日本を代表する料理の1つとも言えるおでん。
以前はコンビニでも寒い時期限定で販売されていたが、人気の影響で現在はほぼ通年購入できるようになっている。
手軽に食べられるおでんも良いが、お店で食べるおでんはまた別次元。
鹿児島県霧島市には、長く地元で愛されるおでんの名店がある。
今回は「地元で愛され続ける理由がわかる!規格外な鹿児島「おでんの掌」」と題し、地元で長年愛され続けるおでんの掌(つかさ)についてまとめていこうと思う。
創業は1974年。地元の人が鍋を持ち込む地元密着店
鹿児島県霧島市の国分中央というところにお店を構える、おでんの掌(つかさ)。
すでに他の店で一杯やってきたこともあり、写真がブレブレになってしまったと言い訳しておく。
改めて看板だけは撮り直した。
個人的には、これで「掌(つかさ)」と読むのに驚いた。
余談である。
1974年創業のこちらのお店は、カウンター席と座敷席があるが、決して広いお店ではない。
しかし、遅い時間でもほぼ満席。
私が行った時にはたまたま待たずに入れたが、場合によっては待つことを覚悟したほうが良いと思う。
とりあえず地元の人に愛されていることは、比較的高そうな年齢層を見てもそうだし、鍋を持ってきておでんのお持ち帰りをするお客さんが何人もいるのを見て実感した。
なんだかそういうのも、ほっこりする。
ちなみに地元の人はもちろんだが航空関係者、CA(キャビンアテンダント)さんたちにも御用達のお店らしく、運が良ければ遭遇できる可能性もあるかもしれない。
おでんのサイズが全体的にデカい。そして、なかなか見かけない珍しいおでん種も
とりあえずメインがおでんということで、おでんと言ったらやっぱりこれは外せない。
大根である。
比較になるものが無かったのでサイズ感が伝わりにくいが、なかなかのビッグサイズだった。
それ以外に厚揚げ、竹の子などをオーダーし、案内してくださった市役所の方が半分に分けてくれた画像がこちら。
デカいんだけどなあ。
伝わらないかもしれない。
でも、デカい。
からしもビンにたっぷりで頼もしかった。
ついでに頼んだたまごも、なんとも良い感じである。
あとは、もやしなんていうなかなか珍しいおでん種もあった。
自分が普段食べるもやしと比べると、一本一本の味わいや歯ごたえがしっかりしている印象だし、おでんの出汁もたっぷり染み込んでいて美味しかった。
これは反則レベル!他と比べてもデカすぎたおでんのスジ
いくつかおでん種を紹介したが、個人的にビックリしたのはスジ。
地方などによってスジにも種類があるそうだが、掌(つかさ)のスジはいわゆる牛すじである。
そのスジの画像がこちら。
割り箸を載せているので、他よりは大きさが伝わりやすいはず。
とりあえずデカい。そして、厚い。
セブンイレブンの牛すじとかが普通だと思ってしまっているが、それに比べればこれは一体何倍あるだろう。
これだけ大きいせいか、食感はトロトロという感じではなく、柔らかいながらも歯ごたえや弾力がしっかりと感じられた。
これまた出汁をたっぷり吸って、たまらない。
おでんの掌(つかさ)の意外な名物。鶏のから揚げ
おでんのお店ではあるが、意外な名物料理がある。
それは、鶏のから揚げ。
銀紙が何とも家庭的な雰囲気である。
いわゆるチューリップから揚げというやつだが、ニンニクがガツンと聞いていて、とりあえずキミや私だけでなく男子全般きっと好きな味のはず。
ビールが進んでたまらない。
これもわかりにくいが結構なサイズ感で、しかも鶏もすごくジューシーで美味しかった。
確か裏メニューだった気も。。。〆のTKGも規格外
そして、〆にはTKG(卵かけごはん)をいただいた。
酔っぱらっていたため恥ずかしながら記憶があいまいだが、確か裏メニューだったような気もする。
私はお店の常連である霧島市役所の人と行ったので大丈夫だったが、初見で出してもらえるかどうかは試してみてほしい。
そんなTKGの画像がこちら。
1つ割れてしまっているが、なんと黄身が3個載っている。
こんなTKGを見たのは生まれて初めてだった。
家でもこんなことはしたことがない。
何とも贅沢で濃厚すぎるTKGに、心も体も満たされ、すっかりノックアウトさせられてしまった。
まとめ
いかがだっただろうか。
鹿児島県霧島市で長く愛される名店、おでんの掌について下記のことをまとめてきた。
・創業は1974年。地元の人が鍋を持ち込む地元密着店
・おでんのサイズが全体的にデカい。そして、なかなか見かけない珍しいおでん種も
・これは反則レベル!他と比べてもデカすぎたおでんのスジ
・おでんの掌(つかさ)の意外な名物。鶏のから揚げ
・確か裏メニューだった気も。。。〆のTKGも規格外
そういえば座敷は、座敷というか人の家の居間みたいな雰囲気だった。
畳の部屋にテレビとちゃぶ台があり、そこでおでんやお酒をいただく。
そういうのも味の1つになっていると思う。