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サステナブルビール「WASTE 2 BEER」でおいしくフードロスに貢献!

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サステナブルビール「WASTE 2 BEER」でおいしくフードロスに貢献!

ご当地土産を含めてかなり浸透した感がありながも、まだまだ可能性があるクラフトビール。
「WASTE 2 BEER」はクラフトビールの可能性をさらに広げてくれたと個人的には思う。

廃棄食材を活用したクラフトビール。
ありそうでなかったアプローチなんじゃないかと。

 

今回は「サステナブルビール「WASTE 2 BEER」でおいしくフードロスに貢献!」と題し、廃棄食材から生まれたサステナブルビール「WASTE 2 BEER」についてまとめていこうと思う。

1,400人のデータを基に廃棄食材を活用して作られたクラフトビール「WASTE 2 BEER」

三菱UFJ信託銀行が提供する「Dprime Lab」のプロジェクト第一弾となった「WASTE 2 BEER」。

パーソナルデータを管理・運用する情報銀行サービス「Dprime」。
Dprime Labはその中で個人ユーザーからデータ提供を募り、企業と社会課題解決に繋がる商品を一緒に創り出すプロジェクトである。

 

「WASTE 2 BEER」は廃棄食材から生まれたサステナブルビールであり、Dprime Labのユーザー約1,400人のデータを基に商品開発が進められた。

そしてユーザーデータの活用の結果4種類のクラフトビールが誕生し、2022年10月にようやく完成にいたった。

「WASTE 2 BEER」FRUITED SOUR「花」の特徴と実際に飲んだ感想

そんな4種類のクラフトビールについて、実際に飲んだ感想をそれぞれお伝えできればと思う。

まずはFRUITED SOUR「花」
こちらはアルコール度数が3.5%で、クラフトビールの中では低い部類に入るんじゃないだろうか。

パッケージにはそれぞれ使われた材料が表記されており、花は「グレープフルーツジュース」。

こちらは20代~30代女性のほか、学生や新社会人などの若年層から人気が集まったビールとのこと。

 

さわやかな味わいとアンケート結果の支持層を反映し、フレッシュな意味合いを込めて「花」と名付けられたそうだ。

ビールを見ても何となく色合いがピンクがかっており、花をイメージさせる。
とりあえず香りをかいでみたが、いわゆる一般的なビールとは大きく違う。

 

そして飲んでみても酸味が強く、ビールと言うよりはスパークリングワインを飲んでいるような感じだった。

アルコール度数が低めなので重さはあまりなく、さわやかで軽やかに味わえる。

「WASTE 2 BEER」KOLSCH「輝」の特徴と実際に飲んだ感想

次はKOLSCH「輝」
こちらはアルコール度数が5%で、ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビールスタイル。

上面発酵用の酵母を下面発酵に近い低温で醸造するのが特徴である。

 

輝に使われている材料は「グレープフルーツピール」。
花はジュースだったが、輝はピール=皮が使われている。

こちらを指示したのはミドルエイジ層。
すっきりと爽快なのどごしが味わいの特徴で、今を全力で生きている支持層に向けて「輝」と名付けられた。

 

実際に飲んでみるとこちらもフルーティー、というか皮の影響なのか柑橘感がある。
そして花ほどでは無いが酸味があり、アルコールとのバランスもちょうど良い。

個人的に4種類の中では一番ストライクゾーンが広い印象を受けた。

「WASTE 2 BEER」INPERIAL STOUT「我」の特徴と実際に飲んだ感想

次はINPERIAL STOUT「我」
こちらはアルコール度数が9.5%で、高めのアルコールで濃厚な味と香りなのが特徴。

飲むチョコレートと呼ばれることもあり、我にはカカオハスクが使われている。
カカオハスクはカカオ豆の外皮のことで、基本は捨てられてしまう素材。

我にはダンデライオン・チョコレートのカカオハスクが使われている。

そんな我は40~50代の会社役員や経営者など、こだわりの強い男性層から支持を集めた。

強いアルコールと濃厚ながらも深みのある味わい、そして自分の信じた道を突き進む支持層から「我」と名付けられた。

 

実際に飲んでみると思ったよりも甘みを感じた。
もっとビターな感じかと思ったが香ばしさと適度なビター感があり、アルコールの強さもうまく溶け込んでいるような印象を受ける。

グイグイ飲むよりはじっくり味わいたい、そんなビールになっている。

 

そして当然だがチョコレートとの相性はバッチリ。

特にダンデライオン・チョコレートは原料も同じなので、本当に見事なマッチングだった。

「WASTE 2 BEER」IPA「実」の特徴と実際に飲んだ感想

最後はIPA「実」
こちらはアルコール度数が8%で、IPAの中では度数が高い部類に入るんじゃないかと。

IPAはホップを大量に使っており、苦味が特徴のビールになっている。
使われている材料はパイナップルジュース。

 

実は性別を問わず、様々な生活スタイルを楽しむ40~50代に支持されたとのこと。
人生が充「実」している人に愛されるクラフトビールの想いを込め、「実」と名付けられた。

実際に飲んでみると正統派のIPAという印象。
しかしアルコール度数は8%なので思ったよりもガツンと来る。

 

そしてホップの苦味が心地良く、まさしく人生の充実を感じられるビールだと思う。

まとめ

いかがだっただろうか。
4種類のWASTE 2 BEERについて実際に飲んだ感想も含めてまとめてきた。

4種類の中で言えば、個人的には我が一番好きだった。
とはいえ私の好みは正直どうでも良くて、このビールを飲むことに大きな意義があると思う。

 

飲み比べも楽しいが、まずはキミにもぜひ一度手に取ってみてほしい。
それだけでサステナブル。

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