キミはワインが好きだろうか?
私はどちらかというとビールや焼酎のほうが好きだ。
でも、そんな人間であっても、ボジョレー・ヌーヴォーはきっと楽しめる。
今回は「ジョルジュ・デュブッフでレッツボジョパ!ワインの泉に溺れてきた」と題し、「ボジョレーの帝王」が作るワインで堪能したボジョパについてまとめていこうと思う。
ボジョレー・ヌーヴォーとは?
今さら説明の必要もないかもしれないが、「ボジョレー・ヌーヴォー」は、フランスのボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新しいワインのこと。
いわゆる「初物」で縁起物ということで、日本でも十数年前から定番になってきた。
ただ、当初は本当にスピード勝負ばかりに力が注がれ、質の悪いワインが出回ってしまったそうだ。
そこで品質を一定に保つために1967年に、フランス政府は11月15日を解禁日に定めた。
しかし土日や祝日だと出荷ができないという問題があり、1985年に解禁日を再制定。
そして現在の「11月の第3木曜日午前0時」になった。
2018年は11月15日が解禁日となった。
ボジョレーヌーヴォー×パーティー=#ボジョパ
ボジョパというのは、要はボジョレーヌーヴォーを開けてパーティーをしようというもの。
男子会でも女子会でも友だち同士でも恋人同士でも、ボジョレーを開けた瞬間にパーティーは始まる。
このボジョパには、なんとテーマソングまで存在する。
※動画は公開終了
最近にわかに広がりを見せているようで、インスタでも#ボジョパの投稿は増えている。
https://www.instagram.com/p/BqQS9Sagp5Y/ https://www.instagram.com/p/BqRZeAflxqk/
ボジョレーの帝王?ジョルジュ・デュブッフとは
そんなボジョレーを世界的に広め、確固たる地位を築いたのがジョルジュ・デュブッフ氏。
彼が「ボジョレーの帝王」を呼ばれる所以は、たったの一代で世界に名だたるワインを育て上げたこと。
ワインは全世界に数十万種類あると言われており、歴史も古い。
そんな中、一代で世界に名を知られる地位にまで持っていくことがどれだけ大変なことなのかは想像に難くないと思う。
その偉業をたたえ、ワイン愛好家からは彼に敬意を表して「ボジョレーの帝王」と呼ばれているらしい。
ジョルジュ・デュブッフの孫、アドリアン・デュブッフとボジョパ♪
この日は、「ボジョレーの帝王」と呼ばれるジョルジュ・デュブッフ氏の孫、アドリアン・デュブッフ氏と一緒にボジョパを楽しんだ。
ジョルジュ・デュブッフのボジョレーヌーヴォーの魅力を語ってくれたのはもちろん、
彼自らサーブしてくれる場面も。
これぞフランス紳士という感じのアドリアン氏。
ジェントルマンだった。
この日用意された10種類ものボジョレー・ヌーヴォー
この日は10種類ものボジョレー・ヌーヴォーが用意されていた。
ジョルジュ デュブッフだけでそんなにも種類があることに驚きである。
それぞれに「色/タイプ」と合わせて、食事とのマリアージュについても紹介があったので合わせて載せていこうと思う。
具体的にどんな料理に合うのかは後ほどご紹介する。
1:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2018 赤/ライトボディ マリアージュ=ボジョレー
2:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 2018 赤/ライトボディ マリアージュ=ヴィラージュ
3:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー 2018 ロゼ/辛口 マリアージュ=ロゼ
4:ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー 2018 白/辛口 マリアージュ=マコン
5:ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2018 赤/ミディアムボディ マリアージュ=プリュス
6:ボジョレー ヌーヴォー 2018 オーガニック ヴィエイユヴィーニュ 赤/ライトボディ マリアージュ=オーガニック
7:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー フロマージュ グルメ 2018 赤/ライトボディ マリアージュ=フロマージュ
8:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ヴィアンド グルメ 2018 赤/ミディアムボディ マリアージュ=ヴィアンド
9:ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー ボジョレー パーティ 2018 ロゼ/辛口 マリアージュ=ロゼパーティ
10:ジョルジュ デュブッフ スイーツ パーティ ヌーヴォー2018 赤/ミディアムボディ マリアージュ=スイーツ
提供された料理とボジョレーとのマリアージュ
前菜盛り合わせ
牛生ハム ブレザオラ・・・ヴィラージュ、ヴィアンド
モルタデッラハム・・・ロゼ、ロゼパーティ
さつま芋とベーコンのフリッタータ・・・ボジョレー、オーガニック
自家製鶏ハムとキノコのマリネ
ポークパテ アスピックゼリー
ポルチーニリエットのブルスケッタ
サーモンのマリネ・・・ロゼ、ロゼパーティ、マコン
トンカツ グレービーソース・・・ボジョレー、ヴィラージュ、プリュス、ヴィアンド
ポテトフライ ハーブ&スパイシー・・・ボジョレー、ロゼ、ロゼパーティ、マコン
アドリアン氏は日本食が大好きらしく、特にトンカツとのマリアージュを推していた。
実際私も試してみたが、間違いないマリアージュだった。
500度の高温で焼き上げるナポリ風ピッツァ・・・ボジョレー、フロマージュ
フランス産チーズ5種盛り合わせ・・・フロマージュ
こうして振り返るといくつか食べていない料理があるので、自分がいかにこの日飲みに走っていたのかがわかる。
筆者のイチオシはセレクション プリュス
さすがに全種類は制覇できなかったが、たくさんの種類のボジョレーをいただいた。
そんな中で筆者が一番好みだったのは、ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2018。
ボジョレーは全体的に軽い口当たりのものが多いが、その中でも非常に味がしっかりしていた。
ただ一般的な赤ワインよりは渋みが弱く、飲みやすい。
私もどちらかというとワインはあまり飲まないが、全体的に非常に美味しくいただけた。
その中でセレクション プリュスのバランスは最高だった。
キミが赤ワインが苦手でも、きっと美味しく感じると思う。
まとめ
いかがだっただろうか。
ジョルジュ・デュブッフや、ボジョパについて下記のことをまとめてきた。
・ボジョレー・ヌーヴォーとは?
・ボジョレーヌーヴォー×パーティー=#ボジョパ
・ボジョレーの帝王?ジョルジュ・デュブッフとは
・ジョルジュ・デュブッフの孫、アドリアン・デュブッフとボジョパ♪
・この日用意された10種類ものボジョレー・ヌーヴォー
・提供された料理とボジョレーとのマリアージュ
・筆者のイチオシはセレクション プリュス
ワイン好きからすると、ボジョレー・ヌーヴォーは「熟成されてない」「初物をありがたがっているだけ」と批判されがちだが、ボジョレーにはボジョレーの良さがあると思う。
特にキミがもし私のように、普段ワインを飲みなれていないのであればぜひオススメしたい。
きっと違った世界が見えるはずだ。