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東京で東京の魚をリーズナブルに味わえる東京すし街道

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東京で東京の魚をリーズナブルに味わえる東京すし街道

キミは東京でお寿司が食べたいと言われたらどんな店を紹介するだろうか。
銀座や六本木の高級店?チェーンの回転寿司?

どちらも悪くはないかもしれないが高級店はそれなりにハードルが上がるし、チェーンの回転寿司は「別に東京じゃなくても」となるかもしれない。

 

そんな中「インバウンドで真っ先に名前が上がる店に」を合言葉に、お台場にオープンしたお店がある。

それは「江戸湾直送回転東京すし街道by ITAMAE SUSHI アクアシティお台場店」。
回転寿司ではあるものの江戸湾直送や国内の魚にこだわっており、しかもリーズナブルにいただけるお店になっている。

今回は「東京で東京の魚をリーズナブルに味わえる東京すし街道」と題し、東京すし街道についてまとめていこうと思う。

 江戸前寿司を名乗りながら江戸前の魚を使うお店はわずか

2022年12月3日に東京お台場にオープンした江戸湾直送回転東京すし街道by ITAMAE SUSHI アクアシティお台場店

こちらはこだわりの本まぐろを提供する寿司店「板前寿司」を展開する株式会社板前寿司ジャパンの新業態である。

株式会社板前寿司ジャパンの代表取締役である中村氏は、回る回らないに関わらず年間100日はお寿司を食べているそうだが、東京湾の魚には並々ならぬ思いがあったようで。

株式会社板前寿司ジャパン 代表取締役 中村 桂氏

都内の高級店はこぞって東京湾の魚を使っており、界隈でその美味しさは十分に知られているとのこと。

しかし東京湾=汚いというイメージや仕入れ、金銭的な問題があるのかなかなか多くの店で使われるにはいたっていないらしい。

なので江戸前寿司を名乗りながらも江戸前の魚を使う店はごくわずかとのこと。

 

そんなイメージを打破すべく、まずは東京湾を昔ながらの呼び名である江戸湾と置き換え。
江戸前寿司のイメージを強くするために江戸湾直送が強調されている。

とはいえ別にこれも言葉遊びではなく江戸湾直送の名の通り、なんと冷凍することなく市場の流通よりも半日早く届くネットワークを持っている。

海外物のネタはサーモン、ボタンエビ、エンガワの3種類のみ。
他は全て国内産であり、しかも9割は江戸湾の魚を扱っている。

立地に関しても海を連想できるお台場で、しかもインバウンド客が多いこともポイントになっている。

更にはリーズナブルな回転寿司ということで、インバウンドで真っ先に名前が挙がるお店を目指しているそうだ。

東京すし街道の寿司を実際に食べた感想

そんな東京すし街道のお寿司をいくつかいただいてきた。

お話を伺った後だとなおのこと美味しく感じる。
新鮮さは言うまでもなく、脂の乗りも十分。

味付けもそれぞれに趣向が凝らされており、回転寿司でありながら職人の技を感じる。

そしてこちらは千葉県は富津の牡蠣。

なかなか仕入れがあるかはわからないが、あればラッキーなのでオススメしたい。

個人的にヒットだったのは本まぐろ鉄火手巻き。

美味しそうに見える写真が撮れなかったが、実に美味しかった。

こちらは高級店やミシュラン店の料理人がこぞって使うという「世界最強まぐろプロ集団」やま幸のまぐろと、これまた高級店から愛される丸山海苔店の中でも最高品質の「極上こんとび」を使った贅沢な手巻き寿司。

パッと見ではわからないだろうが、海苔もまぐろも贅沢に使われている。
濃厚なまぐろの味わいを海苔がしっかりと受け止め、味わいを増幅させる、見事な味の相乗効果だった。

寿司以外のサイドメニューも充実。寿司店だけど自家製濃厚プリンは必食!

寿司以外のメニューも充実しており、金目鯛のあら汁はこの迫力。

写真では伝わりづらいが丼ぐらいのサイズ感になっており、容量はたっぷり。

1人だと多いかもしれないのでシェアしても良いかもしれない。
これでもかというくらいあらが入っており、みそ汁にその旨みが存分に溶けだしている。

しかもあらに付いている身をほじくるのも楽しい。
私は目があまり好きでは無いが、ネギの下には目が隠れているのでキミが好きならたまらないんじゃないだろうか。

あと個人的にはあさり茶碗蒸しが意外で美味しかった。

私が記憶する限りあさりを使った茶碗蒸しは初体験だったが、あさりの旨味が茶碗蒸しに溶け込み、何とも新鮮な美味しさを演出していた。

最後は寿司でも料理でもないスイーツだが、非常に美味しかったので自家製濃厚プリンをオススメしたい。

自家製の名の通りこれにも中村社長には並々ならぬ思いがあったようで、お寿司屋のスイーツには不満があったそうだ。

寿司が美味ければと思うかもしれないが、お店に限らず最初だけでなく最後の印象というのは非常に重要なもの。

私もコールセンターで勤務していたことがあるが、オープニングとクロージングの重要性は口を酸っぱくして説かれた記憶がある。

 

そんな想いもあってスイーツにもこだわっているそうだが、実際非常にレベルが高かった。
濃厚滑らかプリンとカラメルが魅惑的に絡まり、スプーンが止まらない。

なんならこれでお客を呼べそうな美味しさだった。

まとめ

いかがだっただろうか。
東京すし街道についてまとめてきた。

東京で美味しい寿司と言えばどうしても高級店が思い浮かんでいたが、新しい可能性が1つ生まれた。

しかも東京で江戸湾、つまりは東京の魚を味わえる回転寿司。

 

回転寿司の中ではそこまで安くはないのかもしれないが、高級店や他の飲食店と比べればコスパは非常に高い。

インバウンドはもちろんだが、キミ自身にも一度試してみてほしい。

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