂版ギョーザを焼くとどうなるのか。
私ではなく別の方は焼いてくれたが、失礼ながら普段あまり料理をしなさそうな方なのである意味良かった。
そして焼きあがったギョーザはこちら。
端が多少欠けているが素晴らしい羽根。私は自分で味の素のギョーザを焼いてこんな羽根を作った経験は無い。。。
焼き上がりのフライパンはこんな感じ。
羽根の欠けた部分が多少残っているが、現行版の写真は比べるべくもない。
ちなみに今回の改良は本当にフライパンの張りつきに特化しており、味わいは対象外とのこと。
一応現行版と改良版で食べ比べもさせていただいたが、少なくとも私は味わいの違いがまったくわからなかった。
味の違いがわかる人なら細かい部分で羽根の食感や皮の質感などの変化を見極められるのかもしれないが、悲しいかな私にそんな素晴らしき味覚は備わっていない。
ただ、味わいや食感は変わらないのにこれだけフライパンへの張りつきが違うことが衝撃だった。
まとめ
いかがだっただろうか。
味の素の改良版の冷凍餃子についてまとめてきた。
どうしてもリニューアルというとパッケージや味わいの違いだと思いがちだが、まさかこういうアプローチでのリニューアルがあるとは思っていなかった。
永久改良。そしてどこまでも顧客に寄り添う姿勢。
今までもお世話になっているギョーザ。これからもよろしくお願いします。
改良版のギョーザは2024年2月11日より発売される。
キミもぜひ一度お試しあれ。