キミはチーズケーキが好きだろうか?
一番のオススメのチーズケーキはあるだろうか?
学校のテストや算数とは違い、美味しさというのは本当に数値化が難しいものだと思う。
世界一と言っても、何をもって世界一なのか。
売り上げ世界一なら世界一かというと、それも違うんじゃないかと。
そんなある意味不毛な論争に対し、「世界一じゃなく、あなたの人生最高に。」という回答を目指すチーズケーキがある。
今回は「入手困難なミスターチーズケーキを食べたら確かに人生最高だった」と題し、ミスターチーズケーキについてまとめていこうと思う。
幻?日本一入手困難?条件を揃えれば買うのは難しくはない
「世界一じゃなく、あなたの人生最高に。」というコンセプトのもと、オンラインでチーズケーキを販売しているMr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)。
ミスターチーズケーキを手掛けるのは、田村 浩二シェフ。
■経歴
料理人として13年レストラン業界で働く。シェフとして働いた2年間で、World’s 50 Best Restaurants の「Discovery series アジア部門」選出、「ゴーエミヨジャポン2018期待の若手シェフ賞」を受賞。香りをテーマに様々なプロダクトを開発。現在は Mr. CHEESECAKE の他、複数の事業を手掛ける事業家、経営者としても多方面に活躍。
濃厚なのにスッと溶ける味わいが話題を呼び、「幻のチーズケーキ」「日本一入手困難」などと話題になっている。
2021年1月時点で常設の店舗は無く、公式サイトで毎週日曜日と月曜日の朝10時から販売がスタート。
決まった日の決まった時間にしか買えないという意味では、確かにもしかすると「日本一入手困難」なのかもしれないが、「幻」「購入不可」というほどではない。
・一定レベルのネット環境
・日曜日か月曜日の朝10時ちょうどに公式サイトにアクセスできる状況
この2つの条件さえそろっていれば、普通に購入は可能である。
というか私がそうだった。
私は有線の光回線というどちらかと言えば恵まれたネット環境なので、例えばマンションとかでタダで使えるネット回線とかスマホだと多少は苦労するのかもしれない。
とはいえ何度かリロードしたり、ある程度時間を待つことができれば大丈夫だと思う。
ミスターチーズケーキを教えてくれた友人は少し手間取ったそうだが、10時ちょうどから購入手続きを始めて無事に購入できたそうだ。
ただ、基本的には10分程度で完売してしまうので、10時ちょうどには購入手続きに入れるよう、アカウントの登録とかは事前にやっておいた方が良いかもしれない。
ちなみに購入するとこんなメールが届く。
いわゆる保冷バッグに入っているものと箱に入っているものがあり、私は完全に自分用なので保冷バッグのものを購入した。
チーズケーキと送料1,200円をプラスして4,656円。
この時点で味はともかくとして、私にとっては人生最高の値段のチーズケーキである。
実際に届いたミスターチーズケーキはこんな感じ
日本一入手困難とか幻とか言われるくらいなので、注文しても届くまでに時間がかかるんだろうと思っていた。
実際私はクロワッサン餃子で1年近く待ったことがある。
関連記事:【1年待ちの絶品お取り寄せ】香川発のクロワッサン餃子を実際に食べた感想
しかしミスターチーズケーキは日曜日に注文し、次の水曜日には届いたので何だか拍子抜けだった。
ちなみに届く前にはメールで追跡番号などを知らせてくれる。
そして届いたミスターチーズケーキはこちら。
ミスターチーズケーキのロゴが入った紙袋で冷凍で届く。
紙袋から取り出すとこんな感じ。
若干マトリョーシカ的なイメージを持ったが、こちらは保冷バッグ。
パッと見は紙袋みたいだし、実際材質も紙なのかもしれないが内側を見れば一目瞭然。
開け口はマジックテープで止められるようになっていた。
そして保冷バッグの中にはチーズケーキ本体と、チーズケーキの食べかたや紹介文の書かれた紙が入っていた。
ちなみに賞味期限に関しては冷凍のためなのか意外と長め。
私は1月24日に注文したので、大体半年くらいである。
そして原材料を見ると、本当に様々なものが使われていることに驚いた。
ミスターチーズケーキは1つで3度美味しく食べられる
完全に冷凍された状態で届くミスターチーズケーキだが、美味しい食べ方として「冷凍」「半解凍」「全解凍」という3種類の食べかたが紹介されている。
”冷凍”のチーズケーキを食べた感想
まずは、冷凍庫から取り出してすぐのチーズケーキはこんな感じ。
厚みとしては、大体10等分ぐらいのサイズ感になっているはず。
接写するとこんな感じ。
キメの細かさは伝わるだろうか。
早速食べてみると当たり前だが固くはあるものの、ある程度力を入れれば問題無くスプーンですくえる。
説明にあるとおりアイスケーキのような味わいで、普通のアイスとはまた全然違う。
密度が濃いが舌触りはなめらかで、濃厚な中にさわやかな酸味が感じられた。
かたまりを飲み込むのがもったいなくて、いつまでも口の中にとどめていたいような気分になる。
”半解凍”のチーズケーキを食べた感想
次に半解凍のチーズケーキはこちら。
季節や環境によって多少まちまちではあるが、大体室温で1時間から1時間半程度が目安となり、シェフのオススメの食べ方になっている。
実際に食べてみると、確かに私自身も半解凍が一番美味しく感じた。
滑らかで濃厚な中にも、ところどころに残るアイスケーキ感。
食感や味わいのコントラストが非常に面白くて、ゆっくり味わいたいのにフォークが止まらない。
まさしく人生最高のチーズケーキが上書きされた瞬間である。
ただ、個人的には解凍時間の見極めがなかなか難しかった。
食べた時期が冬ということもあり、最初は室温(暖房はかけていない)で1時間半程度置いたところ全解凍になってしまった。
正直ほとんど見た目が変わらないし、初めてだったのでサインのようなものがわからなかったのかもしれない。
そういうのを見分けるポイントをキミが知っているならぜひ教えてほしい。
私が体験した半解凍もベストだったのかわからないので、またチャレンジしてみたい。
”全解凍”のチーズケーキを食べた感想
最後は全解凍のチーズケーキ。
記事では順を追って書いているが、実際には冷凍→全解凍→半解凍の順番で食べた。
上は一見形をとどめているように見えるが、フォークを入れると驚くほどにトロトロになっている。
説明に「まるでブリュレの様な滑らかさ」と書かれていて、最初は全然意味がわからなかったが実際に体験してようやく理解した。
個人的に大好きなパステルのプリンを彷彿とさせるような滑らかさときめ細やかさ。
甘みやチーズの香りが一番はっきりと感じられて、濃厚さは他2つの食べ方よりもさらにレベルが上だった。
見た目はシンプルそのものなのに、味わいは複雑で豊か。
トロトロなので半解凍以上にあっという間になくなった。
まとめ
いかがだっただろうか。
ミスターチーズケーキについて、下記のことをまとめてきた。
・人によっては入手は難しくても買えないことはない
・ミスターチーズケーキは意外と早く届くし、賞味期限は約6ヶ月
・1つで3度美味しいミスターチーズケーキ
・シェフもオススメの半解凍はやはりイチオシ
友人から教えてもらったこちらのチーズケーキ。
事前に相当ハードルを上げられていたので不安はあったが、実際に食べてみるとそのハードルを越えてきた。
一応半解凍が美味しかったと書いたものの、それはあくまでも3種類の食べかたの中での話。
他のチーズケーキと比較すれば、冷凍も全解凍も別次元で美味しい。
値段的にもタイミング的にも気軽に買えるものではないが、ぜひキミにも一度「人生最高」を体験してみてほしい。