世界遺産をクラフトジンで体験?ご当地ジンの槙と香立を飲み比べたらスゴかった

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世界遺産をクラフトジンで体験?ご当地ジンの槙と香立を飲み比べたらスゴかった

キミは和素材と言ってどんなものを思い浮かべるだろうか?

みかん?
さくら?
ゆず?

 

中野BC株式会社が販売するジャパニーズクラフトジン槙(KOZUE)と香立(KODACHI)には、なかなか想像が及ばない新感覚の和素材が使われている。

今回は「世界遺産をクラフトジンで体験?ご当地ジンの槙と香立を飲み比べたらスゴかった」と題し、新感覚のジャパニーズクラフトジンである槙(KOZUE)と香立(KODACHI)についてまとめていこうと思う。

和歌山の自然をまるごと堪能。新感覚の和素材を使った2種類のジャパニーズクラフトジン

ジャパニーズクラフトジンについては、以前に当サイトでもいくつかの記事でご紹介した。

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私が知ったころには数えるほどしか無かったジャパニーズクラフトジンも、気づけば100種類をゆうに超えているとか。
もはやご当地商品としても、地ビールなどに次いで新しい定番になりつつある。

日本ならではの様々な種類の素材が使われているジャパニーズクラフトジンだが、そんな中でも中野BC株式会社のジャパニーズクラフトジンは新感覚のクラフトジンだと言えるはず。

そのクラフトジンがこちら。

左が槙(KOZUE)、右が香立(KODACHI)である。
まず槙に関しては高野槙(こうやまき)を使った世界初のクラフトジンであり、その他にも和歌山のご当地素材が計4種類使われている。

高野槙についてなんだか聞いたことがある響きだと思ったら、ウマ娘で「こうやまき賞」というレースがあることを知ったからだった。

完全に余談である。

ともあれ、世界遺産にも登録される「高野山」の名がついた針葉樹林の高野槙。
それを使った世界初のクラフトジンの槙は、フランスのコンクールで和製ジンでは初となる金賞を受賞。

世界的にもその味が認められている。

 

一方の香立(KODACHI)は紀州材のスギ・ヒノキの他、3種の和歌山素材が使われたクラフトジン。

サラッと書いているが、「スギ!?」「ヒノキ!?」とならなかっただろうか?
私はなった。

なかなかお酒に使われるイメージは無いが、日本酒の香りづけに適しているようで仕込み樽やこも樽にスギが使用されるのは一般的なんだとか。

ともあれどちらも和歌山の自然の恵みそのものというか、ボタニカルが存分に堪能できるような作りになっている。

 

槙(KOZUE)と香立(KODACHI)を実際に飲み比べた感想

そんな槙(KOZUE)と香立(KODACHI)の味わいを知るベく、実際に飲み比べをしてみた。

ジンそのものに特徴的な素材を使っていることもあり、その素材感を存分に味わうためにもせっかくなのでストレートで飲んでみることに。

まずは槙(KOZUE)

実際飲んでみると高野槙の香りそのものは正直そこまでピンとは来ないが、ボタニカルをウリにするリキュールの中でもダントツの植物感。

グラスに鼻を近づけた時はそこまででもなかったが、口に含むと樹の感じが存分に伝わってくる。
本当に自然をいただいているような気分になった。

 

さすがは世界初というだけあり、インパクトもバツグン。
賞レースでも結果を残せたことが納得できる。

 

次は香立(KODACHI)

香立はグラスを鼻に近付けただけでスギやヒノキの香りがした。
とはいえスギやヒノキは個人的に馴染みが深いからそう思ったのかもしれないが。

実際に飲んでみるとスギやヒノキを存分に感じられながらも、どこかやわらかい味わい。
飲んだ時のインパクトも槙に比べると良い意味でマイルド。

 

槙も香立もアルコール度数は47度だが、飲み比べてみると香立のほうが香りや味わいだけでなくアルコール度数までもマイルドになっているような印象を受けた。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

新感覚のジャパニーズクラフトジン槙(KOZUE)と香立(KODACHI)について下記のことをまとめてきた。

 

・いまや100種類以上存在するジャパニーズクラフトジン
・ご当地商品として地ビールに並ぶ日が来るかも?
・槙は高野槙(こうやまき)を使った世界初のクラフトジン
・香立はスギとヒノキを使ったクラフトジン
・ジャパニーズクラフトジンで森林浴気分

 

個人的にどちらが好みかと聞かれれば香立(KODACHI)を推す。
おそらく私やキミだけでなく多くの日本人にとって、スギやヒノキは非常になじみ深いものであり、慣れ親しんだものなんじゃないだろうか。

まあ、花粉症だったらわからないが。。。
ともあれまだまだ広がるジャパニーズクラフトジンの世界からは、今後も目が離せそうにない。

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