2020年12月31日。一時代を気付いたサービスが終わる。
それはFlash。
動画やアニメーションなど、いわゆる「動く」コンテンツの礎を築いたサービスである。
キミはどうかわからないが、私のようなおっさんにとっては1つの時代の終わりを感じる。
しかし、Flashは我々に色々なものを残してくれた。
そんな功績をたたえるようなスペシャルムービーが、現在サントリークラフトボスのコンテンツとして公開されているが、これがとんでなくエモい。
今回は「【おっさんホイホイ】クラフトボスのスペシャルムービーが最高にエモい」と題し、クラフトボスのスペシャルムービーについてまとめていこうと思う。
これがエモいってやつか!クラフトボスのスペシャルムービー「Flash Back Memories」
何はともあれ、まずはこちらのムービーを見てほしい。
ナレーターはインターネット黎明期の超有名人、宮崎 吐夢(みやざき とむ)さん。
当時を知る人ならこれだけでたまらないはず。
そして今では考えられないかもしれないが、インターネット初期は常時接続ができなかった。
正確にはできたが、インターネットを繋ぐと普通の通話のような料金がかかってしまうため、おそらく一般家庭ではやっている人は少数だったんじゃないかと。
そんな中で定番だったのはNTTのテレホーダイ。
こちらは固定電話サービスにオプションとして付帯するもので、23時から翌日の8時までの間は定額でインターネットが利用できるというサービスだった。
そのため23時前になるといそいそとパソコンのセッティングを始め、時間になったらインターネットに繋ぐのが私は毎日の習慣になっていた。
動画の中の「ピーヒョロロ」みたいな音は当時主流だったダイヤルアップ接続の時に流れるもので、私も何度聞いたかわからない。
そんなピーヒョロロやウインドウズの当時の起動音、そして「小一時間問いつめたい」などの名言。
エモすぎる。
作りこまれているのはムービーだけじゃない。特設サイトもおっさんには最高にエモい
しかしムービーはもちろんのこと、特設サイトがスゴイ。
個人的にはサイトの方がインパクトがすごかった。
カウンター、BBS、派手な色使いやリンク集、「NEW」などのアイコン。
そしてカーソルにアイコンが付いてくるギミック。
私自身2000年ごろから趣味でHPを作っていたので、最高にエモい。
当時はどのサイトにもカウンターが設置されており、ゾロ目や1,000などいわゆるキリの良い番号は「キリ番」と呼ばれ、そのタイミングでアクセスすると管理人などに祝福されたり、HP上に紹介されたりした。
書いていて思ったが、管理人という表現もエモい。
これをエモいとキミが感じるなら、スマホではなくパソコンでぜひとも見てほしい。
そして、Special Thanksもしびれる。
キミがわかるなら、存分に当時に想いを馳せてほしい。
Flash文化全盛に青春を過ごしたおっさんが好きだったFlash。
Flashのサービスは終了してしまうが、当時を彩った名Flashのいくつかは当時のビジュアルそのものではないがYouTubeに上がっている。
私が当時好きで、今も見られる名作フラッシュをいくつかご紹介したい。
まずはFlash Back Memoriesのナレーターを務める宮崎 吐夢さん。
彼を一躍有名にしたのがこちらのFlash。
個人的にはマルコポーロのやつも好きだった。
あとは、こちらも。
そして名作Flashとして非常に有名なゴノレゴ。
一応シリーズだが、吉野家のインパクトはスゴイ。
吉野家ほど有名ではないが、こちらも好きだった。
こちらはラーメンズのネタをFlashにしたもの。
こちらの無駄に高いクオリティと歌唱力のエロドウガーも好きだった。
最後はちょっとしんみりしたネタを。
こちらは歌を含めて非常にマッチしていて、当時私は何度も号泣していた。
まとめ
いかがだっただろうか。
クラフトボスのスペシャルムービーやFlashについて下記のことをまとめてきた。
・2000年頃のネットの合言葉「テレホーダイ」「テレホ」
・宮崎 吐夢さんはFlash界から生まれた爆笑王
・特設サイトが最高にエモいしキリ番ゲットできる
・おっさんオススメFlash集は一度見てほしい
昭和、平成を駆け抜けたFlash文化。
令和にはどんなサービスや文化が彩るのだろう。