キミは代替チーズを知っているだろうか。
食べたことはあるだろうか。
私はあまり理解していなかったが、そういえば手に取ったことがあると今さら思い返される。
代替チーズは植物由来の原料を使用した食品のこと。
そんな代替チーズ製品は年々進化しており、このほど進化系とも言える代替チーズ素材である「スティリーノ」が登場した。
今回は「【実食レポ】代替チーズのスティリーノが全然チーズだった」と題し、実際どのくらいのチーズ感なのかを食べた感想を含めてまとめていこうと思う。
健康志向、節約志向のニーズに応える進化系チーズ代替商品スティリーノ
正式には代替チーズ素材と呼ばれるスティリーノの歴史は2007年から始まった。
プラントベースフードのリーディングカンパニーであるマリンフード株式会社が、乳脂肪の代わりに植物油脂を使って作り上げたスティリーノ。
植物油脂は乳脂肪と比べてコレステロールがカットできるだけでなく、原料の価格高騰にも左右されにくいという大きく2つの特徴を持ち、健康志向、節約志向が高まる現代のためにあるような食品とも言える。
ちなみになかなか聞き慣れないスティリーノという言葉はマリンフードが作った造語。
ギリシャ語で未来や先進を意味する”ステノ”と、チーズを意味する”ティリ”を組合せ、”未来のチーズ”という思いを込めて「スティリーノ」と名付けられたとのこと。
具体的にどのくらいカットできているかというとこんな感じ。
こちらはピザ用チーズ的な3種類のスティリーノだが、左からゴーダチーズブレンドはコレステロール70%オフ、モッツァリーノは95%オフ、ヘルシーシュレッドにいたっては98%オフとなっている。
通常のチーズのコレステロールがどんなものなのかと想像すると、チーズ好きとしては少し青ざめる。。。
DSR的一番のオススメはモッツァリーノブレンド
そしてそんなスティリーノが2023年3月にリニューアルされ、原材料の配合比率の調整などを含めて200回以上の試作を重ねることで、従来品よりもチーズに近づいたとのこと。
すでにご紹介したがゴーダチーズブレンド、モッツァリーノ、ヘルシーシュレッドは新商品である。
ちなみにスティリーノはもちろんだがマリンフードでは様々な商品展開があり、燻製バターやうにバターなんて商品も販売されている。
今回ご縁があって色々と試食させていただき、残念ながらというかなんというか従来品とは比較はできなかったものの、リアルなチーズ感に驚いた。
なかでも個人的に一番驚いたし、オススメしたいのはモッツァリーノブレンド。
パッケージに「とろ~りのび~る」とあるが、代替チーズはその伸びというかもちもち感の部分が弱いような印象があった。
どんなものかと思い、諸般の事情でたくさんあったドリトスに大量にかけて食べることに。
この時点の見た目は完全にチーズだが、これをオープンで加熱。
ちなみにピザ用チーズ的なスティリーノはモッツァリーノを含めてすべて加熱用なので、一度加熱してから食べていただきたい。
そんなこんなで加熱したものがこちら。
ほんのりついた焼き目が食欲をそそる。
そして手に取ってみると。。。
とろ~りのびて~る!
写真に収めるのが難しいし、写真のために少し時間が経ってしまったが、最初の体感ではビックリするくらい伸びがあった。
実際に食べてみてもモッツアレラ特有のむちむちもちもちした感じがあり、代替チーズというか全然チーズである。
乳脂肪ではなく植物油脂を使っているためか淡白な味わいではあるが、それがマイナスにはなっておらず、むしろあっさり感が好印象ですらある。
しかもモッツアリーノはこれでコレステロール95%オフ。
言うことなしである。
まとめ
いかがだっただろうか。
マリンフードが販売するチーズ代替商品スティリーノについてまとめてきた。
実際に食べてみて、個人的には代替チーズではなく全然チーズだった。
チーズ好きにとっては目からウロコというか、よくぞこういう商品を開発してくださったという気持ちでいっぱいである。
とはいえこれは、実際に食べないとなかなか実感できないかもしれない。
キミもぜひ一度お試しあれ。