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【木場・東陽町で熊を】山田斉藤のジビエで野生に還れ!

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【木場・東陽町で熊を】山田斉藤のジビエで野生に還れ!

キミは熊を食べたことはあるだろうか?
私は以前に食べたことがあったが、そこはかつて食べログNo.1になった店で、立地的にも価格的にも気軽に行けるような店ではなかった。

だが、都内でも気軽に熊を食べられる店があることを最近知り、実際にお店を訪れてみた。
お店の名前は「大衆酒場 山田斉藤」

 

失礼ながら熊が食べられるようなお店とは思えないが、「大衆酒場」の名の通り、リーズナブルに楽しむことができる。
今回は「【都内で気軽に熊を喰らう】男子なら山田斎藤のジビエで野生に帰れ!」と題し、山田斉藤についてご紹介していこうと思う。

ジビエとは?

タイトルにしているが、キミはそもそもジビエというものを知っているだろうか?
ジビエはフランス語であり、スペルは「gibier」

狩りによって食材として捕獲された鳥獣のことをジビエと呼ぶ。

 

ちなみに英語圏では「game(ゲーム)」と呼ぶらしい。
その名称は正直どうなのかと思うが。。。

代表的なジビエとしては、マガモ、キジ、ライチョウ、野ウサギ、シカ、イノシシ、そして熊などが挙げられる。

 

厳密に言えば自分自身で狩猟した鳥獣がジビエになるようだが、近年では猟師などから供給を受けたものもジビエと呼ぶようである。
ともあれ、食材として捕獲された野生の動物のことだと思えば良いだろう。

 

筆者が以前に熊を食べたお店は柳家 (やなぎや)という超有名店

私は以前に一度だけ熊肉を食べたことがあるが、それは岐阜県にある柳家 (やなぎや)というお店。

私が行った当時は食べログNo.1で、2017年12月現在でも4.76というなかなか見ることの無い評価の点数になっている。
ここは「食通の聖地」とも呼ばれるようなお店で、芸能界屈指の食通として有名なアンジャッシュの渡部さんを始め、様々な人がオススメしている。

 

しかし、なかなか気軽に行けるお店ではない。
そもそも駅から離れているので車やタクシー、バスなどを使わないと行くことが難しい。

そして気軽に行けないもう1つの理由はその価格帯

 

メニューはおまかせのコースのみで、価格は大体15,000円~。
しかも完全予約制になっている。

さらに言えばメニューは季節ごとに変わるし、その中でも熊肉はなかなか入らないレアな商品のようだ。

 

待っていてもなかなか食べられない人が結構いる中で、たまたま初めて訪れた私が食べられたのは非常にラッキーだったと今でも思う。

 

大衆酒場 山田斉藤(やまださいとう)なら、駅から徒歩6分

しかし山田斉藤なら、駅から徒歩6分で訪れることができる。
東京メトロ東西線の木場駅と東陽町駅の間くらいに位置しているので、どちらからでも徒歩6分程度。

アクセスのしやすい駅から気軽に行ける。

 

しかも、価格もこんな感じ。

大衆酒場の名の通り、熊だろうが鹿だろうが、リーズナブルに楽しむことができる。
そして串や汁など、色々な楽しみかたができるのもポイントなんじゃないだろうか。

もちろんジビエ以外にも、オーソドックスなメニューは存在する。

ちなみに、ドリンクの値段はこんな感じである。

格別安いというほどではないが、十分良心的なんじゃないかと。
メニューもチューハイ、ウイスキー、焼酎にワインなどなど、実に豊富である。

 

山田斉藤の熊串(380円)のお味は?

そして実際に熊串を注文すると、このように供される。

肉と油が交互に刺されており、何とも魅惑的な色を放っている。
そして柳家ではわさびだったが、山田斉藤ではカラシが添えられている。

食べた印象は、とにかく弾力がスゴい。
しかし硬いとか噛み切りにくいという感じではなく、心地よい弾力と言える。

 

脂の部分もしつこい感じはなく、油の主張がありながらも力強さを感じさせてくれる。
味付けはシンプルだが、肉本来の旨味が味わえて美味しかった。

変なクセも無かったが、これは後処理の良さの成せる技らしい。

 

特にジビエは後処理がちゃんとできていないと血の味が残ってしまい、とんでもなくクセのある味わいになるようだ。
しかし山田斉藤の熊肉はそんなことはなかった。

熊の姿を想像しながら食べると、男子として野生に還ったような気持ちになる。

 

キミが男子として自信を失いかけていたりするなら、まずは行ってみることをオススメする。
ただ熊肉そのものはやはりレアなので、店に行っても無い可能性はある。

事前に確認してみると良いかもしれない。

 

初体験のジビエ。鹿串(300円)も堪能してみた

熊肉は2回目だが、鹿肉は食べたことがなかったので合わせて堪能した。

見た目がレバーっぽいが、味も実際レバーのようだった。
部位の問題もあるのかもしれないが、個人的には少しクセがあるように感じた。

私自身レバーがあまり好きではないのでそこまで口には合わなかったが、レバーが好きならきっとハマると思う。

 

クセはあっても、鹿のカレー煮(420円)は美味しい

ただ、鹿のカレー煮は美味しかった。

クセと思われる部分がカレー味とうまく調和しており、絶妙なスパイス感でハシが進む。

 

個人的オススメ。東京下町の定番メニュー 煮込み(380円)

東京下町の大衆酒場といえば、やっぱり煮込みじゃないだろうか。
ジビエがウリの山田斉藤ではあるが、他のメニューも充実しているし、美味しい。

山田斉藤の煮込みはこんな感じだった。

煮込みというと醤油ベースや味噌ベースを想像しがちだが、山田斉藤は塩ベース。
でもこれがなんともたまらない。

あっさりしているが薄味なわけではなく、肉にはしっかり味が染み込んでやわらかくなっている。

 

久々につゆまですべて飲み干してしまった。

 

変化球のハムカツチーズ(450円)

個人的にちょっとビックリしたのはこちらのハムカツチーズ。

写真を見ると何の変哲もないかもしれないが、食べてみるとキミもわかるはず。
チーズが普通のチーズではなかった。

確証は無いがブルーチーズのようなものが入っているんじゃないかと。

 

トロトロ具合が何とも魅惑的だった。

 

もちろんもつ焼き(150円)もオススメ

ジビエばかりに目が行きがちだが、もつ焼きも本格派である。

私はこの日、山だんご(ニラ入りブタつくね)となんこつをいただいた。

どちらもリーズナブルなのに丁寧な仕事が窺えた。

 

地味に良い活躍をする小松菜おひたし(350円)

あとは小松菜おひたしもオススメである。

そこまでクセが無いとはいえ、やはり肉ばかり食べると口の中がしつこくなるし、量を食べるとお腹も膨れてくる。

そんな中でおひたしは口の中をリセットしてくれるし、時間の経過に味が左右されないので、自分のペースで食べ進められる。

 

初めて飲んだかすとり焼酎

そして私はこの日、かすとり焼酎というのを初めて飲んだ。

どんな焼酎なのか全然わからなかったのでお店の人に聞いてみたら、「かすとり=粕取り」
酒粕で作った、米焼酎よりも上質な焼酎のことなんだとか。

ソーダ割りがオススメだというのでソーダ割りで飲んだが、確かに普通の米焼酎よりももっと豊かな味がしたように思う。

 

危険なので1人3杯まで。梅割り焼酎

あとは梅割り焼酎というものをいただいた。

これはアルコール度数が非常に高いため、1人3杯までという目安となる制限が設けられている。
あくまでも目安で、飲めるんなら3杯以上飲んでも良いらしい。

ただ飲んでみた感想では本当にガツンとアルコールが来るので、3杯までに留めておいたほうが良いかもしれない。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

都内で気軽にジビエが食べられるお店として、山田斉藤のメニューをご紹介してきた。
財布にやさしいし、都内近郊に職場や自宅があるなら行きやすいと思うので、ぜひ一度訪れてみてほしい。

 

山田斉藤
03-6659-8943
[月~土]
17:30~24:00(L.O)

-男子飯,