キミは焼売のジョーを知っているだろうか。
行ったことはあるだろうか。
私は今回お邪魔するまで知らなかったが、焼売のジョーは大衆酒場でありながら女子から熱い注目を集めているらしい。
今回は「【明日に向かって食うべし】焼売のジョーのコスパを実食で検証!」と題し、焼売のジョーについてまとめていこうと思う。
客単価設定2,200円!女子に人気の焼売酒場「焼売のジョー」
焼売のジョーは2020年6月に1号店が川崎にオープンし、2022年3月現在は直営6店舗とライセンス1店舗の計7店舗で展開されている。
店名からもわかるが名物は焼売。
よくある蒸した焼売はもちろん、揚げ焼売や炊き焼売などもあり、サイドメニューも豊富。
女子人気の理由について、お店の方は下記の3点を挙げていた。
・かわいさのあるロゴ、内装
・イラストを使ったメニュー表
・パワーワード
ロゴや内装はこんな感じで、
パワーワードはこんなのだろうか。
ちなみに「ジョー」には深い意味は無く、語呂や語感で決めたとのこと。
そんな感じで焼売のジョーには色々と特徴があるが、個人的に特筆すべきは「客単価2,200円前後に設定」という点。
正直かなり安い価格設定ではないだろうか。
実際メニューを見てもこんな感じ。
確かにこの価格帯なら1人当たり2,200円前後で済ませられると思うが、こちらはただのメニュー表。
いくら安くても量が全然無かったり、味がからきしだったらあまり意味はないんじゃないだろうか。
そんな少しひねくれた感じで当初は見ていた。
自慢の焼売から新商品までガッツリ試食してきた感想
ということで価格に見合う味やボリュームなのか、実際に食べた感想も含めてお伝えしていきたい。
<ソルベサワー>いちごサワー 480円(税込528円)
まずはドリンクの新商品いちごサワー。
こちらは女子人気ナンバーワンのソルベサワーの新商品とのこと。
ソルベサワーは全部で5種類あり、左からラムネ、青りんご、マンゴー、いちご、ブドウとなっている。
グラスの別の面には「次が本当に最後の一杯」の文字が。
酒呑みの「酔ってない」と「最後の一杯」ほどアテにならないものはない。
それはさておき価格は480円(税込528円)。
とりあえず見た目は映えるし女子ウケもうなずける。
そして味はというと、美味い。
シャーベットのフルーツ感が明確で中には果肉も入っている。
そのままシャーベットを食べても美味しいし、溶かしてサワーと一緒に飲んでも美味しい。
おっさんなのに夢中でシャーベットにかじりついてしまった。
でも、おっさんでもおいしく感じられるしこれで480円なら満足できる。
焼売4種盛り 480円(税込528円)
次は焼売4種盛り。
一番上から時計回りに焼売、ガリ紫蘇(しそ)焼売、海鮮焼売、トリュフ焼売である。
こちらは単品でもそれぞれ注文可能であり、定番の焼売以外は全て新商品で、トリュフ焼売とガリ紫蘇(しそ)焼売は期間限定販売である。
食べ方に関しては各席にこんなポップが用意されている。
そんなわけでまずは定番から実食。
皮はモチモチで肉感が強い。個人的には好きなタイプの焼売である。
定番なので味わいも王道。ただ、飽きのこない感じはする。
お次はガリ紫蘇(しそ)焼売。
一瞬ピーマンで包まれているのかと思ったがそんなはずはなく、ほうれん草を練り込んだ皮とのこと。
ガリとシソが効いていて肉感が強くなりすぎずにバランスが良い。
次は海鮮焼売。
上に載っているのはとびっこらしい。
海老とホタテをふんだんに使っているとのことで、確かにプリプリとしていて味わいも食感も他の2つとは全然違う。
海鮮を存分に感じられるので贅沢感がある。
しかし贅沢感と言えば、やはりトリュフ焼売じゃないだろうか。
皮もトリュフが使われているのかと思ったが、この黒い皮は竹炭が練り込まれている。
お店の方から「これだけはそのままで」と言われたので何もつけずにパクリ。
うん、トリュフ。
確かなトリュフの芳醇な香りが感じられ、個人的には海鮮よりも贅沢感があった。
こちらも4種盛りでこの価格ならコスパは非常に高いと思う。
焼売は大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい。
とろーりチーズ麻婆豆腐 580円(税込638円)
お次はとろーりチーズ麻婆豆腐。
こちらは人気メニューの麻婆豆腐にモッツァレラチーズとパルメザンチーズをのせて仕上げた新商品とのこと。
名前に偽りはなく、確かにとろーりとのびるのびる。
この後食べ進めてもかなりのびていた。
味わいは山椒が効いており、思った以上に本格的な麻婆豆腐だった。
個人的にはデフォルトの麻婆豆腐はなかなか厳しかったかもしれないが、チーズのおかげで美味しくいただけた。
チーズ好きとしてはたまらないし、量も多くてコスパ良し。
鰻のせいろ蒸しご飯 680円(税込748円)
最後は鰻のせいろ蒸しご飯。
とりあえず鰻がこの値段なことにビックリする。
それこそ吉野家とか松屋とか、大手チェーンでないとできない価格帯じゃないかと。
しかも価格だけでなくビジュアルにもビックリ。
肉厚で見るからにふっくらした鰻である。
実際食べてみてもふっくらフワフワで程よい皮の弾力があって美味しい。
しかも驚くのは、ご飯がただの白米ではないこと。
鰻だったらタレをかければタレが染みてそれだけでも満足はできるが、このメニューのご飯はタレとガリとゴマで味付けされており、ご飯だけでも十分つまみになる。
他のメニューのコスパも高かったが、個人的にはこれがダントツだと思う。
仕事の細かさを考えても1,000円超えてておかしくないんじゃないかと。
まとめ
いかがだっただろうか。
焼売のジョーについて下記のことをまとめてきた。
・女子ウケ抜群の焼売のジョー
・ジョーに深い意味無し
・客単価2,200円設定はダテじゃない
・男子でもシャーベットサワーがオススメ
・鰻のせいろ蒸しご飯は必食
昨今焼売ブームがにわかに起き始めているとの話もあった。
キミも乗り遅れないように、とりあえずは焼売のジョーに行ってみてほしい。