コーヒーにこだわりたいけどどこから始めれば良いのか?
キミがそんなことを思っているならこの記事は役に立つはず。
今回は「スタバとネスレの社員に奥深いコーヒーへの道の入り口とか美味しい淹れ方を聞いてきた」と題し、コーヒー豆の選び方から美味しいコーヒーの淹れ方まで、中の人に伺った色々なお話をまとめていこうと思う。
コロンビアの豆100% スターバックス コーヒー コロンビア
店舗を訪れることなく自宅やオフィスで手軽にスタバの味わいを楽しめる、スターバックス家庭用製品を幅広いラインナップで展開するネスレ日本。
中でもこだわりの一杯を自分の手で淹れたいユーザーに好評を博している「レギュラーコーヒー(豆)」から、2023年9月13日より新商品「コロンビア」が販売開始となった。
コロンビアと言えば言わずと知れたコーヒー生産大国であり、そこで生産されたコーヒー豆のみを100%使用したシングルオリジンコーヒー。
バランスのとれた豊かな風味と丸みのあるコクとみずみずしい味わいが特徴であり、ナッツを感じさせる後味も大きなポイント。
豆にこだわりたいと思いながらもどこから手を出したものか、そんな人が最初に手にするのにコロンビアはオススメの品種とのこと。
シングルオリジンのコーヒーには個性的なものも数多く存在するが、中でもコロンビアはバランスが良くて万人受けする味わいになっているとか。
そしてそもそもの豆の特徴だけでなく、ネスレ日本から販売されている3つの製品の中では一番低いミディアムローストであり、よりクセの少ない仕上がりと言える。
スタバ社員に聞いたコーヒー豆の選び方や挽き方
今回はスタバの社員さんにコーヒー豆の選び方や挽き方のポイントなども伺った。
スタバ社員さんからコーヒー選び初心者へのアドバイスは「まずは産地と特徴を覚える」。
ブレンドであっても豆の産地はパッケージのどこかしらに記載されており、産地によっておおまかに決まった味わいの特徴がある。
例えばコロンビアを含むラテンアメリカ産の特徴はバランスが良い、香ばしい、みずみずしくてさわやか。そのほかにスマトラなどインドネシア産はどっしりしたコク、と言った具合である。
なのでコロンビア産で物足りなく感じたらインドネシア産系に一気に降るか、それを少しブレンドした味わいなどの選択肢を持つことができる。
あとはコーヒー豆の挽き方は用途によって変えるべきというのも伺った。
挽き具合には粗塩、グラニュー糖、粉糖という大きく3種類の目安があり、後になるほどキメは細かくなっていく。
粉糖サイズは急速に抽出するエスプレッソマシンに適している。
グラニュー糖サイズはじっくり抽出するハンドドリップに適しており、粗塩サイズはハンドドリップよりももっと時間をかけて抽出するメッシュタイプの器具に適しているとのこと。
なので汎用的に美味しく淹れられるのはグラニュー糖サイズの挽き方になるんじゃないだろうか。
ネスレ社員に聞いた家庭でもできる美味しいコーヒーの淹れ方
さらに特別にネスレの社員の方にコロンビアを目の前で淹れていただいた。
美味しいコーヒーを淹れるためのポイントは分量、挽き具合、水、新鮮さという4点。
ちなみに粉とお湯のオススメの分量はパッケージに記載されている。
コーヒーの粉10gと180mlのお湯で淹れると、最終的に約150mlのコーヒーになるらしく、そちらが一つの基準となる。
分量の目安がわかれば味のブレが少なくなり、器具さえそろえばそこまで難しくはないとのことだった。
まず最初にドリッパー、ポット、コーヒーサーバー、そしてコーヒーカップを温めておくのがポイントと仰っていた。
すべての温度を近づけることで、より美味しいコーヒーへと繋がるらしい。
先ほど書いた通りハンドドリップなので、コーヒー豆の挽き具合はグラニュー糖くらいのサイズ感。
ドリッパーに粉を入れた後はできる限り平らにならす。
そしてコーヒーの粉全体にお湯が行き渡るように注ぎ、20~30秒ほど蒸らす。
この過程で味わいや香りが濃縮されるとのこと。
蒸らした後、中央からゆっくり円を描くように数回にわたってお湯を注いでいく。
自分で淹れる時にはここで立ち上る香りも楽しんでほしいと仰っていた。
そして淹れていただいたコーヒーがこちら。
写真では伝わらないが、現場ではコーヒーのいい香りがそこらじゅうに立ち込めていた。
実際にいただいてみるとクセが無く苦みなどもすっきりしていて、非常に飲みやすい。
コロンビアは万人に受け入れられやすい味わいとのことだったが、飲んでみて納得である。
そして淹れる過程をつぶさに眺めていたので美味しさもひとしお。自分で淹れるとさらに倍増するのかもしれない。
まとめ
いかがだっただろうか。
コーヒー豆の選び方から美味しいコーヒーの淹れ方まで、中の人に伺った色々なお話をまとめてきた。
余談だがスタバはコーヒー豆の買い付けにあたっての審査基準が200以上あるそうで、その項目は品質だけでなく生産地の労働環境や地球環境への配慮に関するものもあるんだとか。
そんな厳しい基準があるからこそ長年愛されるブランドになりえたのかもしれない。
コロナ禍で需要を増すコーヒー豆市場。
自宅でコーヒーを淹れる行為は心もお腹も満たしてくれるし、贅沢な時間を与えてくれる。
キミもぜひ一度お試しあれ。