クラフトジンは本当に奥深い。
そんなことを改めて考えさせられた。
ジャパニーズクラフトジンも数多く作られ、すっかり定着してきた感のある昨今。
それでも世界にはまだまだ未知なる素晴らしいクラフトジンがある。
今回は「デンマーク発の至高のクラフトジン「ハービージン」が個性豊かすぎ!」と題し、デンマーク発で日本初上陸の個性豊かすぎる3種類のジン「ハービージン」について実際に飲んだ感想も含めてまとめていこうと思う。
ハービージン エクスポートジン
まずはハービージン エクスポートジン。
こちらはデンマーク産のリンゴ、カミツレ、黒胡椒を使った辛口ドライジンである。
”ユーカリと松”のような清々しく力強い芳香が特徴とのこと。
ご紹介する3種類はそれぞれにジンマスターという国際コンペティションでの受賞歴があるが、こちらはその中でも2018年の「スーパープレミアムジン部門」で最高評価のマスターメダルを獲得している。
まずはそのままストレートで飲んでみた。
ちなみにほか2種類のアルコール度数は37.5度だが、こちらだけ40度でほかの2種類よりも少し高い。
ユーカリと松の感じはイマイチわからないが、黒胡椒の味わいや鮮烈さはハッキリ感じる。
3種類の中ではおそらく一番スタンダードな味わいなのかもしれないが、個人的にはそんな刺激やボタニカルな味わいが新感覚だった。
ハービージン オーガニックジン
お次はハービージン オーガニックジン。
「北の柑橘」と呼ばれるデンマーク産シーベリーを使った100%オーガニックのドライジンであり、それ以外にはジンの命であるジュニパーベリー、シトラス、シーベリーなどが使われており、未体験の味わいとのこと。
こちらは2019年のジンマスターのオーガニック部門でゴールド、2020北欧スピリッツ賞でゴールドを受賞している。
実際飲んでみるとアルコール度数の影響もあるのか、エクスポートジンより味わいがおだやかに感じる。
ただ、未体験は確かにおっしゃる通り。私もそこまで多くのジンを飲んでいるわけではないがビックリした。
とはいえ3種類の中で度数や風味などバランスが整っている印象で、ほんのりシトラスも心地良い。
ハービージン ピンクジン
最後はハービージン ピンクジン。
北欧らしさが際立つクランベリー、ラズベリー、リンゴを使ったフレーバージンであり、ピンクはビンの色ではなくベリーをまるごと蒸留した天然もの。初心者にオススメのジンとのこと。
以前にビーフィーターのピンクストロベリーというフレーバージンをご紹介したが、そちらもジンの色までピンクではなかった。
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こちらは2018、2019ジンマスターのフレーバージン部門でシルバー、2019IWSCでブロンズを受賞している。
ジンをストレートでグラスに注いでもそこまで映えることはないが、こちらはこんな感じ。
ピンク感、伝わっているだろうか。
実際飲んでみるとフルーティさに驚く。
ストレートでこんなにも甘く感じるジンは初めてかもしれない。
フレーバージンなのでそもそもの土俵が少し違うとは思うものの、確かに初心者にはもってこい。もちろんジン好きも試してみる価値はあると思う。
何と言ってもピンク色のジンはインパクトが大きいので、プレゼントにも喜ばれるんじゃないだろうか。
まとめ
いかがだっただろうか。
個性派のプレミアムクラフトジン「ハービージン」について実際に飲んだ感想も含めてまとめてきた。
3種類それぞれに個性豊か過ぎて甲乙つけがたいが、個人的にどれかを選ぶのならエクスポートジンをオススメしたい。
あの黒胡椒の刺激感はきっとクセになるはず。
キミもぜひ一度お試しあれ。