申し訳無いが私だけでなく会場の多くの人が「???」となったと思う。
先日参加させていただいた「伊右衛門」戦略・新CM発表会での一幕のこと。
20周年の節目に味わいやパッケージを大きく変更し、メインのCMキャラクターも本木雅弘さんから堺雅人さんへとシフトチェンジした伊右衛門。
今回は「今まで演じた濃い役は?→堺雅人「普通の人、薄い役ばかりでした」伊右衛門新CM発表会」と題し、伊右衛門新CM発表会のレポートをまとめていこうと思う。
伊右衛門20周年で味わい・パッケージ、CMも大幅リニューアル
2004年3月に発売を開始したサントリー伊右衛門は2024年に20周年を迎える。
その間には何度かリニューアルを繰り返しているが、20周年の節目には味わい・パッケージ、CMまでもを大幅刷新することに。
リニューアルにおけるテーマは『一度飲めば違いがわかる、本当においしいお茶』。
ポップでもとりあえず一度は飲んでほしいという想いを訴求している。
具体的には今回のリニューアルで茶葉が1.5倍、旨み抹茶が3倍になっており”濃さ”を前面に押し出している。
そしてラベルも現行品は小さくシンプルになっていたが、20周年の節目に濃く大きく変化している。
さらに新CMシリーズのメインキャラとして、俳優の堺雅人さんと古川琴音さんが新たに抜擢された。
ちなみに本木さんから堺さんへの変更について、CMの中ではあるが本木さんはお茶を作る側、堺さんはユーザー側というくくりになっており、その流れでCMキャラクター自体も一新する運びになった旨をサントリーの多田誠司さんは回答されていた。
普通の役ばかり演じてきたと主張する堺雅人にツッコむMCと古川琴音
新CM発表会で個人的に一番印象に残っているのは味わいが濃くなる伊右衛門にちなみ、堺雅人さんと古川琴音さんに「今まで演じた濃い役、個性的な役で印象に残っているものは?」という質問があった。
この質問に対して堺さんは「薄い役は割と多かったですね。かき回される役というか、普通の感覚を持った普通の人。変わった役は・・・なんでしょうね。ドラァグクイーンみたいなのは舞台でやりましたけど。・・・それぐらいかな」と回答。
この回答をキミはどう思うだろうか?少なくとも私は「???」だった。
確かにゴールデンスランバーとかはそんな感じだと思うが、半沢直樹は?リーガルハイは?
とはいえ堺さんは非常に多くの作品に出演されているし、以前「役に縛られたくない」的なことをおっしゃっていたように思うので、特定の役への肩入れが無いのかもしれない。
しかしこれに対してMCは「私たちは堺さんの役は強烈に感じます」とツッコんでいた。
対して古川さんは個性的な役をもらうことが多く、中でも岸部露伴は動かないのイブを挙げ「ビジュアルも性格も濃いけど演じる時にヒントになるものしか乗っかっていないので、空気に乗るだけで楽しかったです」と回答。
その回答に堺さんも「濃い方が手がかりがいっぱいあるんですよね」と共感。
しかし古川さんは「堺さんがご自身の役を薄い役だとおっしゃっているのは本当にビックリしました。どのドラマを観ても堺さんの印象が一番に残っています」とコメントし、おそらく私を含め会場内で多くの人が思っていたであろうことを代弁してくださった。
堺雅人も飲み比べてガチレビュー。筆者も感じた新旧伊右衛門の明確な違い
そして発表会では、CMキャラクターでありながらこの日まで新しい伊右衛門を飲んでいない堺さんが利き茶に挑戦。
新旧伊右衛門を飲み比べてどちらが新しい伊右衛門かを当てることに。
「どっちも美味しい」「濃さだけじゃないんだね」などのコメントをしながらも、「なるほど、いい経験!飲み比べっていいな」と非常に楽しまれていた。
ただ、一口飲んですぐにわかったようで見事新しい伊右衛門を正解されていた。
正解した後には祝福の乾杯。
堺さんは「色がキレイで一口飲まずとも違いがわかる。お茶の世界に入っていっているような気がしますね」とコメントし、何度も「美味しい」とつぶやき。
筆者も実際に飲み比べたが、堺さんがおっしゃる通り確かに色からすでに違う。
実際飲んでみると良い意味で茶葉感や濃さを感じる。
現行品はスッキリサッパリで飲みやすいが、新しい伊右衛門と飲み比べると物足りない印象。
発売時のものは現行品よりもお茶の味わいがしっかりしているが、新しいものに比べると茶葉感は無いし厚みが足りないように思う。
まとめ
いかがだっただろうか。
伊右衛門新CM発表会についてまとめてきた。
キミが普段から伊右衛門を飲んでいるなら、ぜひ現行品と新商品で飲み比べてみてほしい。
堺さんもおっしゃった通りきっといい経験になるはず。
キミもぜひ一度お試しあれ。