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【実食レポ】「風見堂」で何気ない1日を自分だけの作品に!

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【実食レポ】「風見堂」で何気ない1日を自分だけの作品に!

居酒屋のオーナーが元放送作家。
居酒屋店主の経歴は色々ありそうなイメージだが、そんな中でも放送作家は異色の経歴らしい。

そんな面白いお店が東京中目黒にある。

 

今回は「【実食レポ】「風見堂」で何気ない1日を自分だけの作品に!」と題し、中目酒場「風見堂」についてまとめていこうと思う。

元放送作家が初めて出店する中目酒場「風見堂」

東京中目黒にオープンした中目酒場「風見堂」
オーナーの横田憲昭さんは放送作家として22歳から4年間活動していたという異色の経歴を持っている。

横田憲昭さん

店名の由来は放送作家当時のペンネームである「「風見(かざみ)」。
10年以上経った今でもオーナーの愛称として親しまれているようで、なんなら本名を知らないお客さんもいるとかいないとか。

そんな彼が独立して初めて出店するお店には、ペンネームと同様に長く愛されるお店にしたいという想いが込められているとのこと。

 

そして「風見堂」の店名は「」が入って初めて完成する。

これも元放送作家ならではなのかもしれないが、店名に「」をつけることでまるでタイトルのように表現し、客にとっての1つの作品やネタとして印象に残るような効果を狙っているとか。

お店の中はこんな感じ。

お店で提供される料理はなじみ深いながらもひと手間が加えられており、個性的なメニューを含めてバリエーション豊か。

メニューには作家を思わせる原稿用紙が使われている。

そしてドリンクはビールやサワーのほか、日本酒のカップ酒を常時6種類以上取り揃えているとのこと。

 

「風見堂」の個性的なフードを実際に堪能した感想

そんな「風見堂」のフードやドリンクを実際にいただいてきた。
今回は特別な試食なので、通常の盛り付けとは少し違うものもあると思う。

まずはフルーツトマトのおひたし。

昆布やあご(トビウオ)で取ったおでん出汁が使われており、トマトのさわやかな酸味や甘味と、やさしいお出汁の味が実に良くマッチしている。

そしてこちらは酒呑みのためのポテトサラダ。

同じような商品名のポテトサラダをいくつか見てきたが、個人的に一番インパクトが強いと思った。

試食した時はホタルイカの沖漬けだったが、他にも塩辛などのバリエーションも考えているとか。

ポテサラはなめらかで優しい食感。

パンチのあるホタルイカと一緒に食べると、濃厚さとやわらかさでお酒が進む。

ぜひとも日本酒のカップ酒を合わせてみたくなる逸品だった。

そして個人的に凄く印象に残っているのはおでん麻婆豆腐。

おでんの出汁がしみ込んだ豆腐に麻婆豆腐のタレというか餡というか、それを後からかけるというなかなかに珍しいスタイル。

豆腐全体になじませているわけではないので、タレの絡ませ具合によって自分好みの味にすることができる。

しかも通常の麻婆豆腐と違って豆腐自体におでん出汁がしみ込んでいるので、タレのスパイスが主張しつつ、出汁の優しくも辛味を感じる複雑な味わいになっている。

こちらは自家製ソーセージ 実山椒。

こちらは店内で手造りしているとのこと。
現時点で実山椒のほかに黒胡椒もあるそうだが、今後はほかのバリエーションも検討しているとか。

さすがは自家製ということなのか、肉感がとにかくスゴイ。

ちなみに豚肉100%を粗挽きにしながら、部位によって切り方を変えており、味わいや食感も複雑なものになっている。

しかしそこに実山椒のさわやかさがあるので、重くなり過ぎてはいない。

 

そしてこちらは風見堂ナッツ(麻婆ナッツ・インドピーナッツ・キャラメルシナモン)。

どれをとっても珍しい味付けなんじゃないだろか。
3つの中で個人的に一番ハマったのは麻婆ナッツ。

ナッツと麻婆風味が非常に新鮮だったし、ピリ辛なのでお酒に実によく合う。
とはいえ他の2種類も甲乙つけがたいくらい美味しかった。

お腹がいっぱいでもこれをつまみに延々飲めそうなきがする。

 

まとめ

いかがだっただろうか。
中目酒場「風見堂」について下記のことをまとめてきた。

 

・オーナーは元放送作家
・店名の「」には意味がある
・ひねりのきいたメニューたち
・個人的にはおでん麻婆豆腐が推し

 

何気ない一日に立ち寄ってみて、少し個性的で美味しい料理とお酒に触れる。
キミもお店に行ってみたらきっと話のネタにしたくなるし、作品のような思い出として残るはず。

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