キミは沖縄に行ったことがあるだろうか?
私は以前から行きたいと思いながらも、先日初めて訪れた。
そして、一発でハマった。
寒いのが嫌いだし、海が好きというのもあるだろうが、それより何より沖縄民謡で嫌なことやら悩みやらが吹き飛んだ気分である。
沖縄の人にはおおらかで元気なイメージがある理由が、現地に行って初めてわかったように思う。
今回は「沖縄行ったら沖縄民謡をぜひ生で!沖縄民謡が聴けるオススメの居酒屋3店」と題し、沖縄をこれ以上ないくらい堪能できる、沖縄民謡の生演奏付きの居酒屋をご紹介していこうと思う。
11月でも、素足で海に入れるくらいの沖縄
ちなみに私が沖縄を訪れたのは11月。そして離島ではなく、沖縄本島である。
あいにくの天気のため肌寒さを感じることもあったが、晴れればまだまだ半袖で過ごせる。
少なくともコートやダウンを着るような気候ではなく、朝晩の寒暖差も少ないので、非常に快適に過ごせた。
というか、関東に戻りたくないと心から思った。。。
そして「沖縄と言えばやっぱり」という海にも訪れ、水着になることはなかったものの、靴を脱いで浸かった。
正直どうかとは思ったし、最初は少し肌寒く感じたが、おそらく泳ごうと思えば普通に泳げた気がする。
地元民に聞いた!5月と夏のピークに沖縄に行くのはNG
初めての沖縄だったのにすっかりハマってしまい、早速次回はいつ来ようかと思っていたので、空港へ向かうタクシーの運転手さんにそのあたりを聞いてみた。
そして言われたのは、「5月と夏のピークに沖縄に行くのはNG」ということ。
夏は単純に人が多すぎるからだろうが、5月は何故なのかと少し疑問に思った。
話を聞いていくと、例年沖縄では5月に梅雨明けの宣言をするんだそうだ。
しかし実はこの宣言、観光客を呼び込むための苦肉の策。
実際には5月の沖縄は梅雨の真っ只中であり、遊びに来ても全然楽しめないという話を聞いた。
キミが沖縄行きを考えているのであれば、1つ参考にしてみてほしい。
そして、沖縄といえばやっぱりオリオンビール
沖縄といえば、何と言ってもオリオンビール。
全国的なシェアは低いものの、沖縄本土では絶大な人気を誇っており、最盛期にはなんと九割ものシェアだったんだとか。
沖縄とオリオンビールは切っても切り離せない。
飲み物としてもそうだが、沖縄においては大手企業であるオリオンビールは沖縄県内のイベントにほとんど協賛しているんだとか。
オリオン無くしてイベントは成り立たないと言われるくらいなので、本当に地元に心から愛されているビールのブランドだと言える。
ちなみに沖縄でオリオンビールを飲む時の一番のメリットは、オリオンビールの生が飲めること。
まあ、流通の技術が発達したおかげで、今はビンでも缶でも生と中身は変わらないが、確実に味は違う。
中身は同じでもビールは繊細なので、振動や温度変化、日光の影響などですぐに味が変わってしまう。
沖縄から都内などに輸送すればどうしてもそれは避けられないが、沖縄県内ならより良い状態で、しかも生を楽しめるというわけである。
本当にどこにでもオリオンビールが置いてあり、那覇空港の中でも飲むことができた。
ちなみにお店は沖縄通の人から教えてもらった
私自身が沖縄を訪れたのは初めてだが、今回ご紹介する3つのお店は毎年のように沖縄を訪れている知り合いから教えてもらった。
3つとも沖縄民謡の生演奏が聴けるお店であり、ステージがあることなどの共通点もあるが、3店舗それぞれに個性があり、それぞれに楽しかった。
どれかに行くのも構わないが、3店舗すべてを訪れてもきっと楽しめる。
それは身をもって体感した私が約束しよう。
ただ、どうせなら一緒に歌ったり合いの手を入れることをオススメする。
そしてできるなら、何人かで訪れたほうが良いかもしれない。
沖縄民謡が聴けるオススメの居酒屋1:島唄と地料理 とぅばらーま 国際通り店
1つ目は、こちら。
外観が結構特徴的で、入る前からなんだか楽しい気分になる。
お店の中はこんな感じ。
ステージは少し高い場所にある。
そしてもちろん、オリオンビールの生も。
ここの民謡は個人的に”職人”という感じだった。
大ベテランという感じの男性と、寸分狂わぬリズムを刻む女性。
歌う民謡もいかにも沖縄という雰囲気で、「沖縄らしさ」を味わうにはもってこいだと思う。
店名:島唄と地料理 とぅばらーま 国際通り店
住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-7-25
電話番号:098-862-3124
営業時間:11:00~24:00
沖縄民謡が聴けるオススメの居酒屋2:沖縄音楽食堂ライラ
2つ目にご紹介するのはこちら。
とぅばらーまに比べると、少し若者向けのお店と言える。
それを象徴するように、こんな大ボリュームのステーキも出てくる。
さらには、こんな感じでそびえ立つ肉の鍋も。
そして飲み放題になると、泡盛を使ったカクテルなんかも楽しめる。
そしてこちらは沖縄ならではの、豆腐とゴーヤーを使ったチャンプルー。
それ以外には、なかなか珍しい青パパイヤのサラダなんかもある。
あとは、チップスが全然チップスじゃないフィッシュアンドチップスも。。。
こちらは民謡の歌い手を撮影できた。
そういえば3店舗とも、男性と女性の組み合わせだった。
なにかルールがあるんだろうか。
そしてここのお店はお客のリクエストに答えてくれたり、沖縄の歌の中でも有名なものを多く選んでいるようなので、歌を聴くだけでも十分に楽しめる。
店名:沖縄音楽食堂ライラ
住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-1-1 プランタビルB1
電話番号:098-941-5003
営業時間:11:00~24:00
沖縄民謡が聴けるオススメの居酒屋3:うちなーだいにんぐ じなんぼう
3つ目はこちら。
店名は、店主が次男坊だからだとかそうじゃないとか。
ここでとりあえずオススメしたいのは、しゃぶしゃぶ三点盛り(海ぶどう・生もずく・あぐー豚)。
居酒屋の他に海ぶどうのお店も運営していることもあり、その美味さは群を抜いている。
私は正直海ぶどうが苦手だったが、ここのを食べて考え方が変わった。
もずくも驚くほどに美味い。
そして沖縄らしく、「琉球ハブボール」というハブ酒を使ったお酒もある。
ちなみにこの日は団体予約でほぼ貸し切りだったところを無理やりねじ込んでもらったので、ライブも何だか覗き見気分だった。
ただ、当たり前だが歌はバッチリ聴こえるし、十分に楽しめた。
そしてここの民謡奏者はなんと芸能人御用達らしく、そのためにお忍びで訪れることがよくあるんだとか。
実際若いのに素晴らしい腕前で、私もノリにノッてしまった。
店名:うちなーだいにんぐ じなんぼう
住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-1-1 プランタビルB1
電話番号:050-5589-7030
営業時間:【ランチタイム】11:30~15:00
【ディナータイム】18:00~翌1:00
沖縄県民はBEGIN(ビギン)を愛しすぎている。・・・でも、すぐに気持ちがわかるようになる
3つのお店で沖縄民謡を訪れて感じたのは、「沖縄県民はBEGIN(ビギン)を愛しすぎている。」ということ。
特に印象に残った2つの歌をご紹介する。
BEGIN/島人ぬ宝
この歌は3店舗すべてで歌われた。
おそらく他の店に行っても歌われる可能性が高いくらい、沖縄のソウルソングと言っても過言ではないかもしれない。
しかしキミも沖縄民謡に生で触れれば、すぐに「い~アーサーサー」と言いたくなることは間違いない。
BEGIN/オジー自慢のオリオンビール
こちらはなんとオリオンビールの歌。
歌の中に乾杯をする歌詞があるし、ついついオリオンビールを頼まずにはいられなくなってしまう、何とも魅惑的な歌である。
まとめ
いかがだっただろうか。
沖縄民謡が聴けるオススメの居酒屋として、3つのお店をご紹介した。
1:島唄と地料理 とぅばらーま 国際通り店
2:沖縄音楽食堂ライラ
3:うちなーだいにんぐ じなんぼう
キミが沖縄に行く時に、思い出してもらえれば幸いである。