素材の味をそのまま楽しむ。
シンプルなレシピで食材を堪能する。
それも確かに素晴らしい。
素晴らしいが、時には悪魔が自分にささやく時もある。
特に個人的に好きなチーズのレシピとあっては目を背けがたいし、何なら普段はなかなか使えない北海道地チーズを使ってみたいと誘惑もされる。
今回は「北海道地チーズで悪魔的レシピを再現したら飛んだ話」と題し、話題のレシピを贅沢にも北海道地チーズで試した感想をまとめていこうと思う。
北海道地チーズ博2023のチーズはオンラインショップで
ホクレン農業協同組合連合会が主催する、北海道地チーズの魅力と楽しみ方を発信するイベント「北海道地チーズ博」。
2023年は2月10日から13日まで渋谷ヒカリエをメイン会場に開催されただけでなく、サブ会場としてMILKLAND HOKKAIDO → TOKYOにて2月2日から28日の間まで「北海道プチーズ博2023」も開催されている。
さらには2月10日から26日の期間限定でオンラインショップがオープンしており、会場に足を運ばなくても北海道地チーズを満喫できる。
ちなみに当サイトでは2021年の地チーズ博と、その時の地チーズについてまとめているので良かったら見てみてほしい。
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セットで楽しめる個性豊かな北海道地チーズと食べた感想
コロナに振り回されたこともあって1年振りだが、2023年の北海道地チーズも堪能させていただいた。
私がいただいたのはおつまみセットA。
中身はこんな感じである。
■おこっぺ有機ゴーダチーズ(ノースプレインファーム)
■スモークカマンベールはやきた(はやきたチーズ工房 夢民舎)
■ストリングしおかぜ(ASUKAのチーズ工房)
■くろまつないブルーチーズ(黒松内町特産物手づくり加工センター トワ・ヴェール)
ストリングしおかぜは失礼ながら最初見た時に、ビジュアルからも名前からもどんなチーズなのかわからなかった。
商品説明を見てししゃもでとったダシ醤油に漬け込んだチーズとわかり、結果的にはいわゆる「さけるチーズ」だった。
さいてみるとこんな感じ。
こういう味付けのさけるチーズは初めてだったが、個人的にはばっちりハマった。
クリームチーズの醤油漬けやみそ漬けのようでいて、クリームチーズと違った弾力やチーズの味わいがあって奥深い。
気付いたらペロッと完食していた。
そして意外というと失礼だが、美味しくいただけたのがくろまつないブルーチーズ。
ブルーチーズと言えばクセのあるチーズの代表格というイメージがあるが、こちらは良い意味でそのブルーチーズ特有のクセが控えめで、非常に食べやすかった。
キミがブルーチーズに苦手意識があるなら一度試してみるのも良いかもしれない。
そしておこっぺ有機ゴーダチーズは、ラクレットチーズのように直に焼いてパンに載せてみた。
オムレツのようになっているが正真正銘チーズだけである。
何のひねりも無いレシピだが、おっさんなんてこんなもんで満足である。
そしてキミがチーズ好きなら、きっと同じ感想を持ってくれるはず。
程よい塩味ともちもち感、まわりはカリカリになっていてシンプルながらも食感や味わいの違いは楽しめる。
SNSやテレビで話題の悪魔的ホットサンド×北海道地チーズ
スモークカマンベールはやきたについては、非常に贅沢だと思いながらも個人的に気になっていたこちらのレシピを試すことに。
味わいも背徳感も悪魔的だという悪魔的ホットサンド。
このレシピを知ってからずっとやってみたいと思っていたので、私にとっては渡りに船だった。
とはいえ残念ながらこのホットサンドメーカーは持っていないので、代わりの調理器具で作った。
そんなこんなで出来上がったのがこちら。
これは確かに、まごうことなき悪魔的ッ…!!
このチーズのとろけ方を見て何も思わない人間はいないとさえ思える。
実際食べて、飛んだ。
味わいもまごうことなき悪魔的。
単体では少しクセのあるカマンベールを、はちみつがやわらかく包んでいる。
逆もまた然りで、おっさんにとってははちみつ単体ではなかなかにパンチがあるが、カマンベールの塩味とコクで甘すぎることなく堪能できる。
しかもこちらはスモークカマンベール。
はちみつをかけてもスモーク感はしっかり残っており、味わいにより複雑さを加えていた。
まとめ
いかがだっただろうか。
北海道地チーズ博2023と、オンラインショップで買えるチーズで作ったレシピや感想をまとめてきた。
どのチーズも甲乙つけがたいが、やはり悪魔的ホットサンドは強烈だった。
そのままで食べてみたい思いもあったが、美味しくいただけたので結果的には良かったのかもしれない。
ともあれ素晴らしきチーズ、そしてレシピとの出会いに乾杯。
そしてキミもぜひレシピを含めて試してみてほしい。