サッポロ麦とホップがリニューアル。古いのと新しいのを飲み比べてみた

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サッポロ麦とホップがリニューアル。古いのと新しいのを飲み比べてみた

キミはビールが好きだろうか?
私は大好きだ。

個人的にはサッポロのヱビスが一番好きだが、頻繁に買うとなると値段が気になることもままある。

 

そんな時の強い味方は第三のビール。
サッポロなら、「麦とホップ」がある。

その「麦とホップ」が美味しくなって新登場するというので、実際どうなのかを飲み比べてみた。

 

今回は「サッポロ麦とホップがリニューアル。古いのと新しいのを飲み比べてみた」と題し、麦とホップのリニューアルについて、そして新旧麦とホップを飲み比べた感想などをまとめていこうと思う。

サッポロ「麦とホップ」とは?

サッポロの「麦とホップ」はその名の通り、麦とホップだけで作ることを貫いてきた、いわゆる第三のビールである。

第三のビールは俗称ではあるが、要はビールや発泡酒とは別の原料や製法で作られた、ビール風味の発泡アルコール飲料のことである。

 

ビールメーカー各社は「新ジャンル」と称しているが、マスコミなどがビールや発泡酒との区別のために使った「第三のビール」という名称のほうが世間には浸透しているように思う。

私だけでなく、キミもそちらのほうがピンとこないだろうか?

 

第三のビールには大きく下記の2種類があり、麦とホップは2にあたる。

1、麦芽以外の原料を発酵させて作る。
2、発泡酒に別のアルコール飲料(麦のスピリッツや焼酎)を混ぜる。

 

そして「麦とホップ」は前々からあるとは思っていたが、何と発売からもう10年が経つそうで。
私も年を取るわけだ。。。

基本スタンスは変わらないが、原料や配合比率などを定期的に見直し、美味しさも進化を続けている。

 

麦とホップリニューアルについての開発担当者のコメント

そんな麦とホップのリニューアルについて、開発担当者は下記の通りコメントしている。

麦とホップは、発売からずっと麦原料100%(注 5 のうまさを追求し続けています。
麦原料100%(注 5 による味の設計は非常に難しく、大麦由来の雑味の影響を受けやすくなります。
麦のうまみと雑味のない後味を両立するため、3年以上の研究を重ね、今回ついにめざしていたビールらしいうまさに辿り着くことができました。ビールが大好きな皆さまに、きっと感動いただけると思います。
リニューアルした「サッポロ 麦とホップ 」をぜひお楽しみください。
(注 5 麦芽、大麦、大麦スピリッツ使用

<サッポロビール (株 新価値開発部 新木>

※プレスリリースより引用

 

安い値段でよりビールに近い味わいが楽しめる。
我々にとっては願ったり叶ったりと言えるだろう。

リニューアルでは、ビールの伝統的な仕込方法である「1回煮沸法」をサッポロの第三のビールで初めて採用しており、それがよりビールに近い味わいになったことと関係するのかもしれない。

 

そんなわけで新旧「麦とホップ」を飲み比べてみた

講釈はこれくらいにして、実際に新旧「麦とホップ」を飲んでみた。

コップに注いでみるとこんな感じ。

一応左が新しいもので、右が従来のパッケージである。

まあ、当然と言えば当然だが、さすがにこれだとパッケージ以外で違いはほとんどわからない。
というか見た目に関しては、そもそもの製法が違ったりしない限り、なかなか判別は難しいだろう。

 

おそらく一般的なビールと見比べてもわからない気がする。

 

旧「麦とホップ」を飲んだ感想

ではまず、以前までの麦とホップを飲んだ感想を。
麦のリキュールが入っていると聞いたせいなのかわからないが、何となくリキュール感を強く感じた。

アルコールではあるが、ビールとは少し違ったようなアルコールとでも言うのだろうか。

 

しかしそれ以外に素材の甘みのようなものも感じられ、確かにビール感はしっかり出ている。
ダテに麦とホップだけで作ってはいない。

とはいえ、少し軽い印象もある。

 

新「麦とホップ」を飲んだ感想

次に、新しい麦とホップを飲んだ感想を。
正直そこまで変わらないんじゃないかと思ったが、集中して飲むと味わいの違いが感じられた。

両方注いで飲み比べたのも良かったかもしれない。

 

新しい麦とホップは、前のものよりも複雑な味わいになっているように思う。
味に深みやコクが増しており、軽い感じもないので確かによりビールに近づいているとも言える。

どちらが好きかと言えば、個人的には新しいほうが好きである。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

新旧「麦とホップ」について、下記のことをまとめてきた。

 

・サッポロ「麦とホップ」とは?
・麦とホップリニューアルについての開発担当者のコメント
・そんなわけで新旧「麦とホップ」を飲み比べてみた
 旧「麦とホップ」を飲んだ感想
 新「麦とホップ」を飲んだ感想

 

新しくなった「麦とホップ」は、2019年8月27日(火)より全国で販売スタートする。
価格はオープン価格。

350mlと500ml、あとは業務用なんだろうか、10Lや20Lも8月上旬から順次新しいものに切り替えられるらしい。

キミも余力があるなら新旧「麦とホップ」を購入し、飲み比べてみてほしい。

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