一過性のブームかと思いきや、意外と息の長い人気を続けているタピオカドリンク。
専門店でも様々な試行錯誤をし、色んな種類のタピオカドリンクが出ている。
今さらながら、私も負けじと色々なタピオカドリンクを試してみることにした。
今回は「今さらめちゃくちゃタピる。色んなアレンジタピオカドリンクを試してみた」と題し、自宅で様々なドリンクを使って存分にタピった様子をまとめていこうと思う。
まずは乾燥タピオカをゆでる
使用したのは富澤商店のカラータピオカミックス
冷凍品とかインスタントのタピオカもあるらしいが、今回使用したのはこちら。
カラータピオカミックス(乾燥) / 150g TOMIZ/cuoca(富澤商店)
富澤商店というお店のタピオカである。
よくあるブラックのタピオカもあったが、何となく”映え”なども狙ってカラーのやつを買ってみた。
時間はかかるものの、作り方はいたってカンタン。
鍋で1時間~1時間半程度ゆでて、タピオカが透き通ったらザルにあけて冷水でしめればOKである。
早速鍋に入れてみた。
何だか不思議な光景に見える。
料理をするような感じはない。
乾燥タピオカをゆでる前とゆでた後
ともあれこれをゆでること約1時間。
こんな感じになった。
アツアツだったので若干くもっている。
そして個人的には、「できあがりはそんなにカラフルじゃないな。。。」と思ってしまった。
よく見れば白いタピオカが多いので、カラータピオカと言いながら透明タピオカの比率が多い。
あとは、「そんなに大きくなくない?」とも思った。
いわゆるタピオカ専門店のタピオカに比べると、かわいいサイズ感な気がする。
乾燥したものと比べてそんなに変わってないのかと思い、一応並べてみた。
あ、ちゃんとでっかくなってる。
接写のためブレブレだが、でっかくなってはいた。
ただやっぱり、専門店よりは大きくない気がしなくもない。
1時間程度ゆでたが、もしかすると時間も影響しているのかもしれない。
タピオカをゆでる間に気付いてしまったこと
感じ方に個人差はあるだろうが、乾燥タピオカをゆでる時には結構独特な匂いがする。
何と表現すれば良いのかわからないのがもどかしい。
ただ昔、友人にもらった中国土産でキャッサバを使ったグミのようなものがあり、それがかなりまずかった記憶がある。
そして、その味と同じ匂いがした。
キミが気になるかどうかはわからないが、一応換気扇はしっかり回しておくことをオススメする。
いちいちゆでるのが面倒な場合は、冷凍も使える
私は面倒くさがりなので、一度に多めにゆでて一部はジップロック的な袋に入れて冷凍しておいた。
そして、冷凍したものはこちら。
私は解凍が面倒でそのまま使ったが、おそらく冷凍したものは少しゆで直したほうが良いと思う。
王道のタピオカミルクティーをまずはストローで
アレンジと言いながらも、何はともあれまずは王道から。
市販のミルクティーにタピオカを沈めてみた。
タピオカドリンクと言えば、やっぱりストロー。
さあ、飲むぞ。ズズズズズ。。。
吸えない。
いや、頑張ればいけるかも。
詰まった。。。
まあ、わかりきってはいたが。
気を取り直してこちらを使うことに。
100均のキャンドゥで買ったタピオカストローである。
ただ、これまたいわゆるタピオカ専門店のストローに比べると細い気がする。
不安はあったが、富澤商店のタピオカについてはこれで普通に飲むことができた。
タピオカミルクティーは王道で、安心して飲める味わいである。
ちなみに今回はタピオカそのものに特に味はつけていない。
タピオカ専門店などのタピオカは、黒糖や蜜などで煮込まれているものがほとんどである。
アレンジタピオカドリンク
1:タピオカミルク
アレンジの一つ目はミルクティーのティー抜き。
要はアイスミルクである。
カラーがもっと映えるかと思ったが、やはりそんなこともない。
中華料理屋とかで出てくる、ココナッツミルクにタピオカが入っているようなビジュアルである。
ミルクが淡白なので、少し物足りない感がある。
2:タピオカミルクコーヒー
ミルクティーがあるならミルクコーヒーもいけるだろう、ということで作ってみた。
ミルクに比べればコーヒーの苦みが加わり、飲みやすい。
無糖のコーヒーを入れたので、その分の物足りなさはあった。
3:タピオカコーヒー
前にリプトンのお店で、お茶の中にタピオカが入っているのを飲んだことがある。
ミルクとか無くても意外といけるかもしれないと思い、ブラックコーヒーで試してみた。
当然ながらビジュアルは映えない。
そして、オススメできる味でも無かった。
ブラックコーヒーの苦みを悪い意味でタピオカが吸い込み、苦さばかりが強調されていたように思う。
4:タピオカ抹茶ミルク
こちらは市販の抹茶ミルクにタピオカを入れてみた。
なんというか、やっぱりミルク感があると安心して飲める。
そしてこちらは甘味もついていたので、美味しくいただけた。
というか、そんなにアレンジ感も無いかもしれない。
5:タピオカソーダ
お次は炭酸水にタピオカを入れてみた。
液体は透明だがガラスのコップの厚みのせいか、そんなにはタピオカが見えない。
ソーダストリームで作った炭酸水だし、タピオカそのものに味は無いので、味自体も非常にあっさり。
ただブラックコーヒーとは違い、苦さや辛さが強調されることはなく、スッキリと飲めた。
6:タピオカビール
そして、ここからはアルコール。
まずはビールにタピオカを入れてみた。
もっとキレイなビジュアルになるかと思ったが、それほどでもなかった。
飲んでみると、自分の調理の問題なのかわからないが、グラスを傾けてもタピオカは口に入ってこない。
仕方なくストローで飲んでみたが、アルコールをストローで飲むのはやはりなかなかキツイ。
しかも炭酸。
ただ、味そのものはビールの苦みを程よく吸い込み、モグモグしながらビールを飲む行為も新鮮で良かった。
7:タピオカレモンサワー
お次のアルコールはレモンサワー。
グラスに注いでも全然レモンサワー感はなく、普通の炭酸水と見た目は全然変わらない。
そしてこちらもビール同様ストローですすらざるを得なかった。
まあ、スプーンですくって飲んでも良いが。
感想はビールとそんなに大差はない。
8:タピオカサングリア
お次はタピオカサングリア。
念のために補足しておくと、サングリアというのはワインにフルーツなどを入れて寝かせたもの。
一応中にフルーツは入っているが、赤ワインなので全然見えない。
後になって白ワインにしておくべきだったと後悔した。
ただ、味そのものはフルーツと調和して美味しかったと思う。
9:芋焼酎水+タピオカ割り
次は芋焼酎を水とタピオカで割ってみた。
ビジュアルでは全然わからないのが残念である。
以前にタピオカの原料であるキャッサバで作った芋焼酎があるという話を聞いたので、こんな飲み方を思い浮かんだ。
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まあ、正直あってもなくても味に影響はない気がする。
なにより、ストローで芋焼酎の水割りを飲むことがキツかった。
10:タピオ奏柚子+ソーダ
最後はサントリーのリキュール奏の柚子をソーダで割ったものに、タピオカを入れてみた。
ほんのりと色づいているのがわかってもらえるだろうか。
アルコールにタピオカを入れたドリンクの中では、これが一番美味しかったかもしれない。
炭酸を多めに入れればアルコール度数も抑えられるので、ストローでも何とか飲める。
ただ、ストローで飲むと吸収が良いので要注意ではある。
柚子のさわやかさに加え、リキュールには甘味も加わっているので、それらがちょうどよくマッチしていた。
まとめ
いかがだっただろうか。
タピオカドリンクのアレンジについてまとめてきた。
個人的に色々飲んで思ったのは、甘い系のドリンクがやはり美味しいということ。
カロリーや糖質は怖いが、甘いは正義である。
気に入ったものがあったら、キミもぜひ試してみてほしい。
私はとりあえず、タピオカはしばらくこりごりである。