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タフティングを自宅で!キットのやり方や体験談も

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タフティングを自宅で!キットのやり方や体験談も

タフティングというのを聞いた事があるだろうか。
タフティングとは、中国や韓国を中心にTiktokで火がつき、じわじわ人気が出始めているDIYの一つで、「Tufting(房をつくる)」という手織りのラグマットをつくる事を指す。

刺繍や手織りと聞くと細かい作業で静かなイメージがあるのだが、体験した感想が「ストレス解消する」「おもしろい」と体験型のワークショップが増えている。

ワークショップ体験から、自宅でできるタフティングキットも紹介していく。

タフティングとは何か?

タフティングは布の上に数本の毛糸を束ねた状態で縫い込み、模様を作る織物技法で、もともと寒さをしのぐために北欧では手で毛糸を刺繍することを指すものだった。

ラグマットと言えば、フローリングの床や玄関に置くと見栄えがいいものである。
インテリアにこだわりがなくても、タフティングガンと呼ばれる電動マシンによって様々な色の毛糸で布に絵を描くような感覚でつくれるようになった。

 

数年前から、アーチストによってこのタフティングの作品がインスタグラムやTikTokで注目を集め、中国や韓国でワークショップに人が殺到している。

自分のオリジナルデザインを作れる事、タフティングガンを打ち付けるために集中力が必要になり無心になれる事、マシンガンを打つような感覚が、その人気の秘密。

有名Youtuberが次々と体験動画をアップしているタフティングは、ワークショップとしてタフティングガンの扱いを習いながら、マットにするための加工サービスを施した後、約2週間で自宅にオリジナルラグマットが届く。

 

タフティングの体験は癖になる

都内を中心にこのようなタフティングのワークショップが増えており、その第一人者が株式会社毛毛(ケケ)だ。

2021年10月に東京都根津にオープンしたタフティングスタジオ〈KEKE(ケケ)〉のワークショップは、体験レビューの満足度が5つ星100%という非常に満足度の高いワークショップ。

 

まずは、デザインを決める。自分の好きな絵をプロジェクターで投影し、ヘッシャンと呼ばれる布地に絵を描いていく。
次に毛糸の色を決めていく。思っているよりシンプルなデザインが作りやすい。

次に、タフティングガンの練習。タフティングガンは、マシンガンを持つような要領でトリガーを引く左手と、布に押し付ける右手で直線や斜めの線、曲線などを塗いつけていく。

ワークショップの内容はお店によって内容が異なるため、事前に確認が必要である。

 

電動ミシンが銃のようになって白いキャンバスに絵を描いているような感覚がある。
間違っても毛糸をほどいてやり直しができる。自分のオリジナルデザインでもいいし、アニメのキャラクターやロゴを作成したりと、アイデアはなんでもOK。

パイピングのように加工を施してインテリアとしても使えるし、壁に飾ってもいい。タフティングガンのやり方は、何度か練習をするとできるようになるし、慣れてきたら無言で集中して制作をする事ができる。

 

作製には2、3時間ほどかかるのだが、その間無心になれるのでストレス解消にもなるという人もいる。

 

自宅用タフティングキットのやり方は?

2022年2月には、株式会社毛毛ではワークショップの運営に加えて、自宅でもタフティングができるタフティングガンや必要な材料の販売を始めた。

自宅で作れるタフティングキットがあれば、家で好きな時間にラグ制作にとりかかれる。
付属の毛糸や専用の布の販売も行っているため、ワークショップに行けない人は自宅キットと動画で学ぶ事ができる。

DIYが好きな人はもちろん、絵やアニメが好きな人も楽しめる。

 

必要な道具が全て含まれているスターターキットは、7種類の道具がセットになっており、実際のラグマットを制作する会社でも使われている本格的な道具。

価格は65,000円(税込)でホームページから購入可能である。

アマゾンや他のネットショップでも販売しているが、アフターフォローと付属品の充実さから考えると、株式会社毛毛の製品が人気なのがうなずける。

 

スターターセットには糸が5色入っているが、オプションで82色の糸が購入可能。
タフティングガンに糸をセットしたら、布地に好きな絵を描こう。

バリカンもきちんとついており、製品としてラグマットをつくるには十分なアイテムがそろっている。
インスタグラムや公式サイトから問合せも受け付けており、専門のスタッフがアドバイスをしてくれる。

 

可能なら最初にワークショップに参加し、やり方がわかったら自宅用のスターターキットを購入するのがおすすめである。

 

まとめ

コロナ禍の影響もあり、自宅で何かを作る人が増えている。
また、オリジナル作品を販売したり、制作過程を動画でアップするなど、タフティングの新しいやり方はどんどん増えていくはず。

マシンガンを撃つような快感がくせになるので、女性だけではなく男性にも人気がある。
新しいデートスポットとしてワークショップにいったり、モノづくりが好きな彼女にプレゼントすると喜ばれると思う。

 

ラグマットをアートとしていろんなデザインをつくるタフティングは、自己表現の場にもなっている。

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