飛行機や新幹線でどこかに出かける時、出発までの待ち時間は意外と楽しいもの。
お土産を見たり、一杯ひっかけたり、食事をしたり、ウインドーショッピングをしたり。
東京駅において、そんなニーズを満たしてくれる東京駅一番街。
この度15周年を迎えることになり、その記念としてグルメフェスタが開催される。
そんなグルメフェスタにおいて、東京ラーメンストリートで限定販売される特別メニュー2種類を一足先に試食させていただいた。
今回は「東京駅一番街15周年記念の限定ラーメン2種を食べてきた」と題し、東京駅一番街15周年記念として開催されるグルメフェスタで提供される限定ラーメン2種の感想をまとめていこうと思う。
塩ラーメン専門 ひるがお「WAGYU ラーメン」 1,500円
まずは塩ラーメン専門 ひるがお。
こちらで提供されるのは1日30杯の数量限定「WAGYU ラーメン」。
どんぶりの約半分を大きな和牛が覆っている。
ラーメンの特徴としては、じっくり煮込んで乳化させたスープにひるがおのスープをブレンド。
それにA5ランクの和牛チャーシューがトッピングされている贅沢な一品である。
さすがはA5和牛。サシの入り方が美しかった。
そしてこの肉厚な感じ、伝わるだろうか。
A5和牛の自信からかチャーシューはレア感がかなり強く、一般的なチャーシューとは全然違う印象を受けた。
トッピングされた2枚のチャーシューは非常に大きく、肉厚。なのに柔らかくて肉の旨味をしっかりと感じられる。
ホロホロ崩れる感じではないが、これはこれで美味しい。この肉肉しさが男子的にはたまらないはず。
ラーメンのスープはあっさりとした塩味ながらも肉の旨味も移っており、複雑な奥深い味わいになっている。
そして、こってり和牛に生のシャキシャキ玉ねぎと青ネギ。
和牛一色になった口をリセットしてくれて、また新鮮な気持ちで食べ進めることができる。
麺は細麺で程よく麺にからみ、スイスイと食べ進めることができた。
試食した2つをあえて比べるなら、私はこちらを選ぶ。
東京駅 斑鳩(いかるが)「うにソースつけ麺 〆の海老のビスク・リゾットつき」 1,280円
次は東京駅 斑鳩(いかるが)。
こちらで提供されるのは、「うにソースつけ麺 〆の海老のビスク・リゾットつき」。
期間中の13:00から1日10杯限定で発売なので、かなりレアである。
濃厚なウニペーストを温かいヴィシソワーズスープ風に仕立てた一品。
〆はぜいたくにも海老だしのリゾットと合わせていただく。
ちなみに上の写真は取材用にまとめて持ってきてもらったが、実際は先につけ麺とつけ麺のスープが出てきて、〆のタイミングは自分で選ぶことができる。
つけ麺には鶏のチャーシューなどがトッピングされ、
つけ麺のスープは見るからに濃厚である。
というかとてもじゃないがつけ麺のスープには見えない。
このまま飲んでしまいそうなところをつけ麺して実際にいただいたが、スープのからみ方がスゴイ。
ヴィシソワーズスープ風なのでスープがきめ細かく、本当に麺によくからむ。
そして味は濃厚なウニの旨味が口いっぱいに広がる。
また、チャーシューはそのままだと結構あっさりした味わいだが、スープにひたして食べると非常に美味しい。
そんな感じで食べ進めたら、スープが全然残らなかった。
ちなみに海老だしリゾットもそのまま食べてみた。
結構ビックリするくらいの海老感だが、好みは分かれるかもしれない。
ということで残りは少なかったが、ウニのスープにリゾットをイン。
当たり前かもしれないが、スープと混ぜたほうが美味しかった。
リゾット単体では海老の主張が強かったが、スープと混ざることで程よく中和され、味のバランスが良くなっている。
海老とうにで両方とも魚介なので、相性もバツグン。
ただ、スープは多めに残しておくことをオススメする。
なんなら麺はほどほどのところでリゾットを入れても良いかもしれない。
味の美味しさはもちろんだが、〆のリゾットまであるのでキミがガッツリ食べたいのであればぜひオススメする。
まとめ
いかがだっただろうか。
東京駅一番街15周年記念グルメフェスタに登場する特別メニューで、試食させていただいた2種類について下記のことをまとめてきた。
・ひるがおの「WAGYU ラーメン」は1日30杯限定
・A5ランク和牛のチャーシューは必食
・肉肉しさに圧倒される
・斑鳩の「うにソースつけ麺 〆の海老のビスク・リゾットつき」13:00から1日10杯限定
・うにソースのスープはとにかく濃厚。うにの旨味凝縮
・スープは美味いができる限り残す方向で
・リゾットはスープと合わせたほうが絶対美味しい
ちなみに東京駅一番街15周年記念グルメフェスタは、2020年10月1日~11月30日の期間で開催される予定になっている。
営業時間や他のお店の特別メニューなど、詳しくは公式サイトをチェックしてみてほしい。