キミはルールを守るだろうか?
一般的に生きているならルールは切っても切り離せない。
たまに心の中で魔が差すようなことがあっても、実際に実行に移すことを想像すれば踏みとどまることも多いだろう。
しかしたまにはルールを破ってみるのはどうだろうか?
もちろん法律云々ではないが、ビールの飲み方で良くないとされる飲み方をむしろオススメするビールが存在する。
それはキリンのクラフトビールである、スプリングバレー シルクエール<白>。
今回は「タブーを破って楽しめ!シルクエール<白>の禁断の楽しみ方とは?」と題し、キリンのクラフトビールスプリングバレーの新作シルクエール<白>についてまとめていこうと思う。
スプリングバレーの新作は日本では珍しい”白ビール”「スプリングバレー シルクエール<白>」
スプリングバレーについては豊潤<496>と缶とビンの飲み比べの記事のほか、キリンホームタップについても記事にまとめさせていただいた。
-
缶と瓶で味は違う?SPRING VALLEY 豊潤<496>飲み比べ
キミはスプリングバレーブランドを知っているだろうか? 飲んだことはあるだろうか。 スプリングバレーはキリンが展開するクラフトビールのブランドである。 キリンが「ビールが、もう一度始まる。」というキャッ …
続きを見る
-
キリンホームタップを体験して気付いた絶対注意すべきアレ
キミはキリンホームタップを知っているだろうか。 キリン史上初となる会員制の生ビールサービス。 平たく言えばビールのサブスクである。 工場で造りたての特別な生ビールが自宅に定期的に届き、専用サーバーであ …
続きを見る
スプリングバレーの歴史についてはこちらの記事にまとめているので、良かったらご覧いただきたい。
-
【未知のビール体験?】キリンのクラフトビール”SVB”8種を飲み比べ
数え始めるとキリが無いクラフトビール。 ただ、以前に比べると格段に手に取りやすくはなってきた。 普通に酒屋やコンビニなどで買えるものもある一方、通販やお店でしか飲めないものもある。 ご紹 …
続きを見る
そんなスプリングバレーだが先日の豊潤<496>のリニューアルに続き、今度はまったく違う味わいの新ビールが発売された。
その名もスプリングバレー シルクエール<白>。
その名の通りシルクのように上質でまろやかな口当たりが特徴のビールとなっている。
豊潤<496>とシルクエール<白>を実際に飲み比べた感想
そもそも原材料も違うので、単純な飲み比べにあんまり意味は無いと思うが一応同じブランドと言うことで比較してみることに。
とりあえず豊潤<496>に関してはずっしり濃厚でホップの香り華やか。
キリンラガーの1.5倍もの麦芽をぜいたくに使い、7日間ホップを漬け込む「ディップホップ製法」を使うことによって文字通り豊潤な香りと味わいを実現している。
豊潤<496>自体が一般的に日本に多く出回っているビールとは一線を画しており、IPL(インディアン・ペール・ラガー)というビールのジャンルになっている。
ちなみに日本でビールと言えばラガー、特にピルスナーのことを指す場合が多い。
豊潤<496>もラガーではあるがピルスナーでは無いため、キミが一般的なビールに飲み慣れているとこれだけで新鮮な印象を受けると思う。
そしてシルクエール<白>に関しては豊潤<496>よりももっと毛色が異なる。
シルクエール<白>はビールの中でも白ビールというカテゴリーに分類されるもので、豊潤<496>はもちろん日本で有名なピルスナーとは原材料から異なる。
白ビールの一番の特徴は原材料に小麦が使われていること。
日本でビールと言えば大麦由来の麦芽とホップをイメージする場合が多いが、シルクエール<白>には小麦が使われているため、味わいは滑らかで色も薄く白いもやがかかったような色合いになっている。
白ビールは日本では比較的珍しいジャンルではあるが、それでもまったく扱っている会社が無いわけではなく、サッポロの白穂乃香(しろほのか)、ヤッホーブルーイングの水曜日のネコなどがある。
海外というか白ビールというジャンルで一番有名なのは、おそらくヒューガルデンだろう。
実際に飲んでみると滑らかで味わいが優しく、どことなく甘みのようなものも強く感じる。
口当たりが柔らかく、ビールの代名詞とも言えるような苦みや炭酸の強さも抑えめな印象である。
ビールを飲み慣れていないとか、初心者にはピッタリのビールだと思う。
キミや、キミの周りにそういう人がいるのならぜひオススメしたいし、オススメしてほしい。
シルクエール<白>のオススメの飲み方は3つのタブー破り
そういえばシルクエール<白>については、スプリングバレーのブランドアンバサダーである中水 和弘(なかみず かずひろ)さんが実演も交えながら興味深い飲み方をご紹介してくれた。
ビールを飲む時に、一般的にはタブーというかやらない方が良いとされることが3つある。
・スワリング(グラスを揺すって液体を回す)
・注ぎ足し
・時間をかけて飲む
注ぎ足しはあまりピンとこないかもしれないが、実はいわゆるピルスナーでは推奨されていない。
その他スワリングについてもワインだったらみんなグルグル回すが、ビールをグルグル回す人はあまり見たことがないんじゃないだろうか。
というか私も炭酸が抜けてしまう気がしてやった記憶はない。
時間をかけて飲むことに関しても、そもそもビールはすぐに無くなってしまうイメージである。
しかしシルクエール<白>のオススメの飲み方は、この3つのタブー破り。
まず注ぐ時にあまり泡を立てずにグラスの半分ほど注ぎ、その後でグラスをスワリングして泡を立てる。
そして重要なのは脚付きのグラスで飲むこと。
脚の無いグラスだと手の熱がビールに伝わって味が変化してしまうため、脚付きグラスで脚の部分を持ってじっくりと楽しむ。
これがオススメとのことだった。
まとめ
いかがだっただろうか。
スプリングバレー シルクエール<白>について下記のことをまとめてきた。
・シルクのように上質でまろやかな口当たりのシルクエール<白>
・豊潤<496>とはビールのジャンルも違う
・シルクエール<白>は白ビール
・小麦が使われているのが白ビールの特徴
・初心者、ビールが苦手な人にオススメ
・シルクエール<白>でスワリング、注ぎ足し、時間かけ放題
まだまだ日本ではなじみの薄い白ビール。
新しいビールにはルールは関係無い。ぜひともオススメするようなタブー破りを試してみてほしい。