ランチタイムは楽しみだが、同時に悩ましい時間でもある。
何が食べたい?
何の腹なんだ?
何を求めているんだ?
などと孤独のグルメのような悩み方をするのは私だけかもしれないが、キミも頭を悩ませることはあるんじゃないだろうか。
食べログという素晴らしいサイトはあるが、現在では情報の真偽が疑われることもあり、離れていく人もいるというウワサを聞く。
別に私は神の舌を持っているわけではないし、究極のメニューを担当しているわけでもない。
ただこういうサイトに携わっているだけあり、新商品や新メニューはもちろん、時には高級料理などをいただく機会もある。
そんな自分は今1年近く渋谷に常駐しており、色々なお店を食べ歩いてきた。
今回は「【足でかせいだ成果】渋谷界隈でオススメしたいランチまとめ15選」と題し、私自身が実際に食べ歩いて、キミにオススメしたいと思うランチをご紹介しようと思う。
渋谷界隈でオススメのランチ1:六兵衛鮨(ろくべえずし)
こちらはその名の通りお寿司屋さんなので、刺身ややまかけなどのいわゆる生モノメニューは早い時間に無くなってしまうそうだ。
なので、この状態というのは結構ラッキーである。
しかし私は鯖の味噌煮定食(850円)をオススメしたい。
濃厚な味噌に肉厚な鯖。
骨には要注意だが、ボリューム満点で食べ応えバッチリ。
濃厚なのでご飯が進むし、ご飯もおかわりができる。
おそらくは一杯では収まらない可能性が高いので、おかわりは嬉しいところである。
渋谷界隈でオススメのランチ2:らーめんとしょうが焼き あの小宮
次は、らーめんとしょうが焼き あの小宮。
なかなか個性的な店名だし、私は「どの小宮?」と思っていたが有名らしい。
メニューは店名にもなっているラーメンとしょうが焼き、そして、たれ中華というまぜそば的なものもある。
さらにテーブルには取り放題のきくらげと辛ニラが。
味変に持ってこいである。
お店の看板商品は「中華そば」だが、豚骨そばも美味い。
ちなみにこちらはハーフサイズ。
いわゆる魚介豚骨というんだろうか。
お店自体が煮干しスープがベースなので、豚骨にも煮干し感が活きている。
そしてそれが、ともするとくどくなりがちな豚骨を上手に柔らかくしている。
しかし個人的には、断然しょうが焼きを推したい。
量感は伝わりにくいかもしれないが、キャベツゾーンとしょうが焼きはしっかり分かれており、よくあるキャベツで底上げのようなことをしていないので、見た目以上にしょうが焼きのボリューム感がある。
しかも豚肉も厚めで食べごたえがあるし、何と言ってもたまらないのはしょうが焼きのタレ。
とろみというか柔らかさがあり、それが絶妙に豚肉や玉ねぎと絡まり合っている。
定食では白米か十五穀米を選ぶことができる。
先にラーメンを食べてしまったが、ハーフのラーメンが付いてくる、よくばりなしょうが焼き定食セットはこんな感じ。
十五穀米で何となく体に良いことをしている気になれるのも嬉しい。
渋谷界隈でオススメのランチ3:BEE HOUSE(ビーハウス) 渋谷本店
ビーハウスははちみつを使った料理がメインのイタリアン。
各テーブルには、あの有名な黄色い熊さんが持っていそうなこんなアイテムが置かれている。
そして私のオススメは、お店の名物でもあるハニーゴルゴンゾーラピザ。
何とこちらのピザの生地は、パイ生地になっている。
運ばれてくるピザにはちみつはかかっていないので、お好みで好きなだけかけていただくというわけである。
ゴルゴンゾーラはクセがあるが、はちみつと混ざると中和され、絶妙なバランスになる。
パイ生地なので食感は軽く、ペロリと一枚はいけるはず。
渋谷界隈でオススメのランチ4:山下本気うどん
山下本気うどんは、とりあえず店名で何の店かがわかるうどん店。
正統派うどんもあるが、ネギ塩だれ醤油バターうどんや鶏天タルタルぶっかけうどんなど、どちらかと言えば創作系の変わりうどんが多い。
雑誌に取り上げられることも多いこちらのお店だが、その中でも結構有名なのは白い明太チーズクリームうどん。
うどんと明太子の上には、ふわふわのクリーム状のチーズがかかっており、こちらも美味しいらしい。
しかし私が推したいのは、こちらも名物(のはず)のカレボナーラうどん。
ちなみにこちらのお店はほとんどのうどんが大盛無料で、上の画像も大盛である。
おそらくはカレー+カルボナーラの造語で、チーズが絡められたうどんに本格派のカレーがかけられ、バターもちょこんと乗っかっている。
カレー無しでも美味しいが、カレーと一緒にいただくと格別。
そこにバターのハーモニーも加わり、こたえられん。。。
渋谷界隈でオススメのランチ5:味道本色(みどほんしょく)
お次のお店はパンチ力重視。
私は美味しいと思うし、昼時もなかなかにぎわっていることの多いお店だが、キミにもパンチ力を体感してほしいメニューがある。
一応お店にはバリエーション豊かなチャーハン以外にも、ラーメンや定食などのランチメニューがあり、どれもお値打ち価格。
そして私が推したいのは、麻婆チャーハン。
麻婆丼は結構あると思うが、麻婆チャーハンはそこまで多くはないはず。
しっかりした量のチャーハンに、近い分量の麻婆豆腐がカレーライスのように盛り付けられている。
チャーハンは王道のシンプルなチャーハンで、ホッとできる味わい。
麻婆豆腐はそこそこ山椒が効いていて刺激的だが、チャーハンと食べるとちょうどいい感じである。
しかもそれだけでなく、サラダ、ザーサイ、スープ、デザート付。
かなり満足度の高いランチである。
私はこのメニューしか知らないが、意外と他にもボリューミーなメニューがあるかもしれない。
しかし、結局お店に来るとこれ一択になってしまう。
渋谷界隈でオススメのランチ6:みのりんご
こちらのお店は渋谷からは少し離れ、最寄り駅で言えば原宿。というか、原宿の駅からすぐの場所である。
こちらでは本格的なカレーをいただくことができ、キーマカレー、チキンカレー、ポークカレーの3種類がある。
しかしまずはこれを食べてほしい。
キーマカレーのチーズトッピングである。
中心に少しもっこりしているのは温泉玉子。
中身がどうなっているのかは、ぜひとも行って確かめてみてほしい。
キーマカレーは結構スパイシーなので、チーズや温泉玉子でちょうどまろやかになり、辛いものがそんなに得意でなくても美味しく食べ進められるはず。
渋谷界隈でオススメのランチ7:はながこい
お次は一応創作和食のお店。
しかし個人的に、ランチは親子丼のお店だと思っている。
ランチタイム限定かわからないが、とりあえずなんとも個性的な創作親子丼がバリエーション豊かに揃っている。
行くたびに悩むが、なんだかんだで私はのりとろろ親子丼になってしまう。
親子丼の上にとろろと生卵と海苔。
ありそうでなかった親子丼。
いや、無いか。
ただ、決して創作頼みではなく、親子丼がちゃんと美味しい。
とりあえず鶏肉のゴロゴロ感は写真でも伝わるはず。
程よくトロトロな玉子に、さらにトロトロのとろろと生卵が合わさって、なかなかスプーンが止まらない。
箸もあるが、スプーンで食べたほうが良いと思う。
ちなみにここも親子丼だけでなく、サラダと味噌汁が付いてくる。
渋谷界隈でオススメのランチ8:雪洞(ぼんぼり)
私は以前、静岡のさわやかに行って衝撃を受けた。
その後はしばらくさわやかロスになり、東京のいくつかのお店でハンバーグを食べたものの、満足できるレベルのお店は無かった。
そんな中で見つけたのが雪洞(ぼんぼり)。
こちらもさわやかと同じく牛肉100%のハンバーグだそうだ。
私がチーズ好きなので、こちらはチーズをトッピングしたハンバーグ。
お店のウリは牛肉100%のハンバーグと、溶岩プレート。黒い皿に見えるものがそれにあたる。
こちらの溶岩プレートにより、遠赤外線効果でふっくらと美味しく仕上がるそうだ。
普通の鉄板との食べ比べをしていないのでどこまで効果があるかはわからないが、何はともあれ美味い。
肉の味がハッキリくっきりしてるし、かと言って獣感が強すぎることもない。
適度な歯ごたえがありながらも硬すぎることなく、確かにふっくらとしている。
ちなみにこちらのお店でもサラダと、食後にはアイスが付いてくる。
ちなみにアイスはセルフで取りに行くシステムである。
渋谷界隈でオススメのランチ9:長崎飯店(ながさきはんてん)
知っている人は知っているかもしれない。
こちらは孤独のグルメに登場したちゃんぽんのお店である。
五郎さんもこの丸いテーブルをお客さんと共有していた。
そしてこちらは特上の皿うどん。
ドラマを見ておきながら、不覚にも硬麺(かためん)を頼んでしまった。。。
ちなみにドラマでは皿うどんの軟麺(やわめん)を頼み、さらにちゃんぽんまでちゃんぽんしている。
さすがにそこまでの食欲は無かった。
というか特上はかなり具沢山で、満足感が高い。
ある程度食べた後は長崎特有だという、甘めのウスターソースをかけて食べるのがオススメである。
渋谷界隈でオススメのランチ10:アシェットおひるごはん
こちらは豚丼一本勝負な漢気溢れるお店。
お店の営業は基本的にランチタイムのみで、それ以外はデリバリーの対応はしている。
メニューは3パターンの豚丼と、トッピングのみ。
お店のウリはずばりこちら。
こちらは大だが、丼の上に豚肉の花が咲いている。
なんとも男心をくすぐる。
特大になると一体どうなってしまうのやら。
見た目から想像できる通り、豚肉の味付けは結構濃いめ。
ちなみに真ん中のもやしはビジュアルではわからないが、結構酸味を感じる味付けになっている。
なので豚肉と一緒に食べるか、豚肉をしばらく食べた後にもやしでリセットというのも良いかもしれない。
個人的には更なる味変のオススメとして、温玉を推したい。
濃いめの味付けの豚肉に温玉が合いすぎて、ご飯が止まらなくなること請け合いである。
渋谷界隈でオススメのランチ11:大勝軒(たいしょうけん)まるいち
こちらは王道というか、かなりの有名店である。
大勝軒はいくつか店舗があって知名度も抜群だが、渋谷にあるこちらの大勝軒まるいちは、つけ麺の元祖と言われる故山岸一雄さんの最後の弟子のお店。
正当邪道あるかもしれないが、個人的には味噌のつけ麺を推したい。
ちりばめられたネギが非常に良い活躍をしており、つけ麺を最後まで美味しくいただける。
というのも、大勝軒の麺のボリュームは結構な覚悟が必要だと思う。
普通盛りでも、一般的な男子にとっては結構な満腹感になる。
大盛を頼む時は、若干の注意が必要だ。
大盛レベルでこういう警告が必要な店は、そんなに多くないと思う。
渋谷界隈でオススメのランチ12:Jikasei MENSHO(じかせいめんしょう)
Jikasei MENSHOは、渋谷パルコにお店を構えている。
ここのコンセプトというかスタイルは、何と言ってもこれ。
インバウンド客を意識している部分も多いだろうが、ひたすらセルフの店づくりである。
ただ、あまり混んでない時はサーブをやってくれる時もあるようで、私が行った日はサーブをしてくれた。
ただ、オーダーは完全にセルフ。
タッチパネルにもその旨が明記されており、オーダーもそこまで難しいものではない。
ここでいただきたいのは、何と言っても牛とろシビレ担々麺。
こちらは味玉をトッピングしている。
他にも汁なしや、インバウンドの極みとも言えるヴィーガンのメニューなどもある。
個人的にはこの器が、カップラーメン感が強くて激しくシンパシーを感じた。
意識高い系のラーメン屋ですり鉢状の器で出すお店があるが、正直見た目だけで食べにくい。。。
私は断然こちらを推す。
そしてシューマイも名物なので、合わせて推したい。
肝心のラーメンは、メニュー名に偽りなく確かにしびれ感がある。
そしてゴロゴロチャーシューと、ゴマ感強めのスープ。
麺の美味さもなんとも後引く。
渋谷界隈でオススメのランチ13:ハチカレー
渋谷と言えばハチ公。
それを意識してるのかしてないのか、推すのはハチカレーというお店。
基本はカレーのお店で、様々なカレーを取り揃えている。
しかし私が断然推したいのは、グラカツカレー。
温かい季節に来たキミには怒られそうだが、冬季限定メニューである。
しかしこれが、めちゃくちゃ美味い。
カレーの上にとろーりチーズだが、おそらく色々工夫のされたチーズだと思う。
しかもカレーは普通のカレーではなく、上の画像ではわかりにくいが名前では明確なカツカレー。
チーズとカツとカレーと。美味くないはずがない。
なんというか、暑い時期であれば冬まで待ってほしい。
渋谷界隈でオススメのランチ14:リトルショップ
リトルショップという店名にだまされるなかれ。
いや、お店は確かにリトルショップかもしれない。
大きい通り沿いにあるためか作りはコンパクトで、十数名で満席になってしまう。
しかし、料理はまったく”リトル”ではない。
大きさの比較が難しいが、こちらは全部乗せカレー。
ただ、何気に比較できるものはちょいちょいあると思う。
スライスチーズとピーマン。
スライスチーズ1枚が皿の広さの半分程度。
具体的に想像できなかったら、スライスチーズを4枚、いや、6枚程度並べれば大きさがわかるはず。
しかもカレーやご飯やチーズだけでなく、ここにから揚げやヒレカツなども潜んでいる。
なのにこの全部乗せで驚きの800円。
一応2019年の消費増税後でもその値段だった。
隣の女子は料理を見てドン引きし、私も若干後悔し。。。
ただ、ガチでしっかり完食。
今まで色々店を紹介してきたが、こういう写真が撮りたくなるくらい、この店のコスパは飛び抜けている。
ただ、13時ぐらいまでに行かないと売り切れている可能性は高い。
渋谷界隈でオススメのランチ15:炭焼酒場 はざま
最後は私が一番お気に入りのこちら。
夜は鶏料理がメインで、ランチも鶏料理をメインにしている。
親子丼や炭火焼のどんぶりなどもあるが、個人的にはとりかつ丼の卵とじ一択。
ソースかつ丼的なものもあるが、失礼ながら全然魅力を感じられない。
私が無類のかつ丼好きというのもあるが、「とりかつなんてダメだろ」と思っていた。
しかしここのを食べて、一瞬で手のひら返し。
とりかつならではのジューシー感も捨てがたい。
記事を書きながら写真を見ているだけで食べたくなるのがまた罪深い。。。
「鳥本来の旨味を・・」とか言うなら炭火焼とかが良いかもしれないが、乱暴な言い方をすれば知ったこっちゃない。
いや、炭火焼の鶏を使った親子丼を食べたが、私の中ではその美味さがとりかつ丼(卵とじ)の満足度を上回ることはなかった。
これはあくまでも、個人の感想である。
ちなみにとりかつ丼には味噌汁と漬物が付いてくる。
ともあれこれは、確実に悪魔的な食べ物である。
ちなみに画像ではわかりにくいかもしれないが、載せている写真は全てとりかつが2枚になった大盛り。
それでも1,000円以下である。
まとめ
いかがだっただろうか。
渋谷のオススメランチについて、下記のことをまとめてきた。
1:六兵衛鮨(ろくべえずし)
2:らーめんとしょうが焼き あの小宮
3:BEE HOUSE(ビーハウス) 渋谷本店
4:山下本気うどん
5:味道本色(みどほんしょく)
6:みのりんご
7:はながこい
8:雪洞(ぼんぼり)
9:長崎飯店(ながさきはんてん)
10:アシェットおひるごはん
11:大勝軒(たいしょうけん)まるいち
12:Jikasei MENSHO(じかせいめんしょう)
13:ハチカレー
14:リトルショップ
15:炭焼酒場 はざま
キミが渋谷の近くで勤務していたり、外回りなどで訪れる機会があるなら参考にしてもらえると嬉しい。
そして、もっといいお店があれば教えて欲しい。