キミはウイスキーを飲むだろうか?
飲むとしたら、どんな飲み方をするだろうか?
水割り?
ハイボール?
ロック?
私は最近ウイスキーが結構好きで、ロックやハイボールなど結構色々な飲み方をしているが、先日参加したバランタインセミナーでマスターブレンダーがオススメする飲み方は今までにやったことが無かった。
きっとキミもそういう飲み方はしたことが無いはず。
今回は「バランタインのマスターブレンダーがオススメするウイスキーの飲み方とは?」と題し、ウイスキーのスペシャリストが教えてくれたオススメのウイスキーの飲み方についてまとめていこうと思う。
オンラインで実施されたサントリーのバランタインセミナー
先日実施されたサントリーのバランタインセミナー。
コロナの影響もあり、サントリーは2020年オンラインセミナーにほとんど移行している。
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ということでバランタインセミナーもやはりオンライン。
事前に参加者にはサンプルが送られてきたが、送られてきたものがスゴイ。
■「バランタイン」6種サンプルセット(各50ml)
「バランタイン17年」
「同17年トリビュートリリース」
「バランタイン シングルモルト ミルトンダフ15年」
「同 グレンバーギー15年」
「同 グレンバーギー18年」
「同 グレントファーズ15年」
■「サントリー 南アルプスの天然水」 500 ml 2本
■テイスティンググラス(6個)
色々驚いたが、個人的にはテイスティンググラスがしっかりしているのが一番ビックリした。
ともあれそんなこんなのバランタイン。約200年の歴史と伝統がある。
そして歴史や伝統だけでなく直近でも様々な受賞歴があり、味わいでも高く評価されている。
バランタイン第5代マスターブレンダー サンディー・ヒスロップ氏
そして今回バランタインのテイスティングの講師として、おそらくこれ以上いない人物であろうサンディー・ヒスロップ氏が登壇された。
彼は創業から秘伝の技を現代に受け継ぐ、バランタインの第5代マスターブレンダーに2005年から就いている。
ウイスキー業界で約40年のキャリアがあり、3代目、4代目のマスターブレンダーにも師事されていたそうだ。
バランタインには200年の歴史があるが、その中でマスターブレンダーはわずか5名。
どれだけ能力が高いのかわかっていただけるはず。
実際バランタインは下記のとおり多彩なバリエーションを持っているが、これだけ細分化できるのはマスターブレンダーであるサンディー氏の能力によるところが大きいそうだ。
本来であれば訪日してバランタインセミナーを行う予定であり、親日家でもあるサンディー氏は楽しみにしていたそうだが、残念ながらコロナの影響で中止に。
代わりに彼としては初めてとなる、バランタインのブレンディングルームからオンラインで参加することになった。
ただ、マスターブレンダーとは言いながら様々な業務に従事している。
在庫管理や技術面の管理、それ以外にも品質の高い樽の調達も重要な役割だそうだ。
サンディー氏のオススメは水割り。でも要注意ポイントが1つ
では改めて、バランタインのマスターブレンダーがオススメするウイスキーの飲み方をご紹介したい。
ちなみに現在サンディー氏は、サントリーの友人に教えてもらったというバランタインのハイボールにハマっているとか。
そんなサンディー氏に、私はチャット経由ではあるが「以前にどんな飲み方をしていたのか。また、オススメの飲み方は?」という質問をさせていただいた。
回答として、オススメは水割りだった。
ハイボールにハマる前はウイスキーの香りを開かせるために、水をたくさん入れて飲んでいたらしい。
そしてこの飲み方が、結局ウイスキー本来の味わいを楽しむためにはベストとのこと。
割合としては、ウイスキー1:水1。半分くらいまで水を入れる。
ただその中で、サンディー氏が特に強調したいと言っていた注意点が1つ。
それは水は室温で加えるということ。
冷たい水を入れてしまうとウイスキーが圧縮されてしまい、本来の味わいが広がらずに縮まってしまうそうだ。
そのため、室温の水を加えることを特にオススメしていた。
まとめ
いかがだっただろうか。
バランタインのマスターブレンダーがオススメするウイスキーの飲み方について、下記のことをまとめてきた。
・約200年の歴史があり、数々の受賞歴を持つバランタイン
・マスターブレンダーは過去に5人のみ
・5代目のサンディー・ヒスロップ氏は40年近くウイスキー業界で勤務
・サンディー氏の今のお気に入りはハイボール
・オススメのウイスキーの飲み方は水割り
・加える水は室温がオススメ
暑がりのせいなのか、個人的には今まで当たり前のように冷たい水を加えていた。
そしてそれが、香りに影響するとも思っていなかった。
ウイスキーのグレードにもよるのかもしれないが、良いウイスキーは水割りで。
そして加える水は室温で。
ウイスキーのスペシャリストが言うことなので、きっと間違いはないだろう。