キミは東京ばな奈を知っているだろうか。
かつて東京ばな奈でカレーパンが売られていたことを知っているだろうか。
さかのぼること20数年前から数年間、人気商品として大きな反響を得ていたものの、東京ばな奈自体の人気によって販売中止せざるを得なかったカレーパン。
それが20年の時を超えて復活する。
今回は「東京ばな奈のカレーパンとクリームあんパンで永久機関の完成ですわ!」と題し、旗艦店であるトーキョーバナナーズや店舗限定販売となるカレーパンなどについてまとめていこうと思う。
史上最大の旗艦店「 東京ばな奈 s トーキョーバナナーズ )」が東京駅一番街にオーブン
2022年12⽉8⽇、JR東京駅⼋重洲⼝直結の東京駅⼀番街にオーブンした大規模な旗艦店「東京ばな奈s(トーキョーバナナーズ)」。
フラッグシップショップにふさわしく、売り場面積は「東京ばな奈ワールド」史上最大の約86㎡ 。
店舗限定商品はもちろん、新商品の先⾏発売など新たな取り組みを実施予定とのこと。
お店の中や、オープン時点で販売される商品はこんな感じ。
こちらのアナ雪がテーマの新作スイーツ「アナと雪の女王/雪のショコラサンド」は数量減店販売となっており、トーキョーバナナーズで先行販売。
その後12月15日より羽田空港と公式通販で販売予定となっている。
商品は箱に入った8枚入りと、スペシャル缶に入った14枚入りの2種類。
私はアナ雪にあまり詳しくはないのでわからなかったが、知っている人なら気付くであろうこだわりが色々詰まっているそうだ。
キミや周りに詳しい人がいるならぜひ考察してみてほしい。
そもそもこの商品自体が数量限定でレアではあるが、争奪戦が勃発しそうなのがスペシャル缶にアナとエルサをモチーフにした2本のスプーンがついたセット商品。
こちらは毎日合計100個の予定とのことなので、気になるなら早めにゲットすることをオススメする。
ちなみにお菓子を実際に食べさせていただいたが、さっくさく食感がクセになった。
味わいは濃厚だがサクサク感も手伝って軽く感じる。
普通にお菓子としての完成度が高いと思った。
SDGsな次世代東京ばな奈「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」
サステナブルやSDGsなどなど当サイトでも色んな商品や取り組みをご紹介しているが、東京ばな奈もトーキョーバナナーズでSDGsな新商品を先行販売する。
その名も米粉だよ!東京ばな奈もちふわ。
世代的には色々反応する部分があるが、この商品のポイントは何と言っても米粉。
国産米粉を使ったグルテンフリーの商品になっているので、小麦アレルギーや苦手な方でも気にせず口にすることができる。
しかしSDGsなのはそれだけじゃない。
他にもDoleが推進するSDGs活動「もったいないバナナ」に参画しており、この商品にも廃棄予定だったバナナが使われている。
さらにはパッケージに使うインクや、東京ばな奈では史上初となる包装紙を無くしたパッケージデザインなど、様々な観点からSDGsな商品になっている。
ちなみにイメージキャラはウサギがモチーフだが、米から連想した時に月で餅つきするウサギが出てきたことがきっかけだとか。
そして商品にもウサギが刻印されているが、顔部分で5種類、手の部分で5種類、合計25種類のバリエーションがあるとのこと。
何とも遊び心がある。
そして実際に商品をいただいてみたが、確かにもちふわの名にふさわしい。
バナナのフレッシュ感が強く、もちもち感強めの生地でスタンダードの東京ばな奈とはまた違った魅力がある。
20年前も大人気だったカレーパンが美味しくなって新登場
先行販売商品についてご紹介してきたが、すでに書いたとおり店舗限定の商品も用意されている。
それが「東京ばな奈伝説のカレーパン」と新しく開発された「東京ばな奈のクリームあんドーナツ」。
カレーパンがどうして伝説なのかというと、20年前には実際に限られた店舗でカレーパンが売られており、多い時で1日2,000食を売り上げるなど大人気だった。
個人的な話だが20年ほど前に東京駅構内の東京ばな奈でバイトをしていたことがあり、おぼろげながらもその時にカレーパンを売ってたし、人気という話も聞いたような気がする。
おそらく私も食べたはずだが、おっさんの記憶は怪しい。
話が逸れたがそんな伝説のカレーパンをさらにブラッシュアップしてリニューアルしたのが、トーキョーバナナーズで販売される東京ばな奈の伝説のカレーパンである。
しかしグレープストーンさんは何とも悪魔的な発想をお持ちで、辛いパンには対を成す甘いパンが必要と考え東京ばな奈のクリームあんドーナツを新しく開発。
これで甘さと辛さの永久機関が完成してしまうわけである。・・・恐るべし。
しかも油で揚げているのにカナダ産の高級小麦がブレンドされたパンは、もちもちふんわりしながらも油を吸いにくくてくどくなりすぎない。
さらに衣にはパン粉ではなくフィアンティーヌというお菓子が使われており、よりサクサク感を味わえるだけでなく、なんとカレーパンとあんドーナツで微妙に違うフィアンティーヌが使われているというこだわりっぷり。
実際カレーパンをいただいたが、衣はビックリするくらいサクサクでありながらもパンはもちもち。
カレーは辛さの中にもバナナを始めとしたフルーツが効いていてバランスが取れている。
対するクリームあんドーナツは、小豆を使ったこしあんに東京ばな奈で使われているバナナクリームをそのまま入れているそうで。
こちらの衣はサクサクというよりザクザクでより食感にインパクトがある。
そしてこしあんだけだと少し重く感じるが、そこにバナナが加わることで得も言われぬ爽やかさが加わり、極上の味わいに変わる。
これは、交互にパクパクいけそうである。
ちなみにカレーパンもクリームあんドーナツも調理済みなのでそのまま食べられるが、手間であっても温めることをオススメしたい。
試しにどちらも温めないで食べてみたが、美味しさ半減どころの騒ぎじゃない。
もったいないのでキミには絶対に温めて食べてほしい。
まとめ
いかがだっただろうか。
東京ばな奈の旗艦店トーキョーバナナーズについて、店舗限定で販売されるカレーパンを含めて色々とご紹介してきた。
20数年ぶりに食べた東京ばな奈のカレーパン。
当時とは全然味が違うとは思うが妙なノスタルジーに襲われた。
しかし伝説を引き継ぎながらも美味しく蘇ったカレーパン。
食べられるのはトーキョーバナナーズだけ。
なにはともあれ東京駅に寄る機会があったらぜひ手に取ってみてほしい。
そして家では必ずオーブンで温めてほしい。