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大人の男子はこういうお店に隠れる「恵比寿中華 泰山」

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大人の男子はこういうお店に隠れる「恵比寿中華 泰山」

大人の男子たるもの、常連のお店や、隠れ家的なお店の1つや2つは知っておいて損はない。
キミはそういう店の心当たりがあるだろうか?

もし無いのなら、「恵比寿中華 泰山」はそういうお店になり得るかもしれない。

 

店名にもある通り、場所は人気エリアの恵比寿。
駅前の喧騒から少し離れたエリアに位置するこちらのお店では、ひと味違った中華を味わうことができる。

そんな「恵比寿中華 泰山」のメディア向け試食会に参加し、ひと味違う中華料理を存分に堪能してきた。

 

今回は「大人の男子はこういうお店に隠れる「恵比寿中華 泰山」」と題し、大人の隠れ家レストラン「恵比寿中華 泰山」についてまとめていこうと思う。

「恵比寿サン・セバスチャン化」計画とは?

2020年2月5日にオープンした「恵比寿中華 泰山」を運営するのは、10年以上前から恵比寿を拠点に様々な飲食店を運営している株式会社創コーポレーション。

創コーポレーションは「恵比寿サン・セバスチャン化」を目指しているそうだ。

 

私だけでなくキミも「サン・セバスチャンって何?」と思ったかもしれないが、こちらはスペイン北部にある世界的に有名な美食の街だそうだ。

店舗の展開にあたっていくつかの候補はあったそうだが、

・山手線や日比谷線などが乗り入れ、湘南新宿ラインで一本で行けるアクセスの良さ
・駅から地上にすぐに出ることができる
・街の知名度や利用者の多さの割に駅のホームがそこまで大きくない

などの要因があり、恵比寿オンリーで展開していくことを決めたそうだ。

 

日本色が強く、ひと味違う中華料理「恵比寿中華 泰山」

すでに恵比寿で何店舗か展開している創コーポレーションだけあり、新しくオープンさせた「恵比寿中華 泰山」はひと味違う。
料理長は弱冠34歳の菅野能仁シェフ。

相場はあまり知らないが、かなり若いんじゃないかと。

 

しかし若いながらも経験は豊富で、中華の名店である赤坂離宮や横浜中華街のレストランで経験を積んでいる。
ただ菅野シェフのお店は、中華街に店を構えながらもひと味違った中華料理を出していたそうだ。

そんな知見や経験が恵比寿中華泰山で存分に発揮されていることは、実際に料理を試食させていただいてよくわかった。

 

■店舗情報

恵比寿中華 泰山
東京都渋谷区恵比寿4-10-8 orange恵比寿 2F
03-5422-7944
定休日 日曜・祝日

 

1:中国前菜の五種盛り合わせ

ということで、ここからは実際に試食した感想をまとめていきたい。
まずは前菜だが、この日提供された5種類の前菜は、右上から順に下記の通り。

 

・大山鶏のよだれソース
・帆立貝柱の紹興酒漬け卵黄
・美明豚釜焼きチャーシュー
・黒糖ピーカンナッツ
・ホワイトアスパラ自家製XO醤

 

バラエティー豊かで、前菜なのに結構しっかりお腹に響くボリューム感だった。
どれも美味しかったが、個人的にヒットだったのは黒糖ピーカンナッツ。

黒糖の甘さや香ばしさにゴマがアクセントになって、これだけを大盛りで延々食べていたい気分になった。

 

余談だが、大山鶏(だいせんどり)は読めたものの美明豚(びめいとん)が読めなかった。。。

 

2:ホタルイカと春野菜の春巻き

前菜の後にはなかなか珍しい具材での春巻き。

春巻きと言えば春雨や豚肉や竹の子など、色々な具材が入っているのが一般的だと思うが、こちらでは何とホタルイカと春野菜のみのシンプルなもの。

とりあえず春巻きの具にホタルイカを使うというのがすごく意外だったが、食べてみると悪くない。
自分の知っている春巻きとはかなり違うが、これはこれで美味しいと思えるものだった。

 

3:春竹の子と蛤のスープ

次は箸休め的なスープ。
写真では天井の照明が写ってしまっているが、竹の子と、大きめの蛤が入っていた。

竹の子は煮込まれながらもシャキシャキ感が残っており、蛤はスープの味わいを深めながら身の中にもしっかりと味わいが残っていた。

 

4:真鯛の香り蒸し ふき味噌豆鼓と桜の香り

次は魚料理。

比較になるものが無いのでなかなか難しいが、この大きさ伝わるだろうか。

かなりのサイズ感で、非常に肉厚な鯛だった。
肉厚だがパサパサだったり大味になることもなく、淡白ながらも鯛の旨味が感じられた。

そして写真ではわかりにくいが桜の塩漬けも載っており、一足早い春を感じることができた。

 

5:牛ホホ肉の青島ビール柔らか煮込み

かなりボリューミーな鯛がメインかと思いきや、更なるメインを張れる肉料理が次に登場。

ビジュアルからも柔らかさが伝わってくると思う。

これまた大きめの牛ホホ肉の塊が2つ。
そこに、なかなか珍しい紫いものマッシュポテトが添えられていた。

見た目にそこまで中華感は無いが、煮込むために使われた青島ビールが中華を思い出させてくれる。

 

まあ、青島ビールの味を判別できるほど高尚な舌ではないので、メニュー名を見て思うだけだが。
ともあれ牛肉はホロホロ。

ただ、柔らかいながらも適度な歯ごたえは保っており、赤身の美味さを感じられた。

 

6:蓮の葉で包んだアサリとピータンのおこわ

〆のご飯はおこわ。

一人ずつせいろで運ばれてきた。

フタを開けると蓮の葉が。

それをめくるとおこわのお目見え。

ピータンはクセのあるイメージだったが、実にうまくおこわに溶け込んでおり、かなりお腹も膨れたと思っていたがパクパク食べられた。

 

7:杏仁豆腐甘夏ソース

そして、デザートは中華の王道杏仁豆腐。
写真ではなかなかわかりにくいかもしれないが、杏仁豆腐の上に黄色い甘夏ソースがかかっている。

杏仁豆腐も色々な形があるが、こちらではプリンのような形状のものだった。

 

そして杏仁豆腐は非常に濃厚。
なんというか、ミルク感が強かった。

そこに甘夏ソースの酸味がマッチしていて、優しく食後をしめてくれたように思う。

 

お酒も各種取り揃う恵比寿中華泰山

料理はもちろんだが、それに合わせるお酒も重要なもの。

恵比寿中華泰山では各種お酒を取り揃えており、一部をご紹介するとこんな感じ。

ビールはプレモル、ウイスキーは角。
そして中華と言えばの紹興酒や、シェリーなども取り揃えている。

私は紹興酒もシェリーもいただいたが、シェリーは結構甘めで紹興酒に近い味わいのように感じた。
なので、お店の中華にはよく合うんじゃないかと。

実際私はよく合っていたように思う。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

恵比寿中華泰山について、下記のことをまとめてきた。

 

・「恵比寿サン・セバスチャン化」計画とは?
・日本色が強く、ひと味違う中華料理「恵比寿中華 泰山」
 1:中国前菜の五種盛り合わせ
 2:ホタルイカと春野菜の春巻き
 3:春竹の子と蛤のスープ
 4:真鯛の香り蒸し ふき味噌豆鼓と桜の香り
 5:牛ホホ肉の青島ビール柔らか煮込み
 6:蓮の葉で包んだアサリとピータンのおこわ
 7:杏仁豆腐甘夏ソース
・お酒も各種取り揃う恵比寿中華泰山

 

王道の中華も良いが、こういう中華もアリだと思えた。
とりあえず、日本人の口にはよく合うんじゃないかと。

価格帯は少し高めなので、普段使いにはなかなかできないかもしれないが、何かあった時にこういう店がパッと出てくるのは良いと思う。

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