キミはカンポットペパーを知っているだろうか。
使ったことはあるだろうか。
胡椒のボルドーワインとも称されるカンポットペパーは、カンボジアの南部・カンポットの特定農園で化学肥料や農薬を一切使わない伝統農法で作られた胡椒。
かつては金のような価値があった胡椒。カンポットペパーならあるいは、などと言うと言い過ぎかもしれない。
ともあれそんなカンポットペパーを使ったステーキソースがある。
それはユウキ食品から発売されているカンポットペパーステーキソース。
今回は「日本よ、これが完熟赤胡椒だ。カンポットペパーステーキソースを実食レポ」と題し、カンポットペパーステーキソースについて実際に使ってみた感想も含めてまとめていこうと思う。
生産量は胡椒全体のわずか0.01%!激レアなカンポットペパーを使ったステーキソース
中華・エスニック料理を中心に、世界各国の調味料や食材を幅広く取り扱うユウキ食品株式会社。
そんなユウキ食品が、希少な完熟赤胡椒を使用した『カンポットペパーステーキソース』を2022年3月1日から販売開始した。
カンポットペパーは冒頭お伝えした通り、カンボジアの南部・カンポットの特定農園で化学肥料や農薬を一切使わない伝統農法で作られた胡椒。
胡椒は早摘みのグリーンペパーを始めとして、ホワイトペパーやブラックペパーなど、収穫方法や乾燥方法によって色々な種類が存在するとか。
カンポットペパーは完熟して赤くなった実を収穫したもので、欧米でも高い人気を誇る。
ただ、2018年の数字ではあるが胡椒全体の生産量の752,000tに対し、カンポットペパーは73.23tなので割合としてはわずか0.01%程度。
そんな希少性のためか2012年にはアメリカの有名なニュース雑誌「TIME」で、「普通の胡椒はテーブルワイン。カンポットペパーはボルドーワイン」と評された。
そんなカンポットペパーの味わいを最大限に活かした上で、しょうゆベースにワインやオニオン、ガーリックを加えて香り高く仕上げたのがカンポットペパーステーキソースというわけである。
カンポットペパーステーキソースをド直球にステーキにかけて食べてみた感想
そんなカンポットペパーステーキソースを実際に味わってみた。
レシピは色々あるとは思うが、何と言ってもカンポットペパー”ステーキ”ソース。
料理が得意なわけでもないので、ド直球にステーキにかけてみることにした。
ステーキならとっくんさんのレシピ本で勉強済みなので予習はバッチリである。
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そんなわけでこんな感じに焼けた。
レアなのが好きなのでこのくらいが個人的にはちょうど良い。
いよいよ実食だが、その前にステーキソースのビジュアルはこんな感じ。
オレンジというか赤みがかっているというかそんな色合いである。
ステーキソースもピンキリだとは思うが、ビジュアル的にはステーキソースというより焼肉のたれとかに近いような印象を受けた。
せっかく別容器にあけたので、それこそ焼肉のようにステーキに絡めて食べることに。
驚くほどに鮮烈な胡椒の刺激である。
オニオンやガーリックなど入っているんだろうが、それらを寄せ付けないくらいに胡椒の波が押し寄せてくる。
恐るべし、カンポットペパー。
単体だったらどのくらい刺激的なんだろう。
でも辛いだけでなく味の深みや複雑さがあり、ステーキの味わいをより引き立ててくれる。
とはいえやはり、胡椒が強烈。
そこは強く印象に残った。
まとめ
いかがだっただろうか。
カンポットペパーステーキソースについて下記のことをまとめてきた。
・希少な完熟赤胡椒を使ったカンポットペパーステーキソース
・カンポットペパーは完熟して赤くなった実を収穫したもの
・欧米人気髙し
・カンポットペパーはボルドーワイン
・とにかく胡椒が前面だし全面
これだけ鮮烈で強烈なソースなので、あっさりした料理のほうが逆に合うのかもしれない。
色々と試してみても面白いと思う。