およそ15,000銘柄あると言われる日本酒。
意識しないと有名な銘柄にしか出会わないが、地域や酒造によって様々な個性があり、正統派から個性派まで実に奥深い。
そんな中で間違いなく個性派の1つと言えるサンキューバターマッチ。
バター料理とのベストマッチを目指して誕生したこの日本酒。
今回は「サンキューバターマッチでバターにも日本酒にもサンキューしたい」と題し、サンキューバターマッチという日本酒についてまとめていこうと思う。
バターや濃厚テイストの料理とベストマッチ「サンキューバターマッチ」
小西酒造株式会社から販売されたサンキュー バターマッチ。
とにもかくにもバター感を前面に押し出したパッケージが目を引く。
まるでバターのようなアイスや、バターをそのまま挟んだお菓子やパンなどが近年大きな話題になっており、バターの存在感は高まるばかり。
そんなバター系フードに合わせるべく誕生したのがサンキュー バターマッチという日本酒。
バターしょうゆや味噌バター、ガーリックバターなどなど各種バター系フードはもちろんのこと、濃い味わいの料理ともフードペアリングが楽しめるとのこと。
日本酒なので素材にバターは使われておらず、当然ながらグラスに注いでもほぼ無色に近い色合い。
とはいえコクがありながらもすっきりした後味になるよう設計されており、それがバターを使った料理にマッチする。
パンとのペアリング
そんなわけで実際どのくらい合うのかバター系フードに試してみた。
まずはパン。
パンにはきっとバターが使われているはず、ということでチョイスしてみた。
料理なのかと言われると疑わしいが、スイーツにも合うらしいのでなんならスイーツ扱いで。
正直日本酒にパンを合わせるのは初めてだが、確かに合う。
パンの甘みを受け止めて膨らませてくれるし、味の邪魔をしない。
こちらのパンにはマーガリンとはちみつゼリーが入っているが、その塩味と甘味にも調和していた。
ほうれん草のバターソテー+αとのペアリング
お次はほうれん草のバターソテー+α。
大方予想はついているかもしれないが、+αの焼きそばはこちら。
それにほうれん草のバターソテーを手作りして勝手にトッピングした。
マヨネーズにも見えるがバッチリバターである。
実際に合わせてみるとバター風味とバターマッチがうまく絡み合い、すっきりした後味でほんのり余韻を残しながらもキレイに洗い流してくれる。
濃厚な料理にも合うということで一応焼きそばとも合わせてみたが、個人的にはバターソテーのほうがマッチしていたように思う。
じゃがりこ じゃがバターとのペアリング
3つめはじゃがりこ じゃがバター。
まごうことなきバタースイーツである。
まあ、スイーツと言っていいのかわからないが。
こういう組み合わせも正直初めてだったが、バターマッチの懐は深い。
というか日本酒の懐の深さなのかもしれない。
ともすればチープになりがちなお菓子の味わいを一段上に引き上げてくれる。
そして、じゃがバターとの相性もバッチリ。
お菓子であっても受け止めて味わいを膨らませてくれる。
まとめ
いかがだっただろうか。
サンキューバターマッチについてまとめてきた。
今回は3つのフードとのペアリングを試したが、個人的にはじゃがりこ じゃがバターがイチオシである。
とはいえサクサクゴクゴク進んでしまうので油断すると危険を伴う。
途中適度に水をはさみながら、キミもぜひ一度お試しあれ。