以前にオススメのマンガを10作品ご紹介した。
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一度は読まなきゃ人生損してる!DSR的オススメマンガ10選
キミは今までに、どんなマンガを読んできただろうか? 少年マンガ、青年マンガ、少女マンガ、などなどあると思う。 一昔前は、「オトナがマンガなんて。。。」という風潮があったが、この頃はだいぶ変わってきた。 …
ありがたいことに、なかなかの反響があった。
私自身本当に色々なマンガを読んでいて、正直前回の記事だけでは紹介しきれていないマンガもまだまだある。
ということで今回は「一度は読まなきゃ人生損してる!DSR的オススメマンガ10選2」と題し、オススメのマンガをさらに10作品ご紹介していこうと思う。
DSR的オススメマンガ11:孤独のグルメ(こどくのぐるめ)/久住昌之(くすみまさゆき)、谷口ジロー(たにぐちじろー)
「飯テロ」という言葉を生み出した、お一人様グルメマンガの金字塔とも言える。
個人で輸入雑貨の貿易商を営む井之頭五郎(いのかしらごろう)が、仕事の合間に立ち寄る飲食店で、独り食事を楽しむさまを描いたマンガである。
ワカコ酒は「女性版孤独のグルメ」なんて書き方をしたが、井之頭五郎はまったくお酒は飲まない。
ひたすら食事を楽しむだけである。
「おっさんが1人でご飯を食べているのを見て、何が面白いの?」
というのは大半の感想だと思うが、何だか中毒性があって止まらない。
私もマンガを購入してから、何度繰り返し読んだのかわからない。
ちなみに孤独のグルメ第1巻の発売は、なんと1997年。
それから20年近く経った2012年にドラマ化され、それがスマッシュヒット。
2020年5月時点でシーズン8まで放送されている。
マンガの井之頭五郎はどちらかと言うと尖っているイメージだったが、ドラマは松重豊さんが主演を務め、少しやわらかい印象を受ける。
しかし2015年に発売されたマンガの第2巻では、かなりドラマのキャラに寄せられている印象を受けた。
ドラマのインパクトがありすぎるから仕方ないかもしれないが、個人的にはもう少し別物として走って欲しかった気がする。
だが、作画担当の谷口ジローさんは、残念ながら2017年2月に永眠された。
心よりお悔やみ申し上げるとともに、二度とあのテイストでの孤独のグルメの新作を見られなくなったと思うと、残念で仕方ない。
今後マンガの新作を作るつもりがあるかはわからないが、個人的には全2巻で完結しても良いと思う。
ただ、ドラマはできるならまだまだ観たい。
DSR的オススメマンガ12:はるか17(はるかセブンティーン)/山崎さやか(やまざきさやか)
ドラマ化もされたはるか17は、全19巻。
主人公宮前遥(みやまえはるか)は、就職活動をするも内定を取れない日々が続いていた。
ある日見つけた芸能プロダクションへの就職が決まるが、遥自身はマネージャーとして採用されたと思っていたのに、社長はアイドルとして採用していた。
嫌がる遥を社長は説得し、22歳にも関わらず17歳のアイドルとして売り出す。
芸能界の人間模様、汚さ、綺麗さ、大変さなどなどが垣間見えるマンガである。
もちろんこれが現実なのかはわからないが、個人的にはかなりリアリティがあるんじゃないかと思っている。
うまくいきそうでいかない。
うまくいっても次なる壁が待っていて、最後まで飽きさせない。
DSR的オススメマンガ13:クッキングパパ(くっきんぐぱぱ)/うえやまとち
最近になって、初めてマンガを読んだ。
アニメは過去に観ていたが、正直内容もあんまり覚えてはいない。
福岡の博多を舞台に繰り広げられるグルメマンガ。
クッキングパパは、主人公荒岩一味(あらいわかずみ)のことをさしている。
強面で仕事をバリバリやるが、家庭的で料理がバツグンにうまく、奥さんや子供を心の底から愛しているのが素晴らしいと思う。
最初の内は料理ができることを会社で内緒にしていたが、しばらくしてバレてしまい、それからは存分に腕を振るいまくっている。
2017年4月時点でコミックスは140巻まで発売されており、連載は30年以上続いているという長寿マンガだ。
作者いわくマンガの中では、連載期間の半分である15年が経過しているらしい。
実際荒岩一味の息子、まことが一人暮らしを始めたり、就職活動を始めたり、部下が結婚したり子供が生まれたりなど、様々なイベントが起こっている。
料理に季節感もあり、時代の流れを感じながら読んでいくのも面白いかもしれない。
そしてほぼ毎話レシピがついているのもスゴいと思う。
マンガを読んで、実際に料理を作ってみるのも一興だ。
DSR的オススメマンガ14:デビルマン(でびるまん)/永井豪(ながいごう)
デビルマンはずっとアニメのイメージしかなかった。
悪魔を連想させるダークヒーローが、怪人と戦って勝利をおさめる。
子供の記憶では、そんな単純な勧善懲悪ストーリーの認識しかなかった。
しかしマンガを読んで、そのストーリーの深さにビックリした。
というか、結末は残酷過ぎる。
実際アニメはマンガとは違ったアプローチになることは、放送前からわかっていたようである。
主人公不動明(ふどうあきら)はデーモンとの合体に成功し、悪魔の力と人間の心を持ったデビルマンになることに成功する。
ほかの悪魔の軍団が人類から地球を取り戻すために、刺客をどんどん送り込んでくるが、デビルマンはそれらと戦って人類を守っていくというストーリー。
全5巻だが、中身は非常に濃厚である。
DSR的オススメマンガ15:君しかいらない(きみしかいらない)/吉住渉(よしずみわたる)
全2巻だが、すっきりとまとまっていて面白い。
奥手な男子高校生の十時 集(ととき あつむ)は、放課後の教室で出会った転校生の栗原 朱音(くりはらあかね)に一目惚れする。
高校生らしいほろ苦い初恋に舞い上がる集だが、朱音は実は16歳にしてバツイチというとんでもない経歴の持ち主だった。
2人の恋はどうなっていくのか?というストーリーである。
今ではなかなか書けないストーリーなんだろうか。
当時は16歳で結婚OKだったので、こんな設定もアリだった。
なんだかキュンキュンしたい時にオススメである。
DSR的オススメマンガ16:クロカン(くろかん)/三田紀房(みたのりふさ)
コミックスは全27巻。
当時の状況として、監督が主人公のマンガは珍しかったらしい。
主人公は黒木竜次(くろきりゅうじ)という名前であり、彼が監督を務める高校の生徒が「黒木監督」略して「クロカン」と呼んでいる。
作者は、ドラゴン桜で有名な三田紀房さん。
失礼な話、 正直この人の絵はあまり好きではない。
しかし、補って余りあるストーリーなので、ついつい読みたくなってしまう。
クロカンは野球の駆け引き、腹の探り合いやベンチワークなどがふんだんに描かれている。
個人的に一番驚きだったのは、指導を受けるためにお金を払うというシステム。
少年マンガでは、なかなか受け入れられなさそうな設定だが、青年マンガなのでそれも関係なし。
最初は驚いたものの、読んでいけばその意味はわかるし、キミも納得できるはずだ。
DSR的オススメマンガ17:Jドリーム(じぇいどりーむ)/塀内夏子(へいうちなつこ)
Jリーグの開幕した1993年から連載されたJドリーム。
Jドリームは全14巻。
Jドリーム飛翔編は全10巻。
Jドリーム完全燃焼編は全8巻。
トータルでは全32巻発売されている。
ほかのマンガが必殺技や、派手な演出に走る中、Jドリームはそんなのが全然出てこない。
でも、面白い。
試合の展開や人間関係、ワールドカップに出場することの大変さなどは非常に丁寧に描かれており、思わず感情移入させられる。
トビ職人として働いていた赤星鷹が、サッカーの稼ぎの良さに惹かれ、浦和レッズのテストを受けることからストーリーは始まる。
その後はワールドカップ、ワールドユース、そして、またワールドカップへと話が展開していく。
作者は女性なのに男臭いスポーツドラマ。一読をオススメする。
DSR的オススメマンガ18:ツルモク独身寮(つるもくどくしんりょう)/窪之内英策(くぼのうちえいさく)
個人的な話だが、私の青年マンガの入り口はこれだった。
「オトナとはこういうものだ」
「オトナの恋愛はこうなんだ」
「オトナって楽しい」
と思いをはせたものである。
昔から絵は非常にうまい人だと思ってはいたが、最近はイラストや動画などなど、他分野で活躍をしているようだな。
なんとも魅力的な線。筆使い。
ツルモクは、その絵が成長していく様をつぶさに見ることができる。
ちなみに舞台となる「ツルモク家具」のモデルは、作者がかつて勤務していた「カリモク家具」 だそうである。
ツルモク家具の新入社員である宮川正太と、ツルモク独身寮の住人たちとの交流や、恋愛模様などが展開されるストーリー。
全11巻なので、長さとしてもちょうどいいと思う。
DSR的オススメマンガ19:ああっ女神さまっ(ああっめがみさまっ)/藤島康介(ふじしまこうすけ)
「日常世界に非日常的な存在が現れて活動することにより発生する騒動を描いたラブコメディ」
というのが、一応作品のコンセプトらしい。
モテないさえない男子の森里螢一が、「お助け女神事務所」に間違い電話をかけてしまい、ベルダンディーという女神が派遣されるところからストーリーは始まる。
コミックスは全48巻だが、なんと連載の期間は25年間。
よくぞしっかり完結させてくれたと、個人的には思っている。
コミックスのペースはかなり遅いので、話がつながっている感じはあまり受けなかったが、しっかり読めばストーリーはちゃんとつながっている。
連載期間の長さのおかげで、最初と最後で違うマンガと思うくらいに絵は変わっている。
これまた個人的にだが、9巻ぐらいの絵が一番好きだ。
DSR的オススメマンガ20:花とみつばち(はなとみつばち)/安野モヨコ(あんのもよこ)
働きマンやハッピー・マニアなどでも有名な安野モヨコさん。
しかし私は、ダントツで花とみつばちを推す。
女性とのコミュニケーションや、オシャレへの道は、これで色々教わった。
女性作者ならではの、女子にモテるための方法は必見である。
モテたいけどモテない高校生の小松正男が、モテるためにエステに通ったり、ファッション誌で勉強したりなどして成長していくストーリーだ。
ただ個人的に、過程は好きだがあまり最後は好きではない。でも、オススメする。
まとめ
いかがだっただろうか?
下記の10作品をオススメのマンガとしてご紹介した。
11:孤独のグルメ/久住昌之、谷口ジロー
12:はるか17/山崎さやか
13:クッキングパパ/うえやまとち
14:デビルマン/永井豪
15:君しかいらない/吉住渉
16:クロカン/三田紀房
17:Jドリーム/塀内夏子
18:ツルモク独身寮/窪之内英策
19:ああっ女神さまっ/藤島康介
20:花とみつばち/安野モヨコ
読んで感想などを聞かせてもらえると、非常に嬉しい。
ご紹介したマンガはこちらのサイトでチェックできる。
試し読みができるし、まとめ買いで安く買えたりするのでオススメである。