キミはカフェによく行くだろうか。
カフェが好きだろうか。
私はたまに行く程度で、基本はインスタントや缶コーヒーなどをたしなんでいる。
しかし今後カフェに行くことがなくなるかもしれない。
家庭用コーヒー&ティーマシンのKEURIG(キューリグ)にはそのくらいの破壊力がある。
今回は「【カフェさん誠にごめんなさい】キューリグがあればおうちがガチカフェに」と題し、アメリカでは4世帯に1世帯が持っているというキューリグについて、実際に使った感想も含めてまとめていこうと思う。
コーヒーだけじゃない!緑茶も紅茶も作れるKEURIG(キューリグ)
マルチブランド・マルチドリンクを掲げるKEURIG(キューリグ)。
日本ではまだまだ知名度が高くはないが全米ナンバー1のコーヒー&ティーマシンであり、何と4世帯に1世帯は所有しているという浸透っぷりである。
失礼ながら私も全然知らなかったが、日本での歴史も意外と古い。アメリカで1992年にキューリグ社が誕生し、日本には20年以上前の2001年に上陸している。
UCCホールディングスの現CEOである上島豪太氏が、「日本でも将来カプセルの時代が来る」と考えて独占販売権を獲得。
そして2006年に家庭用での販売を開始した後、2019年にUCCグループであるユニカフェ社に事業移管した。
そのタイミングでマルチブランドモデルに着手しており、現時点で21ブランドのカフェの味わいを楽しめる。
日本でもカプセルのコーヒーはかなり定着してきたように思うし、ドルチェグストやネスプレッソなど知名度が高いものもある。
しかし基本的にはそのメーカーが開発したカプセルがメインだし、コーヒーに特化したものがほとんど。
キューリグは誰もが知るカフェを筆頭にコーヒーのバリエーション自体が豊かだし、それだけでなく紅茶や緑茶もカプセルで作れるのはストロングポイントじゃないかと。
好みによるかもしれないが、私は同じものを飲み続けるタイプではないので相当魅力を感じた。
日本への最適化。新モデルのKB-01を実際に使ってみた感想
そんなキューリグから、日本の家庭にもバッチリフィットするスリムなモデルが販売された。
従来のモデルと比較するとこんな感じ。
奥行きは大きく変わらないが幅の違いは一目瞭然であり、約半分ぐらいのサイズ感になっている。
代わりにタンクの容量が減ったりお湯を出す機能が無くなっていたりするものの、操作はよりシンプルで使い勝手も良くなっているんじゃないかと。
ボタンはたったの3つ。
左から電源ボタン、抽出量ボタン、開始ボタンである。
抽出量に関してはそれぞれのカプセルにオススメが記載されている。
とはいえ当然だがあくまでもオススメ。いわゆるアメリカンにしたいなら200mlを選べば良いし、よりすっきち飲みたいなら240mlも選択できる。
カプセルをそのままセット。キューリグの使い方はカンタン5ステップ
キューリグの使用手順は下記の通り。
1:トレーの高さを調整
2:水を入れてカップをセット
3:カプセルをセット
4:抽出量を選択
5:開始ボタンを押す
これはあくまで初回であり、トレーの高さと抽出量は2回目以降はすっとばしても良いので実質3ステップかもしれない。
トレーの裏にスタンドがあり、3段階に調節できる。
とはいえそこまで厳密じゃなくても良いんじゃないかと。
タンクに水を入れてカップをセット。
そしてK-Cupという専用カプセルをセットするわけだが、実際のカプセルはこんな感じ。
窒素を充填して密閉することで豆や茶葉の酸化を防いでおり、いつでも淹れたての味と香りが楽しめる設計になっている。
他社カプセルよりも少し大きめだが、豆の蒸らしや茶葉のジャンピングの空間まで計算しての設計らしく、美味しさの追求に余念がない。
こちらはシールをはがしたりする必要は無く、そのままセットしてOK。
淹れ終わった後はそのまま捨てられるので楽だし、手が汚れないのも嬉しいポイントじゃないかと。
カプセルをセットしたら抽出量を選んでSTARTを押せば抽出が始まる。
種類によるかもしれないが水から沸かす時間を含めて1分程度で出来上がるので、体感としては相当早く感じた。
しかも個人的に良いと思ったのが、淹れ終わると音で知らせてくれること。
他の作業をやりながらでも待てるし、終わったと思って取り出したらまだ残ってたみたいな事故が無くなる。
コーヒーも紅茶も緑茶も手軽すぎるのにカフェの味すぎる
実際の味に関してだが、先日キューリグの中でも厳選された8種類を試飲させていただいた。
・HIDE IZAKI ドリップカプセル
・HARNEY & SONS PARIS
・HARNEY & SONS ENGRISH BREAKFAST
・HARNEY & SONS SOHO
・上島珈琲店 オリジナルブレンド
・丸山珈琲 丸山珈琲のゲイシャ
・With MILK カフェオレ用ブレンド
・辻利 宇治ほうじ茶
・中村藤吉本店 中村茶
カフェオレからほうじ茶まで本当に広すぎる振れ幅だが、紙コップでもカフェの味わいだった。
何より香りが非常に豊かで、それぞれに豆や茶葉の味わいの特徴が際立っている印象である。
とてもじゃないがカプセル、しかも同じ機械で淹れたものとは思えない。
もうカフェは良いかな、とガチで考えてしまった。
まとめ
いかがだっただろうか。
キューリグについて実際に使った感想も含めてまとめてきた。
色々とお伝えはしてきたが、この味わいや手軽さの衝撃は実際に体感してみないとなかなか伝わらないかもしれいない。
カプセルと沸かしてもいない水をセットしてボタンを押すだけなのに、味わいはまさにカフェ。気分もカフェ。
少しでも心動くものがあったなら、キミもぜひ一度お試しあれ。