キミはタリスカーを知っているだろうか。
飲んだことはあるだろうか。
スコットランドのスカイ島で作られ、「King of Drinks(酒の王様)」とも呼ばれたシングルモルトウイスキーである。
非常に個性的な味わいが特徴だが、更なる個性を加えることでまた違った魅力を感じることができる。
今回は「【スモーキー×スモーキー】タリスカーハイボールと燻製黒胡椒が合いすぎる」と題し、タリスカーと黒胡椒を使ったスパイシーハイボールについて実際に飲んだ感想も含めてまとめていこうと思う。
スコットランドのスカイ島で最も歴史ある蒸留所のシングルモルト「タリスカー」
1830年に生産が開始され、今なお世界中に熱烈なファンを持つシングルモルトウイスキー「タリスカー」。
そんなタリスカーの蒸留所は、自然環境が厳しく「ミストアイランド(霧の島)」と呼ばれるスコットランドのスカイ島、ロッホ ハーポートの入り江に位置しており、島の中で最も歴史のある蒸留所。
タリスカーの特徴はそんな厳しい自然をすべて受け止めるかのような潮の風味と、力強い黒胡椒を思わせるスパイシーさ。
すべてのラベルや箱に書かれた「MADE BY THE SEA」という言葉がその特徴や魅力を端的に示している。
そんなタリスカーは『宝島』の著者であるロバート・ルイス・スチーブンソンにも愛飲され、彼は「King of Drinks(酒の王様)」と称した。
さらに現在では世界No.1スモーキーシングルモルト*となっており、世界中に熱烈なファンを持つシングルモルトになっている。
*2022年の年間販売数量による(IWSR社調べ)
タリスカーハイボールとタリスカー スパイシーハイボールを飲み比べてガチレビュー
私のような庶民だとタリスカーをハイボールで飲むことすら少しもったいなく感じてしまうが、そこへさらに黒胡椒をオンしちゃう飲み方を今回はあえてキミにオススメしたい。
その名もタリスカー スパイシーハイボール。
私はトリスや角などのハイボールで黒胡椒オンを飲んだ記憶はあるがタリスカーは初体験。
ということでスタンダードなタリスカーと飲み比べてみることに。
しかも今回は特別にタリスカー謹製の特別な燻製黒胡椒をご提供いただいた。
さらに言えばグラスやペッパーミルも特製である。ホント、ありがとうございます。
とりあえずスタンダードなハイボールから飲んだが実にスモーキー。
ハイボールにしても個性は全然失われておらず、潮風のような味わいと香りにスパイシーさも効いている。
その後にスパイシーハイボールを飲むと良い意味で中和されているように感じた。
しかも黒胡椒も燻製されているだけあり、そこからもほのかなスモーキーさが加わってスモーキー×スモーキー。
ただケンカすることはなく別の魅力を引き出してくれている。
個人的には少し粗い黒胡椒の食感も良いアクセントになっているように感じた。
まとめ
いかがだっただろうか。
タリスカーとタリスカースパイシーハイボールについて実際に飲んだ感想も含めてまとめてきた。
「ハイボールに黒胡椒?」と及び腰になることなかれ。
特にスモーキーなウイスキーには相性が良いし、燻製の黒胡椒なら言うこと無し。
飲み比べての総括だが、個人的にはスパイシーハイボールを強く推したい。
キミもぜひ一度お試しあれ。