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【イベントレポ】能登酒蔵とつながる会を取材させていただいた

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【イベントレポ】能登酒蔵とつながる会を取材させていただいた

2024年は年明け早々から大変な災害に見舞われた。
改めて能登半島地震により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

今回は「【イベントレポ】能登酒蔵とつながる会を取材させていただいた」と題し、2024年3月1日に実施されたチャリティイベント「能登酒蔵とつながる会」についてまとめていこうと思う。

能登の人々を継続的に支援する能登ファンコミュニティ「能登応援部」発足を宣言

能登酒蔵とつながる会は、能登応援部長の白鳥淳子さんの司会のもと進められた。

能登応援部長 白鳥淳子さん

そもそもの始まりは、丸の内周辺エリア全体をキャンパスとした朝の市民大学「丸の内朝大学」
こちらで2013年に実施された「地域プロデューサークラス 能登編」の受講生たちが中心となって今回の会は開催された。

こちらでは座学はもちろん能登でのフィールドワークも積極的に実施されたそうで、能登の方々のつながりはそれ以降もずっと継続している。

そんな折に発生した能登半島地震。
大変な被害状況を知り何かできないかと思っていた時にこちらのニュースを目にしたそうで。

以前から交流があったので白鳥さんはすぐに櫻田酒造の櫻田博克さんに「復活したあかつきには出来上がったお酒をぜひ出荷してほしい。イベントなどを開催して必ず首都圏の多くの人に提供する」旨をご連絡。

すると櫻田さんからは下記のメッセージがあり、今回のイベントの開催につながった。

能登応援部はフェイスブックにグループがあり、承認制で参加できるようになっている。

櫻田酒造の櫻田博克氏のご厚意で振る舞われた貴重な奇跡の特別純米酒「大慶」

イベントには櫻田酒造の櫻田博克さんもオンラインで参加された。

櫻田酒造 櫻田博克さん

イベント時点では避難所で生活されており、車の中から現状や今後のことなどを話してくださった。
2023年5月の大きな地震ですでに大きな損害を受けており、建物の修繕が終わって年明けから酒造りを再開しようと思っていた矢先に能登半島地震に遭遇したとのこと。

当日は酒蔵の様子を見るために現場にいたそうだが2023年の時とは明らかな違いを感じ、実際建物は倒壊。酒蔵の終わりを考えたそうだ。

 

しかし壊れた建物をチェックする中で仕込み予定だった酒米の一部が使える状態で発見され、社長とは仲が良いという天狗舞で有名な車多酒造にその酒米での酒造りをお願いしたところ快諾。

再建への第一歩として、車多酒造がある白山市に泊まり込みをして3月11日より酒造りをスタートされている。

 

そんな櫻田さんのお話の後には、旧櫻田酒造最後の大変貴重な特別純米酒「大慶」が振る舞われた。

特別な機会で飲む時のために1本だけ取っておいたそうだが一升瓶のラベルは上部のものしか見つからず、唯一残っていた四合ビンのラベルをはがして貼り直している。

実際の味わいを体験してお伝えしたかったが取材で伺っていることや、相当貴重なお酒であることがわかったので気軽にお願いできなかった。。。

ともあれ参加された皆さんは大事そうにじっくりと堪能されていた。

石川県庁のスギタクこと杉本拓哉氏、松波酒造の金七聖子氏も震災当時、そしてこれからをコメント

石川県庁 スギタクこと杉本拓哉さん

他にイベントでは石川県庁のスギタクこと杉本拓哉さん、松波酒造の金七聖子さんもオンラインで参加された。

スギタクさんは被害状況や震源地などを日本地図を出したりしながら具体的に、詳細にお話しされていた。

中には原発建設予定地の真下が震源地だったという衝撃的なお話も。。。

そして今後についてはスギタクさんの個人的な意見として「能登で一流の田舎を作りたい」という構想を挙げられた。

孤立集落ほど山の水や野菜、保存食が充実していただけでなく、海でサザエが取り放題という豪華な生活をしていたそうで。それもあって自衛隊が迎えに行っても拒否されたとか。

自給自足ができる場所にITの要素を加えれば唯一無二の一流の田舎ができるし、その方が現実的だとおっしゃっていた。

 

最後は松波酒造の金七聖子さん。

松波酒造 金七聖子さん

金七さんはとにかくiPhoneの重要性を語られていた。
具体的には被災時には情報が非常に重要であり、そのための手段としてiPhoneにはすごく助けられたそうで。

当時からSNSなどへの情報発信は積極的に実施されており、その投稿には都度大きな反響があった。

金七さんはイベントの時点ですでに酒造りをスタートさせており、現在醸している新しいお酒の名前は「大江山GO」に決定したことを発表。

 

最初はNEOだったそうだが理解を得られず、ふと浮かんだGOという言葉に「合」や「郷」など様々な意味が込められると思い、改めていい名前だと思ったんだとか。

その「大江山GO」は2024年4月の発売を予定している。

まとめ

いかがだっただろうか。
能登酒蔵とつながる会で伺った内容についてまとめてきた。

大変な災害ではあったがそれを受け止めて前に進む力強さ、たくましさに感銘を受けた。

皆さんが今度作るお酒が楽しみだし、出荷されたあかつきには私も入手したい。

 

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