あれは劣化した味なのかと気付かされた黒ラベルのおいしさ体験会

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あれは劣化した味なのかと気付かされた黒ラベルのおいしさ体験会

キミは劣化したビールの味を知っているだろうか。
気付けているだろうか。

私は味わいの違いはわかるものの、そのビールが劣化しているかどうかには鈍感だったように思う。

しかし先日通常のビールと劣化したビールを飲み比べ、目からウロコが落ちる思いをさせていただいた。

 

今回は「あれは劣化した味なのかと気付かされた黒ラベルのおいしさ体験会」と題し、先日参加させていただいたサッポロ生ビール黒ラベルのおいしさ体験会についてまとめていこうと思う。

パーフェクト黒ラベルが飲める東京銀座のフラッグシップビヤバー

お邪魔したのは2019年7月に東京銀座にオープンした、黒ラベルのフラッグシップビヤバーである「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR(ザ バー)」。

この店のコンセプトは「最もビールがおいしい瞬間はその日の1杯目」
その大切な1杯目を「完璧な生」でスタートしてもらうことに徹底的にこだわっており、同じ黒ラベルでも3種類の異なる注ぎ方で楽しめる。

具体的な提供メニューは下記3つ。

・パーフェクト黒ラベル
・ファースト
・ハイブリッド

そのためにパーフェクト黒ラベルカランとスウィングカランという2種類が用意されている。

左:パーフェクト黒ラベルカラン 右:スウィングカラン

それぞれに特徴をお伝えするとパーフェクト黒ラベルはパーフェクト黒ラベルカランを使い、クリアな味わいや泡のクリーミーさなど、とにかく完璧な生を目指している。

ファーストはスウィングカランで一度注ぎしており、爽快感を実現した日本の原点とも言える注ぎ方。

ハイブリッドはパーフェクト黒ラベルカランで液体を注ぎ、スウィングカランで泡付けをするまさしくハイブリッドになっている。

 

そして現在は東京銀座にしかフラッグシップ店は無いが、期間限定で大阪と福岡にオープンする。

こちらでは大人のバーフードを意識したフードメニューも用意される。

サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR FUKUOKA
住所:福岡市博多区博多駅中央街1番1号 博多活憩通り
開催期間:2023年7月13日~8月6日
営業時間:平日 13:00~22:00、土日祝日 11:00~21:00

サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR OSAKA
住所:大阪府大阪市 梅田駅周辺 ※詳細未定
開催期間:2023年8月17日~9月10日
営業時間:平日 13:00~22:00、土日祝日 11:00~21:00

完璧な黒ラベルの前にあえて劣化してビールを飲み比べて衝撃を受けた

そんな完璧な黒ラベルを味わう前に、通常の黒ラベルと劣化した黒ラベルを体験させていただいた。

泡はあえて足していないと思うが、パッと見の色合いや匂いでは大した違いはわからなかった。

劣化したビールの特徴としては「紙や段ボール臭、舌の奥で渋み、舌の両端で酸味を感じる傾向」と記載されている。

実際に飲んでみるとそこまで細かい特徴はわからないが、確かに飲み比べると全然味わいが違う。

 

というか「安かったり微妙な感じの居酒屋で出てくるビールの味だ」と個人的には思った。

お店によってはビールの銘柄を選べなかったり、どのメーカーのビールを出しているのかわからないので「こういう味のビールなのかな」と思っていたが、そんなことはなく劣化しているんだとこの日気付かされた。

まさに目からウロコ。

 

知って良かったのかはわからないが、非常に大きな気付きだったように思う。
とりあえずお店でこの味のビールが出てきたら早々に退店することを決意した。

とはいえビールは非常にデリケートな飲み物なので、本当に美味しいビールを飲みたいならこういうお店に来るしかないのかもしれない。

 

飲み比べの後には完璧な黒ラベルも注いでいただいた。

劣化したビールを先に飲んだおかげなのか、心の底から美味しいと感じられた。

まとめ

いかがだっただろうか。
サッポロ生ビール黒ラベルのおいしさ体験会についてまとめてきた。

劣化したビールとの飲み比べはなかなか経験できるものではないし、個人的にやろうと思うともったいなさが勝つ気がする。

 

しかし非常に興味深いというか、きっと思うことや気付くことがあるはず。

キミもぜひ一度お試しあれ。

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