個人的にオススメのウマ娘TOP10ということで、前編では10位~6位までをまとめた。
関連記事:【異論は認める】競馬素人のオッサンがハマったオススメのウマ娘TOP10<前編>
そもそもウマ娘とは?についても別の記事でまとめているので、キミがまだそちらを読んでいないならぜひそちらから読んでみてほしい。
関連記事:【今更解説】2021年の話題をかっさらったウマ娘について語らせてほしい
そして後編では残りの5位~1位のオススメウマ娘をご紹介していきたい。
DSR的オススメのウマ娘5位:メイショウドトウ(ドトウ)
第5位はメイショウドトウ。
ウマ娘ではおとなしい性格で強烈なネガティブ思考をするだけでなく、回りを気にしすぎて常にビクビクしている設定。
史実ではテイエムオペラオーとライバル関係にあったが、育成ストーリーの中でもそれは存分に描かれている。
ウマ娘のメイショウドトウはオペラオーに憧れており、憧れの存在に近付くべくちょいちょいオペラオーのモノマネをぶっこんでくる。
一応ウマ娘においては中等部の設定。
これで、中等部か、、、。どこがとは言わないが。
アニメ第1期で主人公だったスペシャルウィークを中心とした98年クラシック世代メンバーは先輩にあたる。
そしてテイエムオペラオーは「世紀末覇王」を自称するウマ娘で、その名の通りしゃべり方や着ている勝負服がオペラの王子様を思わせるキャラクター。
ウマ娘では”自称”になるが「世紀末覇王」は史実における実際の異名であり、シンボリルドルフに続く中央競馬GI7勝と2000年の年間無敗記録を達成したことからこの異名がついた。
余談だがオペラオーはほとんどのウマ娘を「さん」「くん」付けするが、メイショウドトウだけは「ドトウ」と呼ぶのもライバルっぽくて尊い。
そんなオペラオーとのライバル関係を中心に育成ストーリーは進められていく。
ちなみにウマ娘には一定の条件を満たすと発動する隠し実況が存在するが、メイショウドトウの場合シニア級(3年目)宝塚記念の最後の直線で先頭に立つと隠し実況の1つを聞ける。
オペラオーにはいつも勝ち切れずに2着で終わることが多かったが、2001年の宝塚記念で一矢を報いて唯一にして初めてのG1勝利を手にした。
その時の名実況がウマ娘でも再現されており、個人的には一番好きである。
そして、好きが高じてついつい動画を作ってしまった。
DSR的オススメのウマ娘4位:メジロマックイーン(マック、マックイーン、パクパク、饅頭)
第4位はメジロマックイーン。
名門メジロ家の令嬢という設定だけあり、言葉遣いや振る舞いなどはお嬢様然としている。
アニメ1期はそこまで出番が多くないのでそのイメージが崩れることはなかったが、アニメ第2期はトウカイテイオーと共に主役級の位置付けであり、彼女自身も数々の苦難に遭うため様々な表情を見せている。
そしてアプリでは他のウマ娘の育成シナリオで強力なライバルとして登場しながらも、メインストーリーで望外の可愛さを見せたり、スイーツに目が無かったり実は相当な野球好きだったりと、魅力の過剰積載状態になっている。
しかしマックイーンの人気を一段上げたのはこちらのコラ画像。
最初は某スーパーのクセが強過ぎるポップとして話題を集めたが、そこにマックイーンの画像を並べた天才がいた。
公式でこんなことは言っていないが、スイーツに目が無いお嬢様キャラのため言っててもおかしくないし、絶妙なハマり具合で爆発的に拡散された。
ちなみに使われている画像自体も上と真ん中はバグによって生まれたものなので、色々なキセキが重なって生まれたコラ画像とも言える。
バズった結果、公式で言っていないのに「チョコが一番ですわ」がネット流行語100に選出されることに。
100位~81位はこちら!!
特殊なサイコロを使うゲーム「NKODICE」、にじさんじ所属のバーチャルライバー「周央サンゴ」、言ってない台詞の「チョコが一番ですわ」がここでランクイン。
▼「ネット流行語100」生放送中https://t.co/PbQVmMoFxj #ネット流行語100 pic.twitter.com/CxFQOAt3Sr
— ニコニコ大百科 (@nico_nico_pedia) December 15, 2021
それ以外にも色々なコラ画像でいじられているが、個人的にはこれが秀逸だと思う。
ウマ娘はそれぞれ固有スキルがあってそれを発動する時にはアニメーションが流れるが、これはマックイーンの固有スキル「貴顕(きけん)の使命を果たすべく」のワンシーン。
実際は紅茶を飲んでいるが、まったく違和感なくストゼロに入れ替わっている。
しかも天才的なのが、マックイーンの勝負服と色使いがバッチリシンクロしていること。
名家育ちの見目麗しいお嬢様で、性格はマジメだしレースでも天皇賞(春)を連覇した「最強のステイヤー(長距離が得意な馬)」なので本来近寄りがたいが、他の一面のおかげで愛されいじられキャラになっている。
DSR的オススメのウマ娘3位:ゴールドシップ(ゴルシ)
第3位はゴールドシップ。
ゴルシは一言で言えば破天荒な自由人。それでも「ゴルシだから」で何となく済んでしまう。
しゃべらなければただのキレイなお姉さんだが、言動・行動はまったく予想のつかないウマ娘という設定。
ゴールドシップは、ウマ娘最大の功労者と言っても過言ではないと思う。
ゴルシがメインで登場するウマ娘公式のYouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」の開設は2018年3月25日。
アニメ第1期より少し早く始まり、同年の7月に公開されたアプリのトレーラーでは2018年冬のリリース予定となっていたので、リリース後はアプリとの連動コンテンツが多くなる予定だったんじゃないかと。
しかし結局2018年どころか2019年、2020年も過ぎ、リリースは2021年。
あまり伝えられる情報が多くない中、ゴルシは様々な企画にチャレンジして空白の2年間を繋いだ。
そういえば2021年夏ぐらいまではゴルシの登場がめっきり減って寂しかったが、ここ最近はちょこちょこ出てくるようになってきて嬉しい。
そんな功労者に対するウマ娘ファンの信頼と人気はスゴイ。
マックイーンの時にご紹介したネット流行語大賞で、なんとゴルシはウマ娘と実際の競走馬で2位と5位にダブルランクイン。
2位はクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクター、「ゴールドシップ(ウマ娘)」!
アニメやゲームや動画での活躍、どれもが突飛かつ自由人ながらファンに愛されてランクインしました。
▼「ネット流行語100」生放送中https://t.co/PbQVmMoFxj #ネット流行語100 pic.twitter.com/OMBHRYSYTI
— ニコニコ大百科 (@nico_nico_pedia) December 15, 2021
5位は『GI』6勝、元競走馬の「ゴールドシップ」がランクイン。
破天荒な走りやエピソードが満載で、引退した今でも実際の史実を知った人々がファンになっていることがうかがえます。▼「ネット流行語100」生放送中https://t.co/PbQVmMoFxj #ネット流行語100 pic.twitter.com/1Jnu2ODKEr
— ニコニコ大百科 (@nico_nico_pedia) December 15, 2021
ちなみに43位の「120億事件」もゴルシ絡み。
これはゴルシの3連覇がかかった2015年の宝塚記念の話で、1番人気かつパドックで好調だったにも関わらずゲートオープン直前に立ち上がってしまいスタートで大幅な出遅れ。
結局16頭中15着となり、約120億円の馬券が紙クズになってしまった事件である。
これは、実際の競走馬がどのくらいヤバかったのかがわかる一番わかりやすいエピソードなのかもしれない。
それでも「ゴルシだから」で済んでしまうほど破天荒でドラマチックな競走馬だった。
育成ストーリーに関しては難解そのもの。ゴルシの言動も難解極まりない。
そのくせ難解ながらもいきなりこんなイケメン発言をしたりもする。
一緒にいたらめちゃくちゃ疲れそうだが、飽きないし楽しいだろう。
あと、個人的にはこの勝利ポーズ(?)が好きだ。
何回見ても好きすぎる。#ウマ娘#ゴルシ pic.twitter.com/LJnSqJqqq6
— 男子力.jp (@danshiryokujp) December 26, 2021
そしてそれを演じきる声優の上田瞳さんもスゴイ。
上田瞳さんの表現力無くしてゴルシの人気は無かったと思う。
キャラとしては自由奔放すぎるが、ゲームにおける性能面という意味ではウマ娘屈指。
育成したウマ娘を使ってトレーナー同士で戦うチャンピオンズミーティングでは非常によく見かける。
DSR的オススメのウマ娘2位:スペシャルウィーク(スペ、スぺちゃん)
2位はアニメ第1期の主人公でもあったスペシャルウィーク。
アニメだけでなく、ウマ娘というコンテンツ全体でも主人公的なポジションだと言える。
賛否両論あるとは思うが、私自身は彼女がいなければウマ娘というコンテンツにここまで浸かることはなかった。
というのも私のウマ娘の入り口はアニメ第1期。
それまでもネットで画像やニュースを見ることはあったが、ガッツリと触れたのはアニメ第1期だった。
なのでアニメ1期のデキは、私のウマ娘に対するその後の接し方に大きな影響を与えた。
スペシャルウィークは出生から生い立ち、その後トレセン学園に入学して以降のレース結果に至るまで、本当に様々なドラマにあふれている。
しかもそれらは史実を基にストーリーへ反映したもので、再現度やリスペクト度合いは往年の競馬ファンも納得するものだったようだ。
色々とレースでやらかしをしながらも、日本総大将として迎えたジャパンカップではその名に恥じない戦いをしてくれる。
ビジュアルは万人に愛されそうでありながら実際の馬の特徴を活かしており、食いしん坊だが性格は素直で明るい。
そして声を担当する和氣あずみさんの安定感がバツグン。
歌を聞いても演技を見ても「これぞ主人公」感があると思うのは私だけだろうか。
色んなウマ娘に流れながらも、最後はスぺちゃんに戻ってくるという「正妻」感もある。
育成ストーリーでは98年クラシック世代とのライバル対決も目玉であり、王道のスポ根ストーリーになっている。
DSR的オススメのウマ娘1位:トウカイテイオー(テイオー、はちみー)
スぺちゃんと散々迷ったが、1位はトウカイテイオー。
ウマ娘への興味を深めるきっかけを作ったのはスぺちゃんだが、そこからアプリへと進ませどっぷりハマらせたのはテイオー。
今更ながらトウカイテイオーはもちろん今回TOP10に選んだ馬たちは、2020年の私だったら戦績や特徴はもちろん名前すらも知らない。
まさか2021年になって、競馬好きな古くからの友人と馬の話で盛り上がることになるとは夢にも思わなかった。
それはさておき、トウカイテイオーを語る上で欠かせないのは、挫折と奇跡。
史実では計4回の骨折をしており、4回目の骨折後ほどなくして引退した。
競技生活においては父シンボリルドルフが達成した皐月賞、日本ダービー、菊花賞というクラシック3冠を無敗で制覇する目標を掲げ、皐月賞、日本ダービーまでは無敗で2冠を達成。
ウマ娘ではシンボリルドルフと血縁関係は無いが、トレセン学園の生徒会長であるシンボリルドルフに憧れており、彼女が達成した無敗の3冠ウマ娘を目標に掲げている。
アニメでも史実と同じく無敗で2冠を達成するが日本ダービーを圧勝した後に骨折が発覚し、懸命なリハビリに努めるも菊花賞には間に合わず、出走は叶わなかった。
競技生活を始める前からずっと目標に掲げてきた無敗の3冠ウマ娘だが、最後は戦わずして諦めざるを得ない結果に。
ちなみにこれはアニメ2期の2話までのあらすじである。
そう。1期からちゃんと見れば、ウマ娘2期は2話目で泣ける。
そして史実で骨折4回なので想像はつくと思うが、全13話のほとんどは涙なしには見られない重たいストーリーになっている。
しかし既に書いた通り、テイオーを語る上で欠かせないのは挫折と奇跡。
途中見続けるのが辛くなる場面もあるが、最後にはテイオーが奇跡を見せてくれる。
ともかくほとんど涙なしでは語れない2期だが、その中でも最も泣けるエピソードの呼び声が高いのが10話。
通常のエンディングテーマはテイオーとマックイーンのデュエット曲である木漏れ日のエールだが、10話では願いのカタチというテイオーのソロ曲になっている。
そこまでのストーリーもそうだが、この歌の歌詞がバッチリテイオーとリンクしていて号泣必至。
記事を書きながら何となくうるうるしてきてしまった。
アニメの話がメインになったが、ゲームは日本ダービーで骨折はするが菊花賞には出られるifストーリーになっており、アニメや史実で実現できなかったクラシック3冠を達成させられるのが嬉しい。
あと、テイオーを演じるMachicoさんの声がたまらない。
好みが分かれるかもしれないが個人的にはどストライクというか、半ば中毒になりかけている。
そんな好きが高じて動画も作ってしまったので、良かったら見てもらえると幸いである。
まとめ
いかがだっただろうか。
ウマ娘の魅力やオススメポイントについて、下記のことをまとめてきた。
5位:メイショウドトウ(ドトウ)
4位:メジロマックイーン(マック、マックイーン、パクパク、饅頭)
3位:ゴールドシップ(ゴルシ)
2位:スペシャルウィーク(スペ、スぺちゃん)
1位:トウカイテイオー(テイオー)
本当はキングヘイローやオグリキャップ、ライスシャワーにウイニングチケットなども入れたかったがキリが無かった。
育成有無がどうこうと言ったが、それ以外に一部のウマ娘には私の癖が影響していることはお詫びしたい。
どこがとは言わないが。
キミもウマ娘をプレイ中ならぜひ熱い想いを伝えてほしい。
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