レモンピール。
私はカクテルのマンガでその言葉を知ったが、カクテルにはレモンピールを効かせるレシピがあり、そのある無しで名前が変わるものすら存在するとか。
そんなレモンのピールにこだわったサワーがある。
今回は「【ビール?いや、ピール!】サントリーの新作レモンサワーをガチレビュー」と題し、サントリーの新作THE PEEL<レモン>について実際に飲んだ感想も含めてまとめていこうと思う。
着想はリモンチェッロ。ピール=果皮にとことんこだわった新機軸のレモンサワー
サントリーから2025年4月1日発売のTHE PEEL<レモン>。
レモンを使ったサワーでありながら、その名の通りピール=果皮にこだわった本格的な味わいが特徴とのこと。
サントリーと言えばストゼロことストロングゼロに代表される-196℃製法が有名だと思う。
-196℃製法とは液体窒素で果物を皮ごと瞬間凍結させた後、粉々に砕いてウォッカに浸すというサントリーの特許製法。
液体窒素で凍らせたレモン
キリンの氷結も凍らせているイメージがあるかもしれないが、あちらは果汁のみを凍結させて使っているという違いがある。
-196℃製法のころから果皮へのこだわりは聞いていたが、今回はそこをさらに突き詰めてきている。
着想となったのは南イタリアの伝統酒であるリモンチェッロ。
画像はイメージ
リモンチェッロはレモンの果皮、ホワイトスピリッツ、水、砂糖類を使って作るお酒のことであり、果肉を使っていないにも関わらず代表的なレモン・リキュールになっている。
そこで長年に渡るレモン果皮の原料酒開発の技術と知見を結集し、香料・糖類無添加のレモン果皮100%スピリッツを使ったサワーづくりを目指し、完成にいたったというわけである。
THE PEEL<レモン>を実際に飲んだ感想
そんなTHE PEEL<レモン>を実際に飲んだ感想についてお伝えさせていただきたい。
とりあえずパッケージだが、「果皮でつくったサワー」と強調され、レモンも皮のみであると分かるデザインになっている。
グラスに注いでみるとこんな感じ。
レモンサワーにもクリアな色合いのものと白く濁っているものがあるが、ザ・ピールは白く濁っている。
実際に飲んでみると最初はクリアですっきりした味わいで、その後にレモン特有の苦味や酸味が追いかけてきた。
細かい違いではあるが今までのレモンサワーは比較的どちらかによったものが多いイメージで、そういう意味ではわずかながらも新感覚の味わいと言えるかもしれない。
まとめ
いかがだっただろうか。
サントリーの新作THE PEEL<レモン>について実際に飲んだ感想も含めてまとめてきた。
サントリーなのでこだわり酒場のレモンサワーやストゼロのレモンなどとどう違うのかと思ったが、実際飲み比べてはいないものの味わいが違うであろうことは予想できる。
キミもぜひ一度お試しあれ。