カレーの次は居酒屋×食堂。
東急プラザ渋谷にある「もしも食堂」が、前回からの継続という形でホフディラン・小宮山 雄飛さんとのコラボ店舗を新オープンさせた。
その名も「酒場食堂」。
今回は「【実食レポ】渋谷の新名所!子どもから大人まで楽しめる酒場食堂」と題し、ホフディラン・小宮山 雄飛さんがプロデュースする酒場食堂についてまとめていこうと思う。
本気の居酒屋、ネオ居酒屋の前の入り口渋谷「酒場食堂」
東急プラザ渋谷6階の渋谷グラン食堂内にあるシェアキッチンプロジェクト「もしも食堂」にて、2023年4月29日から2024年1月末頃まで営業予定の酒場食堂。
ちなみに前回はWORLD CURRY FESTA(ワールドカレーフェスタ)として営業しており、そちらも記事にまとめているので良かったら読んでみてほしい。
-
ホフディラン小宮山雄飛が選ぶ4つの名店カレーを贅沢に試食してきた
有名店ではあるけど遠方のお店にはなかなか足が向かない。 美味しいという評判を聞いても、美味しいとわかっていてもなかなか難しい部分はあると思う。 私もスーパーペーパードライバーなので、車での移動が必要な …
続きを見る
酒場食堂は昼でも夜でも食堂として居酒屋として使えるお店。
そしてWORLD CURRY FESTA(ワールドカレーフェスタ)から継続する形で、今回も音楽界のグルメ番長とも呼ばれるホフディラン・小宮山 雄飛さんとのコラボになっている。
今までに数多くの酒場本やレシピ本を出版しただけでなく、食べ物系の連載もかかえる食通の小宮山さん。
今回は日本全国の酒場や定食屋を食べ歩いてきた中で、小宮山さん自身が求めていたメニューを取り揃えている。
酒場食堂の名前のとおり昼呑みできる酒場としての側面はもちろん、家族連れやガッツリした夜の宴会にも対応できるような、全方位に向けたバリエーション豊かなメニューがある。
しかもインバウンド需要に向けたベジタリアンメニューも用意するなど、海外の方にも嬉しい食堂になっている。
15時間ぐらいかけて小宮山さんが貼ったこだわりの短冊メニューや内装
内装にも並々ならないこだわりがあるそうで、とりあえず驚いたのは店のいたるところにある短冊メニューは小宮山さんご自身ですべて貼ったとのこと。
最初は数枚だけ貼るつもりだったそうだが、途中でやめられなくなって結局トータル15時間くらいかけてすべて貼ったとのこと。
お店の外の壁にもキレイに貼られている。
とはいえメニューは固定ではなく随時新しいものを考え、お客さんからの要望があれば追加するし、人気が無ければやめるともおっしゃっていた。
その筆頭が名物バタフライピーポテサラ。
「名物」と銘打っているにも関わらず、「バズらなかったら2週間でやめようと思ってます」とおっしゃっていた。
こちらはモンブランの機械でポテト部分を後乗せしてくれる。
少し脱線したが他の内装はこんな感じ。
おひとりさまに嬉しいカウンター席も用意されている。
上2つの写真を見比べてもらうとわかるが場所によって照明が異なり、まるで違う店のように見えるのも個人的には面白い仕掛けだと思った。
あとはカウンターの前にあるサインにもおかしなこだわりがあるようで。
こちらは偽物のサインだそうで、実在しない有名人やお店に無いメニューを推すデタラメなサインを少しずつ追加していくとのこと。
ちなみに上の写真には2枚しか映っていないが、1枚はホフディランのメンバーであるワタナベイビーさんが偽のプロレスラーのサインを書いており、もう1枚はシェフの方が中二病をこじらせて必死に練習していたサインだそうで。
こういう本気の悪ふざけ、大好きである。
最強!渋谷ブラックカレー定食を実際に食べてみた感想
バリエーション豊かなメニューを取り揃える酒場食堂だが、お店の一押しは最強!渋谷ブラックカレー定食。
こちらは小宮山さんプロデュースの新作カレーであり、柔らかく煮込んだ豚バラ肉とコク深いブラックカレーになっている。
小宮山さん曰くカレー好きは最終的にブラックカレーにいきつくそうで、カレー好きのこだわりを存分に詰め込み、材料はなんとスパイスと野菜とお肉だけ。
とはいえ酒場食堂はカレー専門店ではないため、居酒屋で出せるような普通のカレーに見せかけて美味しいカレーを目指したとのこと。
今回は特別に試食サイズでいただいた。
この写真だとそこまで黒く見えないかもしれないが、実際はかなりブラック。
色合いはともかくスパイスがたっぷりと溶け込んでいる感は伝わるはず。
食べてみるとかなりスパイシーな味わいになっている。
とはいえ多くの人が食べられるであろうレベル感に抑えられており、あとから野菜の旨味なども口の中に伝わってくる。
そして豚バラ肉が良い仕事をしていた。
豚バラ肉自体におそらくほとんど味付けはされていないので、スパイシーなカレーとキレイにマッチングする。
スプーンで切れるくらいにやわらかくて、一緒に食べるとまた違った魅力を感じた。
まとめ
いかがだっただろうか。
ホフディラン・小宮山 雄飛さんプロデュースの酒場食堂についてまとめてきた。
とりあえず個人的には非常に雰囲気が気に入ってしまった。
オシャレでありながら古き良き居酒屋の要素も取り揃えている。
値段もそこまで高くはないし、気軽にお邪魔できそうな雰囲気である。
キミもぜひ一度お試しあれ。