【サントリーだけの贅沢】碧で世界5大ウイスキーを足したり引いたり

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【サントリーだけの贅沢】碧で世界5大ウイスキーを足したり引いたり

以前に、碧についてこちらの記事でまとめた。

関連記事:サントリーワールドウイスキー「碧Ao」が数量限定新発売なので飲んでみた感想

 

当初は数量限定販売だった碧も、2020年11月現在通年で購入できるようになっている。
世界5大ウイスキーを良いとこ取りした碧。

ただでさえレアな碧を、より特別な飲み方で堪能させてもらった。

 

今回は「【サントリーだけの贅沢】碧で世界5大ウイスキーを足したり引いたり」と題し、碧のテイスティングセミナーについてまとめていこうと思う。

贅沢すぎる試み。サントリーチーフブレンダー福與伸二氏によるテイスティングセミナー

5大ウイスキーを掛け合わせた碧から、1種類ずつウイスキーを除くと味わいがどう変わるのか。
それを体験できる贅沢すぎるセミナーが、プレス向けに行われた。

講師を担当されたのは、サントリーの5代目チーフブレンダーである福與 伸二 (ふくよ しんじ)さん。

世界5大ウイスキーを混ぜたものを製品にするという、新たな試みに挑戦された人である。
碧を作る上で重視したのは、5大ウイスキーの個性を少しずつ出すこと。

5大ウイスキーをブレンドした製品のアイディアは以前からあったそうだが、実際にどんな味わいにするのかというアイディアやアドバイスは無く、福與さんも苦労されたそうだ。

 

ブレンドした時にそれぞれの原酒がどう変わるのか、最終的にどういう味を目指せば良いのかも分からない上、5大ウイスキーをブレンドしながらもそれぞれの個性が垣間見えるというコンセプトの実現など、開発においては様々な壁にぶつかりながらも碧の完成にこぎつけた。

そんな様々な苦労を知る福與さんを講師に、碧のテイスティングセミナーは行われた。

 

碧(Ao)の本製品を飲んだ感想

まずは通年販売されている碧から。
そもそも碧自体が世界5大産地のウイスキーを掛け合わせた、今までに無い試み。

ウイスキー好きがどこかで試したことはあるかもしれないが、サントリーは世界で唯一5大ウイスキー産地に蒸留所を所有するメーカーなので、流通している商品としては2020年時点で唯一無二。

 

そのため普段ウイスキーを飲み慣れている人にとっては、逆に「馴染みがない感じがする」と福與さんはおっしゃっていた。

味としては複雑そのもの。
スモーキーさ、甘み、苦味、豊潤な香りなど、様々な個性がありながらもどこか一体感がある。

 

まさしくそこは碧で目指した部分であり、一番苦労された部分でもあるんだとか。

 

碧(Ao)スコッチウイスキー除きブレンドを飲んだ感想

まず除いてみるのはスコッチウイスキー。
個人的には最近スコッチが結構好きで、それこそサントリーのティーチャーズはコスパが良いのでよく飲んでいる。

スコッチウイスキー ティーチャーズ

一方スコッチは5大ウイスキーの中でもクセの強いものが多いので、好みは分かれるんじゃないかと。

スコッチの特徴はスモーキーさやスパイシーさ。
なのでスコッチが抜けると個人的にもどこか物足りない気がした。

 

ただ、キミがスモーキーさが苦手ならこのブレンドもハマるかもしれない。
ちなみに碧に使われているスコッチウイスキーの原酒は、アードモア蒸留所とグレンギリー蒸留所のもの。

アードモア蒸留所はティーチャーズもキーモルトも作っているそうだ。

 

碧(Ao)アイリッシュウイスキー除きブレンドを飲んだ感想

次はアイリッシュウイスキーを除いたブレンド。
アイリッシュウイスキーの特徴は味わいの複雑さ。

なのでアイリッシュウイスキーを除くと、確かに味わいがシンプルになる。
よく言えばシンプル、悪く言えば平板。

 

なんだか個性をあまり感じなかった。
ただ、碧においてアイリッシュウイスキーは一番使用量が少ないそうだ。

ちなみにアイリッシュウイスキーの原酒はクーリー蒸留所のもの。
余談だがこちらは”アイリッシュ革命児”と呼ばれており、スコッチウイスキーと製法タイプが同じという、今までになかった試みをされているらしい。

 

碧(Ao)アメリカンウイスキー除きブレンドを飲んだ感想

次はアメリカンウイスキー。
アメリカンウイスキーといえばバーボン。

バーボンと言えばジムビーム。

バーボンウイスキー ジムビーム

ということで碧に使われているアメリカンウイスキー原酒も、ジムビーム蒸留所のもの。
サントリーは他にメーカーズマークというバーボンもあるが、知名度や特徴を考えてジムビームの採用にいたったとのこと。

バーボンウイスキー メーカーズマーク

アメリカンウイスキーの特徴は華やかな香りやバニラのような甘さ。
なので除くことによって甘みが軽減され、スモーキーさがより際立っている。

碧以外であえて選ぶなら、個人的にはこれが一番好きだった。

 

碧(Ao)カナディアンウイスキー除きブレンドを飲んだ感想

次はカナディアンウイスキー。
カナディアンウイスキーの特徴はやわらかな香りと味わい。

なので非常に飲みやすいものが多いそうだ。

 

碧におけるカナディアンウイスキーは、グレーンウイスキーのような役割を果たしているんだとか。

ちなみにウイスキーにはモルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーという3種類があり、ブレンデッドウイスキーはモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜたもの。

 

本来ブレンデッドウイスキーの碧だが、カナディアンウイスキーを除くことでモルトウイスキーに近くなる。
そのため色が他よりも濃くなり、味も濃厚で重くなっている。

ちなみにカナディアンウイスキーは、アルバータ蒸留所の原酒が使われている。

 

碧(Ao)ジャパニーズウイスキー除きブレンドを飲んだ感想

最後は我らがジャパニーズウイスキー。
ジャパニーズウイスキーはバランスが良く、複雑なのにやわらかな味わいが特徴。

そんなジャパニーズウイスキーを除くと、それぞれの個性ばかりが先に立ってまとまりのない味わいになる。

 

なので碧におけるジャパニーズウイスキーの役割は、全体の調整役。
ジャパニーズウイスキーが入ることで個性的なウイスキーたちが、それぞれの個性を出しながらも統一感のある味わいにまとまる。

なんだかすごく日本らしいと思ってしまった。
ちなみにジャパニーズウイスキーは、山崎蒸留所と白秋蒸留所の原酒が使われている。

 

碧と碧?をすべてハイボールにして飲んでみた

そんな碧と碧?(1種類ずつ除いているので碧であって碧でない)を、すべてハイボールにして飲んでみた。

パッと見では全然わからないだろうが、一応炭酸が入っている。
当たり前だが、炭酸で割るとグッと飲みやすくなる。

しかし炭酸で割ると好みは変わり、個人的にはアイリッシュウイスキー除きが一番美味しく感じた。
そのまま飲むとシンプル過ぎて物足りないが、ハイボールとしてはなんだか後引く。

 

ただやはり、本来の碧が一番の好みではある。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

碧のテイスティングセミナーについて、下記のことをまとめてきた。

 

・5大ウイスキーをブレンドしながらも各国の個性を残した碧
・ウイスキーを飲み慣れていると逆に新鮮な味わい
・スコッチを抜くとスモーキーさが減る
・アイリッシュを抜くと味わいが平板に
・バーボンを抜くと甘みが減ってよりスモーキーに
・カナディアンを抜くとほぼモルトウイスキーに
・ジャパニーズを抜くとバラバラに

 

ちなみに今回私が体験したセミナー。
キミも実際に体験ができる。

2020年11月13日から数量限定で碧 Ao DISCOVERY KITが発売され、福與さんによる購入者向けのライブセミナーが開催される。

碧 Ao DISCOVERY KIT

 

多少値段は張るが限定500セットだし、そういう経験自体レアだと思う。
ウイスキー、そして碧の魅力をより深く知りたいのであればぜひオススメしたい。

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