ラップでビールが美味くなる?ホッピンガレージの新作がヒップでホップ!

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ラップでビールが美味くなる?ホッピンガレージの新作がヒップでホップ!

キミはラップを聴くだろうか。
ラップを聴かせることでビールが美味しくなると聞いたらどう思うだろうか。

信じるか信じないかはキミ次第。
そんな業界初と思われる試みに挑戦したのがRAP & BEER。

ビール大好き双子の兄弟ラッパーが主人公になっており、ビールの醸造にもふんだんにラップ要素がちりばめられている。

 

今回は「ラップでビールが美味くなる?ホッピンガレージの新作がヒップでホップ!」と題し、ホッピンガレージの新作ビールRAP & BEERについてまとめていこうと思う。

上鈴木兄弟のストーリーとラップを聴かせて生まれたRAP & BEER

顧客との共創によるビール作りを展開するサッポロビールのD2CビールブランドHOPPIN‘ GARAGE (ホッピンガレージ)。

詳しい内容は以前に記事にまとめているので、良かったら読んでみてほしい。

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魅力的な人々の人生ストーリーとサッポロビールの醸造技術を掛け合わせて作られるホッピンガレージ。

今回のビールの主人公は「人生の半分以上がビールでできている」と語る、ラップグループP.O.Pを率いる双子ラッパーの上鈴木兄弟

ラップグループP.O.P 上鈴木タカヒロ(兄)、上鈴木伯周(弟)

ドラマやバラエティー、企業CMなどへの楽曲提供やラップ監修など、幅広い年代にラップを届けている上鈴木兄弟。

ビールへの想いは並々ならぬものがあり、ビールを愛するビールのためのアパレルブランド「着るBEER」も展開するなど、ビールを中心に活動する場を広げて続けている。

ライブでもビールを配ってみんなで乾杯するのが恒例になっているそうで、「ライブでビールを配る人たち」という認知もあるとかないとか。

ラップとビールが人生だと語る上鈴木兄弟。
双子なのでもちろん見た目は似ているものの、持っている個性はそれぞれに違う。

そんなお2人を表現するために、「シトラ」と「ネルソンソーヴィン」という2種類のホップを掛け合わせたダブルホップ製法が採用された。

これにより「白ワインにライムをひと搾りしたようなフレッシュ&フルーティな香り」になっているそうで。

 

そして今回はおそらく業界では初めてとなる、醸造時にラップを聴かせるという試みを実施。
それによりHIPでHOPな味わいになっているそうだ。

お酒と音楽で言えばチョコレートリキュールのモーツァルトは、製造の最終工程でモーツァルトの音楽を聴かせるのが有名だと思う。

モーツァルト チョコレートクリーム

RAP & BEERは残念ながら具体的な数値や科学的根拠は無いが、ビールはもちろん作り手もラップを聴きながら楽しくビールを醸造したそうで、その辺りのモチベーションやテンションの違いは少なからずビールのデキに影響していそうな気はしないでもない。

 

しかもさすがはラップグル―プ。
上鈴木兄弟はRAP & BEERのために新しく楽曲を製作。

こちらはサッポロビール那須工場内にある、実際にRAP & BEERが入っている発酵タンク前で撮影したとのこと。

一緒にノリノリになっているのは工場のスタッフの皆さん。
仕上げにそのビールのための楽曲をノリノリで聴くことができ、きっと味わいにも大きな影響があったんじゃないだろうか。

RAP & BEERと黒ラベルを飲み比べてみた感想

そんなHIPでHOPな味わいのRAP & BEERを実際に飲んだ感想をお伝えしたい。
取材をする中で「黒ラベルよりも苦味とかはしっかり効かせている」というようなお話があったので、その黒ラベルと飲み比べてみること。

一応グラスに注いでみたが、見た目には特段違いは無い。
念のためだが左がRAP & BEER、右が黒ラベルである。

何はともあれまずは黒ラベルから。

程よい苦みやコク深さ。
サッポロビールを代表する王道の味わいで、何だか安心感がある。

その余韻を口に残したままRAP & BEERへ。

今までにホッピンガレージのビールはいくつか飲んできたが、意外というか何というかおとなしめな印象を受ける。

つい最近飲んだインカの扉などは非常に個性派だった。

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それと比べると華やかな香りは先に立つものの、若干クセは弱めに感じた。
とはいえダブルホップ製法の効果もあるのか、味わいは複雑でお話の通り後味にしっかりとした苦味もある。

ただ、今までのホッピンガレージの中ではストライクゾーンが広いんじゃないだろうか。

 

そしてRAP & BEERはビールそのものの美味しさに対するこだわりが十分に伝わるものの、どちらかと言うとビジュアル面やそこで得られる体験に重きが置かれている。

RAP & BEERのための歌があるし、パッケージにはその歌詞がふんだんに織り込まれたポップなものになっている。

気持ちの問題なのかもしれないが、ラップのおかげでヒップでホップな味わいが加わり、美味しくなっているように思う。

まとめ

いかがだっただろうか。
RAP & BEERについてまとめてきた。

かの福沢諭吉はビールを愛し「胸膈を開く」、つまりは「胸の内を明かす」ためのコミュニケーションツールとしてビールを高く評価していた。

 

時代が移り変わってもその側面はあるようで、RAP & BEERもラップを介し、ライブを介し、人とのつながりを広めたり深めたりできるお酒になるように感じた。

キミもぜひ飲んでみてもらって、ヒップでホップな味わいだったかどうかの感想を聞かせてほしい。

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