2021年、様々な媒体で激推しされているワイヤレスイヤホンがある。
それはソニーのワイヤレスイヤホンWF-1000XM4。
私はとある理由で購入を決意してから色々比較検討はしたものの、結局WF-1000XM4を選ぶにいたった。
そんな2021年激推しワイヤレスイヤホンのWF-1000XM4を、私自身が実際に2週間程度使ってみてどうだったのか。
今回は「【正直レビュー】2021年ベストバイのWF-1000XM4のメリットデメリットまとめ」と題し、WF-1000XM4についてまとめていこうと思う。
安価な中華性ワイヤレスイヤホンで誤魔化していた自分がこれを選ぶにいたった経緯
私事だが元々音質とかクオリティをそこまで気にする方ではなく、パソコンのスピーカーは3,000円程度で買えるものを使っている。
ハイレゾだのLDACだのなんのこっちゃわからないし、聞いている音楽自体もそこまで音質で左右するものは多くないんじゃないかと。
強いて言えばPerfumeは影響しそうである。
関連記事:Perfumeファン歴10年超の記者が語る!通でディープなオススメ曲10選
とは言え今まで気にしたことはない。
以前にエアーポッズを購入したがこれも初めてiPhoneを持った勢い半分、記事ネタになると思ったことが半分である。
関連記事:【今更レビュー】AirPods(エアーポッズ)の性能や機能のまとめ
今回のWF-1000XM4はそれ以来の1万円越えで、自分の人生では最高額のイヤホンになる。
ちなみに今まではこちらをメインで使っていた。
商品名にもあるが家電批評2021を受賞した商品で、実際私も家電批評を見てこれを買った。
私が購入した当時は約4,000円だったが、ノイズキャンセリングがついてマイクも使えてこの値段ならかなりのコスパじゃないかと。
そして、ハイエンドのワイヤレスイヤホン購入を決意した理由は職場回りでの工事音。
コロナが落ち着いてきたこともあるのかたて続けに工事を実施する旨の連絡をもらい、しかもなかなかの長期間。
まだ始まってはいないがいまや完全にリモートワークがメインであり、騒音は作業効率に直結する。
今使っているワイヤレスイヤホンはマイクやイヤホンの機能には特に不満は無かったが、ノイキャンは申し訳程度。
あとは非常に外れやすいのが個人的に気になっていた。
そんなこともあり、ノイキャンがしっかりしたハイエンドモデルの購入を決意したわけである。
WF-1000XM4を使って感じたメリット・デメリット
そして悩みに悩んだ末購入したのは、2021年ベストバイの呼び声高いソニーのワイヤレスイヤホンWF-1000XM4。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM4
比較サイトやYouTubeなどをかなりチェックしたが、どこを見てもほとんど上位に推されている。
発売当初は相当問題があったようだが、それもアップデートで改善され死角が無くなったとか。
ノイキャン性能も申し分なさそうなのでこちらを購入した。
記事作成時点で2週間ほど使用してきてが、そこで感じた正直なメリットとデメリットについてお伝えしたい。
すでに書いたとおり私は元々音質やクオリティをそこまで気にする方ではないので、専門的な話は別のページにお任せする。
デメリット1:敏感すぎるセンサー
まずはデメリットから。
1つ目は敏感すぎるセンサー。
WF-1000XM4のセンサーは白くて丸い部分にあり、タッチで操作ができる。
しかしそのタッチへの反応が敏感すぎて、意図しない操作になることがままある。
デフォルトでは左耳のセンサーでノイキャンのオンオフを切り替えられるが、イヤホンの位置を直しただけで反応してしまうことも。
ちなみに右耳はデフォルトで音楽再生関連の設定がされており、一度タップすると再生と一時停止を切り替えられるので私はよく意図しない一時停止をやっている。
あとはスピーク・トゥ・チャットモードという、話し始めると会話を優先にする機能があるが、こちらも「あっ!」とか「やば」とか何らかの声を発すると反応してしまうことがある。
なので便利ではあるが、こちらの機能はオフにしている。
反応しないよりは良いのかもしれないが、ある程度の慣れは必要になってくると思う。
デメリット2:ずっと着けてると痛くなる
次はずっと着けてると痛くなる点。
こちらは個人差はあると思うが、私は左耳は比較的大丈夫だが右耳が痛くなる。
WF-1000XM4は耳の中にガッツリ入れるタイプで、イヤーピースは「ノイズアイソレーションイヤーピース」と呼ばれるシリコンではなくソニー独自開発のポリウレタンフォームを使ったもの。
これによって遮音性が高まっているのは間違いないが、しっかり耳に入っている感はスゴイ。
一応デフォルトではMがセットされており、それ以外にSとLから選ぶことはできる。
私はSでその状態なのでこれ以上どうしようもないし、仮に小さくしても今度は左耳が心配になる。
デメリット3:バッテリーのもち
3つ目はバッテリーのもち。
これは正直購入前からさんざん悩んだ。
具体的には、ノイキャンをONにしていると本体のみでは8時間。
ケースはフル充電だと2回分充電できるので、合計24時間使用できるようになっている。
ノイキャンOFFなら本体のみで12時間、ケースを使って36時間だがこちらはあまり想定していない。
仕事で使い続けるなら8時間は短いように思うし、できれば充電の手間は減らしたい。
とはいえキミも知っているかもしれないが、ハイエンドモデルの中では電池のもちは良い方で、検討材料に考えていたAirPods ProやBOZEのワイヤレスイヤホンは本体のみで6時間だった。
バッテリーを取って機能を落とすのも考えたが、結局は自分自身で決断したことではある。
とはいえやはり心もとなさはある。
メリット1:ノイキャン性能と圧倒的な没入感
デメリットばかりをアピールしてきたが、良い部分もたくさんある。
まず、ノイキャン性能と没入感は期待以上だった。
以前使っていたワイヤレスイヤホンのノイキャン性能は申し訳程度と書いたが、その想いはWF-1000XM4を使うことでより強くなった。
こんなにも聴こえなくなるものなのかと驚いたほどである。
そしてデメリットで挙げはしたが、イヤーピースのフィット感は確実に圧倒的な没入感に一役買っている。
そして以前に使っていたワイヤレスイヤホンは外れやすいという不満もあったが、WF-1000XM4ではそれが解消された。
耳が痛くなるとは書いたが、仕事をしていると着けてることを忘れる時もある。
外部音が小さくなったり遠く感じたりするので、そのくらい集中できる環境を生み出してくれる。
メリット2:デザイン性とコンパクトな充電ケース
2つ目はデザイン性とコンパクトな充電ケース。
キミもなんだかんだで日常使いするのであれば、どうせならテンションが上がるデザインの方が良いんじゃないだろうか。
その点はさすがソニー。洗練されている。
シンプルながらも丸みを帯びたボディが何ともかわいい。
そして以前のワイヤレスイヤホンと比べると充電ケースはかなりコンパクトになったし、オシャレにもなった。
ソニーのワイヤレスイヤホンだと思うと外で着けていても堂々とできる!。。。気がする。
メリット3:ソニーの専用アプリで色々設定をいじれる
3つ目はアプリである。
ソニーから提供されているアプリと連動させることで電池残量のチェックはもちろん、センサーの操作変更や各種設定変更、ソフトウェアのアップデートもできる。
先ほどセンサーの不満を述べたが、設定自体をしないことも可能なので場合によっては検討したい。
でもノイキャンのオンオフは便利なんだよなあ。。。
あとは耳の形を測定したり、
自分に最適なイヤーピースを確認したりもできる。
音質もここで設定を変更できるので、キミがこだわる人間ならきっと完全に自分好みの設定にできるんじゃないだろうか。
余談だが私はスピークトゥチャットと耳の形測定以外はほとんどいじっていない。
まとめ
いかがだっただろうか。
WF-1000XM4について下記のことをまとめてきた。
WF-1000XM4を使って感じたメリット・デメリット
デメリット1:敏感すぎるセンサー
デメリット2:ずっと着けてると痛くなる
デメリット3:バッテリーのもち
メリット1:ノイキャン性能と圧倒的な没入感
メリット2:デザイン性とコンパクトな充電ケース
メリット3:ソニーの専用アプリで色々設定をいじれる
色々書いてはきたが、現時点では総合的に考えて買ってよかったと思っている。
まだ工事中に使ってはいないので、その辺りは進展があれば追記していきたい。