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元故障担当に訊く!スマホの電池を長持ちさせる8つのコツと都市伝説

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元故障担当に訊く!スマホの電池を長持ちさせる8つのコツと都市伝説

以前に、スマホで通信ができなかった場合の対処方法を、スマホの元故障担当だった知り合いに訊いた。

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もちろんこれも有用だが、スマホを使う人間なら誰もが直面する問題がある。
それは、電池の持ち。

2016年夏にはポケモンGOのブームがあったが、その時にモバイルバッテリーは飛ぶように売れたそうだ。
さすがにポケGOはアプリを立ち上げっぱなしなので、電池を消耗することにも納得がいくが、自分であまり使った覚えがないのに電池が減っているという経験は、私だけでなくキミにもあるはず。

 

そこで今回は「元故障担当に訊く!スマホの電池を長持ちさせる8つのコツと都市伝説」と題し、スマホの電池を長持ちさせるコツと、未だに言う人が多いあの都市伝説の真相をお伝えしたいと思う。

「電池を使い切る」は、もはや都市伝説

今もなお、意外と言う人が多いのは「電池は全部使い切ってから充電すべき」という説。
要は、継ぎ足しの充電が良くないという話である。

それに対して元故障担当の彼は、「ここ数年以降のスマホなら、その話はもはや都市伝説」と言っていた。
スマホも昔のガラケーも、リチウムイオン電池を使っているという意味では変わらないが、その性能は大きな進化を遂げているらしい。

 

「確かに初期のスマホや昔のガラケーならその(電池を使い切る)ほうが良かったかもしれないが、今は継ぎ足しの充電でも大きな問題はない」そうだ。

キミが律儀に電池を使い切ってから充電しているのであれば、今日からはそれをやめてもOKである。

 

バッテリーが消耗していれば、減りが早いのは当たり前

そして、「余裕があったり、どうしても気になるなら電池の点検をしてほしい」とも彼は言っていた。
大手キャリアであれば、ショップに出向く必要はあるものの、電池の劣化具合をチェックする機械があるらしい。

私も使ったことはないが、ベストの時と比べてどのくらい消耗しているかがわかるらしい。

 

それで特に問題がないのに減りが早ければ、この後ご紹介するコツを使って改善されるかもしれないが、そもそも劣化していればあまり効果が感じられない可能性もある。

以前は電池交換のタイミングは2年程度と言われていたそうだが、スマホが主流になり、扱うデータの量やできることが圧倒的に増えたため、人によって電池の劣化はとんでもなく早い。

 

そういう意味では、予備のバッテリーを持っておくのも一つの方法かもしれない。

 

熱を持つのもリチウムイオン電池の特性

あと、スマホやガラケーを使うと電池の部分が熱くなることは経験していると思うが、これはリチウムイオン電池の特性。
使い続けたり、充電をすると電池が熱を持つこともあるが、基本はそんなに心配しなくてもいい。

ただ、ヤケドしそうなくらい熱かったり、熱い状態がずっと続くようであればショップに持っていったり、コールセンターに電話したほうが良いと言っていた。

 

そして、電池が膨らむのもこれまたリチウムイオン電池の特性である。
目に見えてわかるくらいに膨らんでいるなら、電池の交換時期だとも言えるらしい。

 

スマホの電池を長持ちさせる8つのコツ


ここからは、電池を長持ちさせるコツを具体的にまとめていこうと思う。
日々使う時に有効なコツや、1日単位というよりは長期的に見て有効なコツもある。

あと、キミがそれを「そんなのムリ!」「それができれば苦労しない」とか思うかもしれないが、失礼ながらそんなことは知ったことではない。
そういうのは気にせず、あくまでも「コツ」としてお伝えしていきたい。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ1:日本国内での利用なら、GSMを外す

日本の主流はLTEだが、GSMは現在世界で最も使用されている通信方式のことであり、海外でスマホを使う場合は大抵GSM通信である。

日本でGSMは必要ないが、ほとんどのスマホは購入時の設定として、GSM通信も自動で探すようになっている。

 

スマホの通信の話の時でも書いたがスマホは常に電波を探していて、それを探す範囲が増えたり、なかなか見つからないと電池をどんどん消耗するので、範囲を絞ることで電池の消耗を抑えられるらしい。

設定の方法や、設定項目の表記は機種によって違うが、私が使っているXperiaの場合は「設定」から「その他の設定」をタップし、

「モバイルネットワーク」をタップした後、

「優先ネットワークタイプ」をタップすることで、切り替えの画面になる。

私の場合は「LTE/3G」を選択することになる。

彼に言われて私はすでに設定を変更していたが、確かに最初は一番上の「LTE/3G/GSM(自動)」になっていた。

ただこの設定は機種によって表記や項目が違うだけでなく、そもそも変更できない機種もあるらしい。
詳しくは説明書をチェックして欲しい。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ2:余計なアプリをインストールしたり、動かさない

「使わないアプリも、入れてるだけで電池を食うものはある」と彼は言っていた。
すべてがそうではないが、ちょこちょこ通信を必要としたり、見えないところで動き続けているアプリもあるらしい。

なので必要無いアプリはできる限り消していくことで、電池の消耗は抑えられる。
あと、意外と忘れがちなのが「位置情報の取得」である。

 

私だけでなく、キミもおそらくGoogleマップにはかなりお世話になっているはずだが、マップを使う時に欠かせないのが位置情報。
ただもちろん位置情報を取得するのに電池は消耗するから、マップを使い終わった後は忘れずに機能をオフにしよう。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ3:エコモード・機内モードを活用する

エコモードも機種によって表記は違うが、いわゆる電池の消費を抑えるモードのこと。

機内モードも機種によって表記やアイコンが違う場合もあるが、大差はないはず。
機内モードに関しては、こちらの記事でも少し触れている。

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エコモードに関してはその名のとおり、電池の消費を節約してくれるが、「おそらくほとんどのスマホで電池残量が少なくなると切り替わる設定になっている」と彼は言っていた。
ただ、電池残量に関係無く設定したいとか、カスタマイズしたいのであれば、説明書を参考に設定してみて欲しい。

 

一つ注意点としては、エコモードになるとデータ通信を自動でオフにするような設定の機種もある。
「それはやりすぎだ」と思うなら、これも設定を変えておこう。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ4:画面を明るくしすぎない

意外と電池の消耗に影響するのは、スマホのバックライト。
これを暗めにすることで、電池の消耗はけっこう変わるそうである。

先ほど紹介したエコモードの設定を見てもらえばわかるが、大抵の機種で画面が暗くなる設定があるはず。
見にくかったり、これで目が悪くなるようだと本末転倒だが、電池の消耗を抑えたいなら画面もなるべく暗くして使おう。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ5:ゲームや動画はほどほどに

やり始めると止まらなくなるアプリのゲームやYouTube。
私も一時期、グランブルーファンタジーにハマっていた。。。

これは今さら言うまでもないだろうが、ゲームや動画はかなりの電力を消費する。
そして長期的に考えると、長時間のプレーや動画の閲覧は電池の劣化を早める要因にもなるらしい。

 

時間泥棒でもあるので、ほどほどにしておこう。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ6:充電をしながらの利用or満タンのまま充電し続けない

充電をしながらの利用、または満タン状態で充電し続けることは、電池の劣化を早める原因になるらしい。

充電に対して、スマホを利用することで「放電」することになるが、充電をしながらの利用と満タンのままの利用は、これを繰り返す行為になるそうだ。

 

「満タンなら大丈夫じゃないの?」と思うかもしれないが、満タンの状態でもメールを受信したり、何かのきっかけでアプリが動いたりすると、若干であっても「放電」することになるらしい。

継ぎ足しの充電は問題ないが、充電と放電を繰り返すことで電池の劣化は急速に早まるとか。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ7:正規ルート以外で入手した充電器や、モバイルバッテリーを使わない

「最近はまともなのも増えてきた」と前置きしてはいたが、未だに粗悪品は多いらしい。
特にコンビニや100円ショップなどで売っているものは要注意と言っていた。

劣化が早まるだけでなく、電池が熱を持ったり、最悪火が出たりなんてリスクも。。。

 

本当はケーブルも良くはないが、少なくともモバイルバッテリーは正規品を使ったほうが良いらしい。
ただこれに関しては、私も「わかってはいるけど・・・」と言いたくなる。

使わなくていいなら、避けたほうが無難ということである。

 

スマホの電池を長持ちさせるコツ8:電波が悪いところにいかない

これも、「できる人なら」という感じである。

スマホが常に電波を探しているということは、以前の記事でもまとめた。

 

電波が悪いところにいかないことと、そういうところに行く場合は機内モードを活用するなどしたらいいと思う。

 

まとめ

いかがだっただろうか?

 

電池を長持ちさせるコツとして、

1 日本国内での利用なら、GSMを外す
2 余計なアプリをインストールしたり、動かさない
3 エコモード・機内モードを活用する
4 画面を明るくしすぎない
5 ゲームや動画はほどほどに
6 充電をしながらの利用or満タンのまま充電し続けない
7 正規ルート以外で入手した充電器や、モバイルバッテリーを使わない
8 電波が悪いところにいかない

という8つを解説した。

 

特にGSMに関しては、設定できる人はすぐにでもやってみることをオススメする。

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