キミはスタミナ苑を知っているだろうか。
行ったことはあるだろうか。
キミの知っているスタミナ苑は私の認識と同じお店だろうか。
スタミナ苑は多くのメディアで取り上げられたことがある有名店であり、ダチョウ俱楽部の寺門ジモンさんがよくオススメしているお店としても有名である。
今回は「伝説の焼肉・ホルモンの店「スタミナ苑」デビューしてのガチ感想」と題し、スタミナ苑についてまとめていこうと思う。
秘境とも言える鹿浜スタミナ苑
まず前提として2022年10月現在、スタミナ苑に支店や姉妹店などは存在しない。
お店の名前自体は特別珍しいものでもなく、なんならありふれているとも言える。
実際私も東京は豊洲にあるスタミナ苑に訪れたことがあり、何らかの系列店なのかと思っていた。
もちろんそちらはそちらで美味しいだろうが、一番有名なのは東京都足立区鹿浜にあるスタミナ苑である。
スタミナ苑までのアクセスについて、公共交通機関を使うのであれば少し苦労するかもしれない。
スタミナ苑の公式サイトで最寄駅として挙げられているのはＪＲ京浜東北線赤羽駅、王子駅、東武伊勢崎線西新井駅の3つ。
ただそれぞれ駅からはなかなかに離れた場所にあり、バスやタクシーの利用は必須。
私は赤羽駅から向かったがバスでは約20分、歩いて行くと1時間近くはかかるらしい。
スタミナ苑の外観はこんな感じ。
住宅街の中にポツンとあるような、知らなければなかなか足を運ぶことのないような雰囲気である。
お店の前の大きな木がひと際目を引き、何とも言えない特別感を表している。
そしてお店の中はこんな感じ。
私は友人と2人で店を訪れ、4人掛けと思われるテーブル席に通していただいた。
テーブル席の小窓から見えるすだれや風景が何とものどかで、田舎に帰ったような不思議な落ち着いた気持ちになる。
そういえば写真にはおさめていないが、何とこの日は寺門ジモンさんも来店されていた。
カメラなどは見えなかったのでおそらく完全プライベート。
数人の知り合いと一緒にお肉を楽しまれていた。
余談だが私はスタミナ苑をこのマンガで知った。
スタミナ苑で色々と飲んで食ってみたが牛もつ塩煮込みはオススメ、というか必食
そんなスタミナ苑で実際に色々と食べたものについて、感想も含めて書きつづっていこうと思う。
まず個人的に一番にオススメしたいのは牛もつ塩煮込み。
写真を見ただけではなかなか煮込みとは思わないんじゃないだろうか。
・・・私だけだろうか。
とりあえず何と言っても煮込みなのに汁が全然無い。
そしてホルモン部分はさておいたとしても、煮卵やゆで卵ならともかく、中央に鎮座するうずらの卵はなかなかに珍しい。
だが、この魅惑的な卵黄の輝きが何とも食欲をかき立てる。
実際食べてみると牛もつは柔らかいけれど適度な弾力があり、心地良い噛み応えを残した後に飲み込むことができる。
塩煮込みのためか味わいの主張はそこまで強くはなく、肉の旨味がより一層感じられるように思う。
そして良きところでうずらの卵を絡めていただくと、また違った濃厚さがそこに加わり、新しい美味しさを発見できる。
こういう感想が正しいのかはわからないが、個人的にはこの牛もつ塩煮込みが一番のヒットだった。
そしてこちらは一番人気のメニューだというミックスホルモン（塩）。
ミックスされているせいもあるかもしれないが、個人的にはなかなか見かけることのない部位が揃っているような印象を受けた。
ちなみに常連になると部位ごとに小分けされ、出てくるものも微妙に変わるとか。
私の後ろの席がおそらく常連で、確かにキレイに並べられていた。
とはいえ常連だろうが無かろうが、当然ながらミックスホルモンの味わいに間違いは無い。
どれがどの部位なのか全部はわからなかったが、それぞれに違った個性があって変化を楽しめた。
メニューでは値段しかわからなかったが、実際のホルモンを見て納得、というかお値打ちだと思うボリュームである。
そしてシメにオススメなのはテグタンスープ。
こちらは取り分け後の写真だが、牛の色々な部分の落とし肉をグツグツ煮込んだものなんだとか。
いわゆる韓国料理のテグタンスープとは別物である。
こちらは何とも言えないトロトロ感と超濃厚な味わいでありながら、〆で食べてもスルスル入るくらいに美味しい。
写真に肉が映っているが、こちらのお肉も実にトロトロで美味しかった。
他にも下記のようなメニューをいただいた。
ハツのタタキ
レバ塩
上ハラミ
上タン
まとめ
いかがだっただろうか。
スタミナ苑について下記のことをまとめてきた。
正直行くのは大変だし、行っても混雑に巻き込まれて長い待ち時間を過ごすことになるかもしれない。
それでもお店から伝わる肉への愛情と丁寧な仕事、
何はともあれお店に行ったら煮込みは食べてみてほしい。
個人的には牛もつ味噌煮込みのほうもぜひ食べてみたいと思った。
でもまずは、都内ではなかなか見かけることの少ない塩煮込みをオススメしたい。
