キミはごぼうを食べるだろうか。
最近はいつ食べただろうか。
私は、思い出せない。
おっさんの一人暮らしでごぼうに会う機会と言えば、立ち寄った飲み屋のお通しで出てくるくらいのものかもしれない。
そんなごぼうが私だけでなくキミにとってもグッと身近なものになるかもしれない。
今回は「【食品のファンタジスタ】ゴボーチェがボーノなドルチェでグラッチェ」と題し、ごぼうを主原料としたチョコレート風スイーツGOVOCE(ゴボーチェ)についてまとめていこうと思う。
失敗作から生まれた新スイーツ。ごぼうスイーツのために128回の試作
GOVOCE(ゴボーチェ)を生み出したのは創業以来60年以上m玉子焼きや惣菜の製造販売に携わってきた株式会社あじかん。
和食には欠かせない素材であるごぼうの健康効果には以前から着目しており、長年研究開発を続けてきていた。
ごぼうは食物繊維が豊富なだけでなく、抗酸化力のあるポリフェノールも多く含む栄養価の優れた野菜だということを、私自身恥ずかしながら初めて知った。
しかし日本では食文化の多様化によってごぼうの消費量が年々減少するだけでなく、調理によってはせっかくの栄養素も失われ、その真価を存分に発揮できていない。
そんな状況を打破するため、手軽に気軽にごぼうの栄養成分を摂れる商品の開発や研究をあじかんは続けている。
その過程でゴボーチェは生まれたが、そもそもは大豆ミートに代表される卵や肉を使わないプラントベース商品の開発中に生まれた失敗作がきっかけだったとのこと。
とはいえそこからスイーツとして完成させるまでには大変な試行錯誤があり、試作は127回にも及んだ。
ちなみにGOVOCE(ゴボーチェ)はGOBOU(ごぼう)とイタリア語で声を意味するVOCE、そしてイタリア語で甘い、優しい以外にデザートも意味するDOLCEの3語を組み合わせた造語になっている。
GOVOCE(ゴボーチェ)を実際に食べてみた感想
そんなゴボーチェを実際に試食させていただいた。
とりあえずビジュアルにはごぼう感はみじんもない。
しいて言えば色合いがごぼうと言えなくはないが、こじつけ臭がスゴイ。
香りは何となくチョコっぽい気がする。
それもそのはずでカカオを構成する香りの成分は10種類あり、ゴボーチェの原料となる焙煎ごぼうにはその内8種類が含まれている。
実際に食べてみても口当たり滑らかで、事前にごぼうと言われていなければわからない。
香ばしさや苦味はチョコレートを補って余りあるし、それでありながら健康にも配慮されているというのが素晴らしい。
その完成度には衝撃を受けたし、ボーノでグラッチェと言いたくなった。
まとめ
いかがだっただろうか。
ゴボーチェについてまとめてきた。
あじかんとしてはチョコレートの代用品ではなく、新感覚のスイーツとして推し出していく旨を熱く語られていた。
ゴボーチェがいくらぐらいで販売されるのか、コンビニやドラッグストアに並ぶのか。
記事作成時点ではわかっていないが、11月10日よりMakuakeで先行販売がスタートする。
キミもぜひ一度お試しあれ。