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タピるでもめるるでもなくメロる!?台湾メロンパン=ボーローヨーとは?

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タピるでもめるるでもなくメロる!?台湾メロンパン=ボーローヨーとは?

台湾メロンパン。
少し前にそんなキーワードを聞いたが、2021年に入って改めて話題になっているそうだ。

気になりながらも手を出していなかったが、意を決して実際にいただいてみることにした。

 

今回は「タピるでもめるるでもなくメロる!?台湾メロンパン=ボーローヨーとは?」と題し、台湾メロンパンとも言われる菠蘿油(ボーローヨー)についてまとめていこうと思う。

菠蘿油(ボーローヨー)はメロンパン?パイナップルパン?

菠蘿油(ボーローヨー)とは何なのかと言うと、「クッキー生地を乗せて焼いたパンに、厚切りのバターを挟んだ食べ物」のこと。
菠蘿(ボーロー)は「パイナップル」の意味であり、菠蘿油はつまりパイナップルパンみたいな意味になる。

しかし一般的には素材にパイナップルは使われておらず、もちろんパイナップルの味もしない。
なのになぜパイナップルかと言うと、焼き上がったクッキー生地のゴツゴツした感じがパイナップルに似ているから。

 

日本ではメロンパンが同じような作り方をされており、また諸説あるものの表面のゴツゴツした感じがメロンに似ていることからその名前がついたとも言われる。

そのため日本では「台湾メロンパン」という名称で売っている店もある。

 

ただ、今は台湾が一番メジャーなのかもしれないが実は発祥は香港。
そこから台湾、マカオ、北京にまで人気が広がっているそうだ。

少し前に一大ブームを巻き起こし、「タピる」という言葉まで生み出したタピオカ。

それに続いて「メロる」が生まれるかもしれないと言われるくらい、台湾メロンパンことボーローヨーは話題になっている。

 

東京浅草の台湾菠蘿油(タイワンボーローヨー)に行ってみた

そんなボーローヨーを実際に食べるために今回訪れたのは、東京は浅草にある台湾菠蘿油(タイワンボーローヨー)。

こちらは日本でも浅草にしかない。
というか悪い意味で有名になってしまったことを、私は後で知った。

インスタを見る限りこのお店のプレオープンは2020年6月なので、日本においてはパイオニアでないにしてもかなり早い部類に入ると思うが、やはり香港発祥なのに「なんで台湾?」という意見が多かったようだ。

 

マスコットも中国っぽいというか台湾っぽい感じだが、調べる限りでは日本にしかこのお店は無い。
とはいえ香港はもちろん、台湾でボーローヨーは一般的に食べられているものではある。

気を取り直してメニューを見るとこんな感じ。

ウワサのボーローヨーはもちろん、チーズ入り、あんこ入り、他にはエッグタルトや今さらのタピオカ、そして台湾土産の定番であるパイナップルケーキも売られている。

余談だが、パイナップルケーキには実際にパイナップルが使われている。

価格帯はこんな感じ。

ボーローヨーは2個買うとお得なようだ。

 

チーズボーローヨーを実際に食べてみた感想

2個買うとお得なのかもしれないが、私はチーズ好きなので迷わずチーズボーローヨーをいただくことにした。
チーズボーローヨーのビジュアルはこんな感じ。

個人的にはメロンパンとかパイナップルパンというよりは、シュークリームのような見た目だと思った。

やっぱりメロンパンと言えばこんな感じかな、と。

脱線するが、これは「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス」。
こちらもまた、美味しかった。

ともあれチーズボーローヨーを実食。

 

メロンパンをイメージしてたのでかなり甘いのかと思ったが、意外にも甘さは控えめだった。
そして濃厚なチーズの風味が押し寄せてくる。

バターも確かに濃厚だが、個人的には思ったほどではなかった印象である。
しかしほんのりあったかいパンの中、確かにバターはしっかりとしみ込んでおり、チーズの濃厚さと相まって背徳感を覚える味わい。

ただ、そこまでくどさを感じることなく私はペロリと平らげてしまった。

 

全体的にふわふわで柔らかいし、濃厚ながらも味わいは優しく、幸福感を覚える。

普通のボーローヨーを買っておかなかったことを後悔したが、改めて買っても先にチーズのを食べてしまったので確実にインパクトは弱まると思い、とりあえず今回は終了。

 

すぐ買える場所に無いのが残念だが、個人的にはリピートしたくなる美味しさだった。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

ボーローヨーについて、下記のことをまとめてきた。

 

・メロンパン=パイナップルパン
・「台湾メロンパン」と言われることが多いが発祥は香港
・東京浅草の台湾菠蘿油にはボーローヨー以外も名物がいっぱい
・メロンパンというよりシュークリーム的なビジュアル
・メロンパンと言いながら意外に甘くない
・染みまくったバターとチーズが悪魔的

 

ボーローヨーは美味しいが、タピるほど定着するかと問われると個人的には難しいと思わざるを得ない。
女子はわからないが、男子にとってはこれだけで1回の食事にするには物足りない量だし、かといって間食には重すぎる。

お値段もアレなので、もう少しコンパクトで安いボーローヨーがあると良いかもしれないと思ってしまった。

 

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