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知らなきゃ損!スーツやジャケットのシワになりにくい簡単なたたみ方

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知らなきゃ損!スーツやジャケットのシワになりにくい簡単なたたみ方

春から夏へ向かう時、夏から秋へ向かう時、スーツやジャケットの扱いは悩みの種になる。
でも、冬はまったく関係ないかといえばそんなこともない。

電車の中は暖房がききすぎていたり、体を動かした後で、ちょっとスーツやジャケットを脱ぎたいこともあるだろう。

 

そんな時にどうするべきか?
腕にかけても邪魔になるし、テキトーにたたむとシワになってしまう。

そこで今回は「知らなきゃ損!スーツやジャケットのシワになりにくい簡単なたたみ方」と題し、お手軽なスーツのたたみ方を解説していく。

脱いだスーツやジャケット、どうしてる?

腕に抱えたり襟を持つとかが一般的かもしれないが、やっぱり邪魔だし、腕が塞がってしまうのであんまり得策とは言えない。
だからといってバッグと一緒に抱えたり、テキトーにバッグの中に入れてしまうとたちまちシワのできあがり。

 

シワができるのはカンタンだが、それを消そうと思うと大変だ。
スーツの場合は気軽にアイロンなんかかけられないし、シワを消してくれるスプレーもあるが、そんなものを持ち歩いてはいないだろうし、どこまで消えるかも微妙なところだ。

 

屋外でもできる。カンタンなスーツのたたみ方2つ

まずは、屋外でもできる手軽なたたみ方からお伝えしようと思う。

 

知って得する!スーツの手軽なたたみ方

 

動画はスーツでやっているが、テーラードのジャケットの場合でも基本的には同じだ。
ビジネスでもプライベートでも、ジャケットを着る機会は増えてきているはず。

冬はそこまででもないだろうが、春先や秋口はジャケットだと暑く感じることも多いと思う。
そんな時にはサッとたたんでバッグにしまっておこう。

 

シワをあまり気にする必要がなければ、勇気を持ってできると思う。

文章でもたたみ方を解説すると、まずは左手でスーツの右の裾を掴んで脱ぎ(逆でもOK)、

 

右腕の裾を掴んだままで左も脱いで、

 

袖を完全に1つにまとめてしまう。

 

その後は襟を掴んでくるっと裏返し、

 

一回折って、

 

もう一回折りたためばかなりコンパクトになる。

 

 

知って得する!スーツの手軽なたたみ方②

先ほどのやり方もかなりカンタンだが、もっとカンタンなたたみ方もあるのでご紹介する。

 

実にカンタンだ。
時間がない時や急いでいる時には有効だと思う。

やり方としては、スーツの腕を通す部分をそれぞれ両手で持って、

 

くるっとひっくり返す。

 

ただこれだけだとキレイにひっくり返ってはいないはずだから、中に手を入れてキレイに裏返し、襟の部分をキレイに合わせる。

 

それ以外のボタンの部分などもキレイに合わせたら、

 

あとは半分に折りたたむだけだ。

 

動画では一回しか折りたたんでいないが、もちろんこれは2回折ってもOK。
ただ、早く折りたためるしカンタンではあるが、最初に紹介したたたみ方よりは少しシワのリスクがある。

特に袖は怪しいので、多少の余裕があるなら1つ目のたたみ方のほうがいいかもしれない。

 

簡単なたたみ方、オフィス内編

オフィス内であっても先ほどのたたみ方をしても良いが、デスクなどがあるならもう少し丁寧なたたみ方ができるし、そうすればシワのリスクはより低くできる。

オフィスや室内でのスマートなたたみ方は、オーダースーツのヨシムラのページで紹介されていたので、それを引用させていただきたい。

 

基本は表地は絶対に汚れたところ等に触れないようにして、
椅子や手などに触れる部分は必ず背広の裏側にします。

実際に掛けるときは写真Aの様に背広の肩のラインに
手を入れてそっとひっくり返します。
この時背広の前のボタンははずしておきましょう。

 

肩パットまではひっくり返さないようにひっくり返すと
裏地が全面に出てきます。
これを写真B左のようにそのまま椅子などに掛けます。

写真A

 

写真B

こうすると万が一椅子が汚れたりしていたときも、また居酒屋で
椅子に掛けた上着にうっかりビールをこぼしてしまったときも
裏地が汚れるだけですので表地には影響があまり出ません。

※「上手な背広のたたみ方」より引用

 

記事にも書いているとおり、居酒屋とかでは重宝するかもしれないな。
居酒屋で騒げば暑くなるし、賑わっていることがほとんどだから、季節に関係無くスーツやジャケットを脱ぐ可能性は高い。

それにシワへの対策になるだけでなく、ビールとかをこぼしても表地に影響があまりないのは素晴らしいと思う。
スーツもピンキリだが決して安い買い物ではないし、そういう時に限って良いスーツを着ている可能性もある。

 

しかもスーツは何十着も持てるものでもないから、万一のことがあると大変だ。
そう考えると特に居酒屋やレストランなどでは、このたたみ方を実践するのがベターだろう。

 

たたむ以外でスーツのシワを効果的に防ぐ「服の神」

ただ、あくまでもたたんでいる以上、普通に着ているよりは確実にシワになるリスクは上がる。
オフィスにハンガーがあればいいが、そんなオフィスばかりでもないだろう。
それに、いちいち席を立ってかけたり着たりすることを、多少の手間にも感じるのは私だけだろうか。

 

あとはよく椅子の背もたれにスーツをかけている人はいるが、あれはあまりオススメできない。
内勤だと長時間座っているからシワや痛みにつながるし、型崩れのリスクも考えられる。
特に襟の部分は常に背中に接しているから、ぺったんこになってしまうな。

しかもよいスーツほどデリケートで、悪くなりやすい。
安いスーツであったとしても、消耗品とはいえ長く着られるに越したことはない。

 

そんな時に便利なアイテムが実は存在する。
それは、チェアハンガー 服の神というもの。

 

こんな感じで、オフィスの椅子にカンタンに引っ掛けることができる。


ハンガーのようになっているから型崩れしないし、もちろんシワの心配もない。
そして使わない時は、こんなにコンパクト収納ができるから悪目立ちもしない。

そんなに高くない買い物で、効果はかなり期待ができる。

 

車でも服の神

そしてこの服の神、車専用のものも存在する。

 

これは、キミが車で営業をしているなら重宝するんじゃないだろうか。
実際私は車で営業をやっていた時に重宝した。

車だとついついサイドシートとかにガサっとジャケットを置きがちだが、日に当たりすぎるし、中途半端な形のままで長い時間が経過するとそこがシワになる。

 

これもいちいちたたむのは面倒だが、かけるだけなら本当に楽だ。
ビジネスはもちろんだが、プライベートでもジャケットを着て出かけるなら重宝する。

しかも取り外しも取り付けもカンタンだから、社用車と自家用車で手軽に付け替えができる。
ただそんなに高いものでもないから、2つ買っても良いとは思うが。

 

まとめ

いかがだっただろうか?

 

スーツのシワを今まであまり気にしてなかったのなら、これを機に注意するようにしてほしい。
ビジネスでクライアントと会う時、こういうところを見る人はちゃんと見てる。

どのみちシワシワのスーツの営業マンより、シワのないキレイなスーツの営業マンのほうが「できる」感じがするし、印象も間違いなく良い。

 

それにこういう部分は女子がよく見てる。
モテたいのであれば、シーツのシワにも気を配れるようにしよう。

長くスーツが使えれば、ちょこちょこ買い換えなくて良いからお金が浮くし、そのお金でほかのことを色々楽しめる。

 

たかがシワとあなどるなかれ。

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