【未知のビール体験?】キリンのクラフトビール”SVB”8種を飲み比べ

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【未知のビール体験?】キリンのクラフトビール”SVB”8種を飲み比べ

数え始めるとキリが無いクラフトビール。
ただ、以前に比べると格段に手に取りやすくはなってきた。

普通に酒屋やコンビニなどで買えるものもある一方、通販やお店でしか飲めないものもある。

 

ご紹介するSVBは、まさしくそれにあたる。

今回は「【未知のビール体験?】キリンのクラフトビール”SVB”8種を飲み比べ」と題し、SVBの8種類のクラフトビールについて、そして、それを飲み比べた感想などをまとめていこうと思う。

キリンのクラフトビール。SVB(スプリングバレーブルワリー)とは?

SVB(スプリングバレーブルワリー)は、「ビール通をうならせ、ビールが苦手な人もおいしく飲める」という、一見矛盾しているような“新次元のビール”を目指すブルワリー。

バリエーションの豊富さや製造へのこだわりはもちろん、ビールの作り手の想いも強く、様々な人がそれぞれに違うお気に入りを見つけ出せるようなビール体験を提供している。

 

SVBの歴史が始まったのは1870年

とはいえ私自身知ったのは最近だったので新しいブランドなのかと思っていたが、歴史は相当古い。
SVBの始まりは、なんと1870年。

ウイリアム・コープランドというノルウェー生まれのアメリカ人が、故郷から遠く離れた日本の横浜で「スプリングバレーブルワリー」を設立したことがすべての始まり。

 

彼の生み出したビールは横浜に住む外国人の間でまず火が点き、その後日本人にも広まっていった。
そしてSVBは、日本で初めて商業的な成功を収めたビール醸造所となったそうだ。

それから130年経った2012年。
ビール文化をもっと面白くするために、キリンビールの社内ベンチャーとしてSVBは蘇った。

 

2014年にプロジェクトが始動し、2015年に醸造所併設店舗がオープン

そこから準備期間を経て、2014年にプロジェクトが始動。

試作品をオンラインショップで数量限定販売し、顧客の声も積極的に取り上げながら6種類の定番商品が完成した。

 

そして構想から3年。
様々なビール体験を生み出す場として、横浜のキリンビールの工場内と、東京の代官山にSVBのお店がオープン。

その後2017年には、日本らしさの象徴とも言える京都にお店をオープンさせた。

 

しかし2018年には、ブルックリンブルワリーの記事でも紹介したタップマルシェの登場により、それらのお店に行かなくても気軽にSVBのクラフトビールを楽しめるようになった。

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SVB(スプリングバレーブルワリー)の8種類飲み比べ

ということで、SVBのクラフトビールを飲み比べてみた。
それぞれの味の特徴や、筆者が飲んだ感想などをお伝えしていきたい。

 

SVBのクラフトビール1:496の特徴と飲んだ感想

496は、甘味・酸味・苦味が絶妙なバランスになっており、6種類の中では最もスタンダードと言えるかもしれない。

ちなみに496は何かの語呂合わせとか製造番号などではなく、1カ月間毎日飲んでも飽きることがないビールという意味で、1から31までの数字を足した合計。

 

実際飲んだ感想としては、なんというか安心して飲める。
バランスは良いながらも華やかな味わいで、キレ味鋭い印象である。

 

SVBのクラフトビール2:COPELAND(コープランド)の特徴と飲んだ感想

コープランドは、SVBの創業者の名前。
原点のようなビールであり、他のビールを色々飲んだ後でも立ち返りたくなるような味わいになっている。

麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和している。

 

飲んでみると確かに香りが豊かで、甘味や苦味の主張はそこまで強くないように感じた。
私が飲んだものは炭酸もそこまで強くなく、飲んだ後にさわやかな香りが長く残っていた。

 

SVBのクラフトビール3:Afterdark(アフターダーク)の特徴と飲んだ感想

味のふくよかさと飲みやすさを兼ね備えた、俗に言う黒ビールのアフターダーク。

カラメルを思わせるような香ばしい味わいで、苦味やコクはまるで上質なコーヒーを飲んでいるかのようだった。

 

黒ビールはクセの強いものも多いが、アフターダークはその中でも飲みやすいように思う。

 

SVBのクラフトビール4:Daydream(デイドリーム)の特徴と飲んだ感想

ゆずや山椒など、ユニークな和素材を使ったジャパニーズホワイトクラフトビールのデイドリーム。

発案者が女性ということもあるのか、大胆ながらもきめ細かな作りは、日本ならではと言えるかもしれない。

 

実際に飲んでみるとゆずの風味がすべてを丸く包み、やわらかな味わいだった。
とはいえ、最初に飲んだ時には柑橘感はあまり強くなかった。

ただ、飲み進めるうちにゆずをじわじわと感じる。

 

SVBのクラフトビール5:on the cloud(オンザクラウド)の特徴と飲んだ感想

あえて小麦を使うことで、やわらかな味わいを実現したオンザクラウド。

ネルソンソーヴィンホップという希少なホップが使われており、こちらは白ワインを思わせるフルーティーでさわやかな香りが特長とのこと。

 

飲んでみた感想としてはフルーティーながらもキレ味を鋭く感じた。

ほどよい苦味が心地よい。

 

SVBのクラフトビール6:JAZZBERRY(ジャズベリー)の特徴と飲んだ感想

画像ではなかなかわかりにくいが、実際はジャズベリーの名前の通りワインのように鮮やかに赤い。
こちらはラズベリーの果汁を加えて醸造しているそうだ。

実際飲んでみるとかなりベリー感があり、甘酸っぱい。
ビールの概念を覆されそうだが、これはこれでアリ。

 

たまに無性に飲みたくなりそうな感じがする。

 

SVBのクラフトビール7:Daikanyama SPARKLING(ダイカンヤマスパークリング)の特徴と飲んだ感想


こちらは「このお店にワインはありますか?」というお客の声がきっかけで開発されたビールだそうだ。

それを実現するために、ワイン酵母で発酵させているという変わり種。

 

実際飲んでみてもフルーティーで華やかな味わい。
口当たりが軽くてスッキリしており、その名の通りスパークリングワインのように楽しめるので、ワイン好きにもきっと刺さるビールだと思う。

 

SVBのクラフトビール8:Experimental Beer ~Type Cassis~(エクスペリメンタルビール~タイプカシス~)の特徴と飲んだ感想

こちらは赤ワインを思わせるような味わいで、ビールには珍しくなんとアルコール度数は10%。

それだけでなく、SVBのクラフトビールでは最高価格帯となる1本1,100円というゴージャスなビール。

 

紹介の通り本当に赤ワインのような味わいだが、一般的にイメージする赤ワインよりも軽い感じがする。

そしてこちらも名前の通り、カシスがほのかに顔を出し、アルコールの高さをそこまで感じさせなかった。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

SVBのクラフトビール8種類について、下記のことをまとめてきた。

 

・キリンのクラフトビール。SVB(スプリングバレーブルワリー)とは?
 SVBの歴史が始まったのは1870年
 2014年にプロジェクトが始動し、2015年に醸造所併設店舗がオープン
・SVB(スプリングバレーブルワリー)の6種類飲み比べ
 1:496の特徴と飲んだ感想
 2:COPELAND(コープランド)の特徴と飲んだ感想
 3:Afterdark(アフターダーク)の特徴と飲んだ感想
 4:Daydream(デイドリーム)の特徴と飲んだ感想
 5:on the cloud(オンザクラウド)の特徴と飲んだ感想
 6:JAZZBERRY(ジャズベリー)の特徴と飲んだ感想
7:Daikanyama SPARKLING(ダイカンヤマスパークリング)の特徴と飲んだ感想
8:Experimental Beer ~Type Cassis~(エクスペリメンタルビール~タイプカシス~)の特徴と飲んだ感想

 

SVBは横浜か代官山のお店なら確実に飲める。
家で楽しみたい場合には、キリンのオンラインショップで購入ができる。

 

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